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福富 達也 院長の独自取材記事

ふくとみクリニック

(豊川市/御油駅)

最終更新日:2020/11/25

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名鉄名古屋本線の御油駅から歩いて5分。鳥のさえずりが聞こえるのどかな住宅街の一角に「ふくとみクリニック」がある。院内に入ると迎えてくれるのは、福富達也院長をはじめ、優しい笑顔のスタッフたち。「健康や悩み事について気軽に相談できるホームドクター」を理念に掲げる同院は、そのコンセプトのとおり、安心して立ち寄れそうな温かみのある雰囲気にあふれている。心臓・頸動脈・腹部・甲状腺の超音波検査をはじめ、さまざまな検査に対応しているのが同院の強み。循環器内科を専門とする福富院長は、心臓疾患のカテーテル治療を数多く経験しており、糖尿病治療をはじめ内科全般の診療経験も豊富で、幅広い症状の患者を受け入れている。明るく話好きな福富院長に、診療にかける想いを詳しく聞いた。
(取材日2020年11月4日)

心疾患や糖尿病など幅広い症状に対応

2021年は開業10年目の記念の年ですね。

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はい。前任の院長よりクリニックを引き継ぐ形で当院をオープンし、10年目を迎えます。もう10年か、と思うほどあっという間でしたが、地域の皆さんが温かい目で応援してくださっているおかげで、毎日充実して診療できているように思います。10年の間に、通院が困難になった高齢の患者さん宅に訪問診療を行うようになったり、近隣の障害者支援施設で月に1回医療サポートをさせていただくようになったりと、だんだんと地域に根差した活動ができるようになってきました。これからもちょっとした健康相談でも気軽に立ち寄っていただき、患者さんに元気になっていただければうれしいです。

患者さんはやはり近隣の方が多いのでしょうか。

そうですね。この周辺に住まれている方が中心で、ご家族で来ている方が多いです。私はもともと循環器内科が専門なのですが、お年寄りからお子さんまで患者さんの年齢層が幅広いので、専門に偏ることなく風邪やインフルエンザなどの一般内科、呼吸器系の病気、花粉症、皮膚の気になる症状なども診療しています。この地域の校医や園医も担当しているので、学校へ行くと、いつも診療しているお子さんたちに会うこともあります。

内科をはじめさまざまな疾患に対応されているとのことですが、特に多い疾患などはありますか?

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一般内科のほかは、やはり高血圧の方がたくさん来られますね。私は開業するまでは主に心臓血管のカテーテル治療を専門としていたので、今も狭心症や心筋梗塞などの循環器系の疾患の方を診る機会が多いです。また、糖尿病は全身の血管に影響する疾患であり、循環器疾患とも強いつながりがあります。糖尿病の方が狭心症や心筋梗塞を起こすこともよくあるんですよ。そこで当院では従来の糖尿病治療に加えて、DPP–4阻害薬やSGLT2阻害薬といった投薬治療も取り入れています。入院を要する手前の段階までは当院で治療できますし、食事や運動に関するアドバイスも行っているのでぜひ相談してほしいですね。また、高齢の方も多くなってきていますので、血管年齢検査や動脈硬化などの検査がすぐにできるようにも対応しています。

医師としてのさまざまな経験が今の診療の礎

先生のこれまでのご経歴についてお聞かせください。

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名古屋市立大学医学部を卒業してそのまま大学病院で研修をした後、最初に赴任したのが豊田市の足助病院でした。そこでは専門に偏ることなくなんでも診療することが求められたので、さまざまなことを勉強し身につけることができました。当時は夜間当直の際に、外科的な治療を行うこともありましたね。そしてその頃、心臓の治療への関心が高まり、当時、県内で心臓カテーテル治療の実施件数が多かった豊橋東病院に国内留学してカテーテル治療を学びました。当時の副院長で現豊橋ハートセンター院長の鈴木孝彦先生は、私の循環器内科医としての恩師で、今もたいへんお世話になっています。

先生にとって、循環器内科の診療の魅力はどんなものですか?

心臓は生命の中心であり命に関わる大切なものなので、もともと興味がありました。当時、血管のカテーテル治療というものが登場してそれに衝撃を受け、自らもやってみたいということで学び始めたんです。患者さんは最初、胸が痛いなどの症状でみえます。心電図やエコー検査などをして、冠動脈の狭窄が疑われれば、血管造影を行うことになります。その結果で悪いところがあれば、自らカテーテル治療を行い、自己完結することができるというのは魅力ですね。病院での勤務時代は夜中にカテーテル治療で呼ばれたり、緊急の検査も多くありました。命に直結する治療に携わった日々はとても貴重な経験となっています。

当時のご経験が現在の診療にも生かされているのでしょうか?

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内科のさまざまな疾患を幅広く診るためには、やはり若い頃からやっていたことが生きてくるわけです。専門的な治療に関しては、これまでの経験を生かしていくことで、患者さんの症状から危険なサインにできるだけ早く気づいてあげられるようにしたいと思っています。例えば以前に、40代の患者さんから、健診結果で腫瘍マーカーの数値が上がっているから検査してほしいと要望を受けたことがありました。そのお話の中で「テニスをやっている時に胸が痛くなった」とおっしゃったので、すぐに負荷心電図検査を行ったのです。すると心臓血管(冠動脈)の狭窄の疑いが出てきたため、豊橋ハートセンターを紹介すると、冠動脈の根本の部分が悪くなりかけていたことがわかり、ただちにバイパス手術をお受けになりました。患者さんの命に関わる危険なサインにいち早く気づいてあげられたことは本当に良かったと思います。

患者の健康を見守り続けることが大切な役割

先生が診療で心がけていることはどんなことですか?

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できるだけしっかりと患者さんの話を聞くことですね。体調不良だけでなく、体そのもののことや日々の健康に関する相談事を気軽に話してくれる方も増えてきました。そういった相談を受けていると、例えば整形外科的な症状など、自分の専門とは別の知識も幅広く持ち合わせていないといけないなと思い、自分でも勉強するようにしています。また待合室などにも関連する本を置いて、患者さんに読んでもらっています。私たちかかりつけ医は、自分の専門以外の病気にも幅広く対応できる知識を持ち、患者さんのさまざまな訴えに対して適切な治療や指導を行いつつ、患者さんの健康を見守り続けることが大切な役割だと思っています。

クリニックの今後の展望をお聞かせください。

最近はさまざまな患者さんのニーズに応えるべく、漢方薬を使った治療に力を入れるようになりました。漢方薬には、体の根本に働きかける力があるように感じています。例えば、熱が出たら一般的には解熱剤が処方されますが、それは体が熱を出してウイルスや細菌に抵抗しようとしているのを妨げることにもなります。それに対して、体を温めながら回復を図るのが漢方薬の特徴なんです。このような特性を踏まえると、感冒や慢性疾患の中には、漢方による治療が向いているものが多いとも考えられるのです。漢方のことをご存じの方はまだ少なく、患者さんに説明するのには時間がかかってしまいますが、理にかなっていることを知ってもらえたら興味を持ってもらえると思います。今後はお一人お一人に合った漢方薬を提案し、皆さんにご自身の体のことにもっと関心を持ってもらえるように働きかけていきたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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私もそうですが、毎日忙しい中でなかなか運動する機会が少ないかと思います。話を聞いてみると運動をほとんどしていないとおっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。私は毎朝、簡単な体操をした後に通勤しているんですが、例えば足踏みをしたり、少しでも歩くようにしたり、短時間でも運動する習慣をつくるのはとても大切なことです。診察の中でも、肩凝りを訴える患者さんと肩の運動を一緒にやったりしています。年を取ってからも元気でいるために、患者さんとともに頑張っていき、これからも地域に根差したクリニックであり続けたいと思います。コロナ禍の中、感染症が心配な方もいらっしゃるかと思いますが、当院では定期的な消毒、アクリル板の設置、空気清浄機の増設を行い、皆さんに安全に受診していただけるよう配慮していますので、ご自身の健康に不安なことがあればどうぞお気軽にお越しください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・予防接種
インフルエンザ/3500円(子ども2回目2500円)、MR(麻疹・風疹)ワクチン/1万円、水痘(水ぼうそう)/6500円、おたくふかぜ/5000円、肺炎球菌ワクチン(成人用)/6500円、B型肝炎ワクチン/5000円

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