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避妊や月経困難症、生理不順などに活用
低用量ピルとの付き合い方

山田シティクリニック

(名古屋市中区/伏見駅)

最終更新日:2021/10/14

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  • 保険診療
  • 自由診療

産婦人科と小児科を併設した「山田シティクリニック」。「名古屋の中心部にあるためか、妊娠にまつわるさまざまな事情を抱えて来院される方もいらっしゃいます。月経困難症や月経周期異常などで処方する低用量ピルには、避妊のための働きもあることも、当院ではお伝えしています」と院長の山田隆祥先生は語る。また同院では性感染症の検査も積極的に行うことで、自覚症状がないまま感染症が進行することによる不妊症や感染症の広がりなどを防いでいくための啓発にも注力している。「正しい知識を身につけることでご自身とパートナーの体を守り、いつか心から望んだ妊娠に備えてほしいのです」と力を込める院長に、同院で対応しているさまざまな取り組みについて話を聞いた。

(取材日2021年10月6日)

月経困難症や月経周期異常、避妊などで用いられる低用量ピルとうまく付き合い、心の安定にもつなげていこう

Q低用量ピルを服用するメリットについて教えてください。
A
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▲副作用も低減されている低用量ピル

生理のクオリティー向上寄与のために用いられる点が、一番のメリットでしょう。少し前までは「避妊のために使う副作用の強い薬」というイメージを持つ方が多かったようですが、低用量ピルはホルモンの配合が低用量のため副作用も低減されています。また適切に服用することで、月経困難症や月経周期異常、避妊などに働かせていくことができ、月経にまつわる体の調子が整うことで心にもいい影響が期待できるでしょう。また、将来的な子宮内膜症予防への応用も期待され研究が進んでいます。最近ではお母さまがピルを服用されており、お嬢さんの中学・高校受験の時期にピルを希望されることも増えました。それほど理解が進んでいるのだと感じます。

Qとはいえ、患者さんは副作用を気にされるのではないでしょうか。
A
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▲不安を払拭するためにしっかり説明してくれる院長

薬ですから100%安全ですと言い切れないのは確かです。吐き気やむかつき、頭痛、むくみなどが主な副作用に挙げられますが、最も注意すべきは血栓です。血栓が血液中を移動し、心臓・肺・脳などに移動すれば命に関わる場合もあります。35歳以上の方、肥満傾向の方、高血圧の方、喫煙する方はリスクが高くなりますので必ず事前に血液検査をした上で処方の判断を行います。特に喫煙は注意が必要で、年齢と喫煙本数など場合によっては処方ができない場合もあります。また副作用は飲み始めて数ヵ月の間に現れることが多く見られます。そういったリスクの面などもしっかり説明し、それらを患者さんが納得した上で服用することが大事なのです。

Qこちらでは人工妊娠中絶手術にも対応しているそうですね。
A
3

▲静脈麻酔を用い、眠った状態で手術が可能

当院では静脈麻酔を用い、眠った状態で手術を受けていただきます。手術自体は10分程度で、その後麻酔の切れ具合にもよりますが全体でおおよそ3時間ほどで帰宅が可能な場合がほとんどです。手術の際には必要であれば性感染症の検査をし、術後には必ず避妊の説明を行います。クラミジア感染症などの性感染症は無症状で放置すれば不妊症の原因にもなりますし、妊娠を望んでいない方の場合はピルの服用という選択肢があることをご紹介しています。そういった知識を身につけ、いつか自ら望んだ妊娠へとつなげていくためにも、ご自身の身を守っていってほしいですね。

Q性感染症検査を受けることも大切なのだとか。
A
4

▲自分の体を守っていくためにもまずは相談を

性感染症、中でもクラミジア感染症にかかっている人のほとんどは無症状とされています。ということは、当人だけではなく性交渉をした相手にも感染させてしまっている可能性があるわけです。ピルを服用すれば性交渉の際にコンドームを使用する必要がなくなると考える方が多いですが、感染症予防のためにも必要であることを、同時に周知していかなければなりません。私たち産婦人科の役割の1つに、女性の体を守り、そのパートナーの体も守っていくことがあります。また先ほども言いましたように、性感染症が不妊症につながる場合もあります。将来に関わる可能性も考え、少しでも違和感があるのでしたらぜひご相談いただきたいと思います。

ドクターからのメッセージ

山田 隆祥院長

今は「低用量ピルをうまく取り入れ、生理にまつわる体調不良や周期異常の対策を行うことで、学校行事やお仕事などの大きなイベントに備える」という使い方をする方が増えてきたと感じています。重い生理痛などの月経困難症、月経が規則正しく来ない月経周期の異常、避妊などに対して用いることで心の部分も軽くなれば、学校や社会生活ももっと送りやすくなるとも思うのです。低用量ピルに対して不安を感じる人も多いと思いますが、その不安を払拭するための説明は精一杯行います。生理の質を上げていき、ご自分の体を守っていくためにも、まずは専門家である私たちに相談することから始めてみてはいかがでしょうか。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ピルの処方/2600円~

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