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女性医師によるきめ細かな診察
予防接種・夜尿症などの相談も対応

山田シティクリニック

(名古屋市中区/伏見駅)

最終更新日:2022/08/05

山田シティクリニック 女性医師によるきめ細かな診察 予防接種・夜尿症などの相談も対応 山田シティクリニック 女性医師によるきめ細かな診察 予防接種・夜尿症などの相談も対応
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「食物アレルギーが出ているのかもしれない」「首の据わりが遅いのかも……」「発語が他の子より遅いのでは?」「小学校に上がったのにおねしょが続く」など、育児に関する悩みはどの親であっても尽きない。名古屋市の中心に位置する栄にある「山田シティクリニック」で小児科を担当するのは、副院長である山田尚美先生だ。「育児の不安は誰しもが抱えるもの。特にこのエリアは核家族も多いようです。インターネットの情報などに振り回されず、一人で抱え込まず、まずは専門家である私たちに相談してください。お子さんお一人お一人に合ったアドバイスを行いますから」とはつらつとした中に穏やかさを感じさせる口調で話す。そんな副院長に、親が抱えるさまざまな悩みに対する同院のスタンスなどを詳しく聞いた。

(取材日2021年10月6日)

女性医師によるきめ細かな診察。発育相談、夜尿症、予防接種、アレルギーなど幅広く対応

Qこちらでは発育相談などにも対応しているそうですね。
A
山田シティクリニック 診察室は診療科目別に区別されている

▲診察室は診療科目別に区別されている

生後2ヵ月目くらいから小児科での予防接種が始まります。そこでは当然お子さんの様子などを聞きますので、自然発生的に相談が始まることが多いですね。もちろん1歳半・3歳健診などはありますが、その間に何も心配事が生じないということはなかなかないでしょう。予防接種と同時に月齢に応じた発育状況を確認し、同時に親御さんの心配事などを伺っていくという形が多いです。病気によって本来の発育が阻害されていないかを確認することも、小児科の大切な役目です。

Q予防接種はどのように行われていきますか?
A
山田シティクリニック 保護者の意思も尊重しながら話すことを心がける尚美副院長

▲保護者の意思も尊重しながら話すことを心がける尚美副院長

現在はワクチンの種類が増えたことによる同時接種が通常になってきました。そこで親御さんが心配されるのは、同時に複数の接種を行うことによる副反応です。しかし、実際はそこまで心配する必要はありませんから、そこもしっかりと説明を行った上で予防接種のスケジュールを立てていきます。もちろん接種後の発熱などはあり得ますし、そういう場合の対処法も必ずお伝えしています。ワクチンはお子さんの命を守るために必要なものであり、同時に社会を守るためにも重要なものです。親御さんにもいろんな考えを持つ方がおられますから、親御さんの意思も尊重しながら、「子どもの命と社会を守るもの」と理解を促す点も大事だと心得ています。

Qアレルギーの相談にも対応しておられると伺いました。
A
山田シティクリニック 子どもの様子を把握しつつ、年齢や症状に応じた対処法を提案

▲子どもの様子を把握しつつ、年齢や症状に応じた対処法を提案

離乳食が始まると食べ物によるアレルギーが心配だという相談も多くなります。ただ、食物アレルギーは自然と軽くなっていくこともあるため、検査が必要な方は行いつつ、用心しながら食事を進めていく具体的なアドバイスなどを行います。もし、負荷テストが必要な場合は、緊急時の対処が可能な専門病院をご紹介します。また学年が上がると今度はダニや花粉といった環境的な要因によるアレルギーも出てきます。当院でも舌下免疫療法などを導入しています。お子さんの様子をしっかりと把握しつつ、年齢や症状に応じた対処法を随時提案していくことが大事なのだと考えています。

Q夜尿症の相談も多いと伺いました。
A
山田シティクリニック さまざまな角度から診断を行う

▲さまざまな角度から診断を行う

3〜5歳くらいのおねしょは当然のものですよね。とはいえ毎日のようにおねしょがあるのであれば、まずは食事内容や生活スタイルといった生活習慣の見直しも大切です。それだけで状況の改善につながることも多々あるんですよ。と同時に、腎臓などの病気が隠れていないかなどを調べることも重要です。また中・高学年になってのおねしょは、実は親御さん以上にお子さん本人が気に病んでいることも。高学年になるほど治療に関わってきますから、親御さんにはお子さんの心の面も、よくよく気にかけていただきたいと思っています。

Q夜尿症の受診のタイミングなどはありますか?
A
山田シティクリニック 夜尿症の治療には家族の協力が大切

▲夜尿症の治療には家族の協力が大切

前述したように、未就学児であれば回数の多さ、学校に上がれば年齢も重要ですね。修学旅行といった泊まりの行事も増えてきます。治療には1年以上かかることもありますので、行事の直前で治療したいと思っても難しいでしょう。実際に治療を進めていく中で大切なのは、まだ小さなお子さんであれば親がむやみに焦ったり叱ったりしないこと。一方で高学年になればできるだけ早く受診することが大切です。必要があればお薬での治療に入ります。同時にお子さんが悩んでいないか、生活スタイルがどうなっているかなどを親御さんには気にかけてほしいですね。治療には家族の協力が必要です。

ドクターからのメッセージ

山田 尚美副院長

当院には院長が診察を担当する産婦人科もありますから、新生児から大人まで受診していただけます。男の子も女の子も思春期特有の悩み事にも応じています。高学年になれば生理の悩みなども出てきますから、そういう時は産婦人科とも連携しながら対応していける点は、当院の強みの一つでしょう。前述したようにこの栄エリアはお一人で子育てに奮闘されている方も多い地区。育児の悩みは誰もが抱えるものです。どうかお一人で家にこもって悩むのではなく、ぜひ当院を頼ってください。お子さんの個性も大切にしながら、一緒に不安を解消していきましょう。

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