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生涯自分の足で歩くために
生活習慣病を通じた骨粗しょう症治療

斎藤クリニック

(蕨市/蕨駅)

最終更新日:2026/03/10

斎藤クリニック 生涯自分の足で歩くために 生活習慣病を通じた骨粗しょう症治療 斎藤クリニック 生涯自分の足で歩くために 生活習慣病を通じた骨粗しょう症治療
  • 保険診療

高血圧症、糖尿病、脂質異常症は、脳卒中や虚血性心疾患などにつながる生活習慣病として知られているが、それらの生活習慣病は「骨粗しょう症」の発症リスクも上昇させることがわかってきた。また、骨粗しょう症は、加齢や女性ホルモンの減少が主な原因の病気だが、生活習慣も大きく関わってくることから、「斎藤クリニック」の齋藤晶副院長は、生活習慣病と同様に早期発見・早期治療していくことが大事だと話す。その上で、日々の生活が病気や治療に振り回されないように、患者に寄り添った治療方法を提案することを心がけているという。「毎日を楽しく過ごすために、一生涯自分の足で歩いていけるように」と、生活習慣病も注視しながら骨粗しょう症の診療に取り組む齋藤先生に、その治療のポイントや診療方針などを詳しく教えてもらった。

(取材日2026年2月4日)

骨粗しょう症の治療は栄養・運動・薬物療法の3本柱。地域に根差すクリニックとともに治療を継続していく

Qまず、生活習慣病はどのように予防や治療を行っていきますか?
A
斎藤クリニック イラスト資料も使い、患者に寄り添って診療を行う

▲イラスト資料も使い、患者に寄り添って診療を行う

生活習慣病というと高血圧症、糖尿病、脂質異常症が代表的な疾患ですが、どれも自覚症状に乏しく気づきにくい病気です。しかし、日頃から適切に管理しないと命に関わる脳梗塞や心筋梗塞、肝硬変に至るアルコール性肝障害や脂肪肝などにつながってしまいます。事前に防ぐために、早期発見・早期治療が生活習慣病治療の根幹になります。仕事が忙しくなかなか医療機関に行けないという方も多いと思いますが、少なくとも1年に1度の健康診断は受けていただき、数値が悪ければ相談してください。自分の体が100%健康ではないと頭の片隅に置いておくことも大事です。特に早期であれば少しの気遣いで改善が見込めるので、認識を持つことが重要です。

Q生活習慣病と骨粗しょう症の関係を教えてください。
A
斎藤クリニック 生活習慣病と骨粗しょう症にはつながりがあるという

▲生活習慣病と骨粗しょう症にはつながりがあるという

骨粗しょう症は女性ホルモンと関係が深く女性に多い病気ですが、最近は、性別に関わらず高血圧症・糖尿病・脂質異常症の方とそうではない方を比較したとき、前者のほうが骨粗しょう症のリスクが高いことがわかってきました。直接的には結びつきにくいと思いますが、生活習慣病と骨粗しょう症とはつながりがある病気といえます。また、骨粗しょう症は偏った食生活や運動不足、飲酒や喫煙、若い頃の過度な日焼け対策などの生活習慣も原因となる病気です。そういった特徴からも、当院では生活習慣病と捉えて骨粗しょう症の診療に取り組んでいます。

Q骨粗しょう症の検査や治療はどのような流れで行われますか?
A
斎藤クリニック 患者一人ひとりに沿った治療を提案している

▲患者一人ひとりに沿った治療を提案している

まずは問診で既往歴や家族歴をお聞きします。ほかに身長が縮んでいないか、背中が丸くなってきていないか、腰の痛みがないかなども聞き、骨粗しょう症のリスクが高い方には骨密度を測る検査を勧めます。これらの結果をもとに骨粗しょう症診断を行い血液検査にて骨代謝マーカーなどを測定し治療方針を検討します。当院では、骨粗しょう症治療のガイドラインで推奨されている、腰椎と大腿骨の骨密度を測れるDEXA法を行っています。治療は内服薬のほか、注射薬もあり、毎日打つタイプ、1週間に1回、半年1回打つタイプなどさまざまな種類が出ています。病気の状態だけではなく、生活背景も考えて治療を提案しています。

Q骨粗しょう症の治療で大切なことは?
A
斎藤クリニック 自覚症状がないからこそ、治療はモチベーション維持が重要

▲自覚症状がないからこそ、治療はモチベーション維持が重要

骨粗しょう症の治療は、内服薬や注射に頼るだけではなく、栄養・運動・薬物療法の3本柱であることを知っていただきたいですね。普段の食事から取る栄養と、骨に刺激を与える運動というご本人の努力が骨を強くするためには大事なことです。もう一つ大事なことは治療の継続です。骨粗しょう症も生活習慣病と同様に自覚症状がほとんどなく、ご自身では実感できません。骨折はしていないけれど、検査でリスクが高いために治療している方の中には自覚症状がないために治療に疑問を持ちやすく飽きてしまう方がいます。治療がストップすると骨密度がさらに低下してしまう恐れがあるため、当院ではモチベーションの維持にも力を入れています。

Qクリニックでの骨粗しょう症に対する診療方針を教えてください。
A
斎藤クリニック 骨粗しょう症に関する専門知識を持つ看護師も在籍

▲骨粗しょう症に関する専門知識を持つ看護師も在籍

大きな骨を骨折して自分の足で歩けなくなり、好きなことができなくなるのはとても寂しいことです。当院の外来に来てくださる方が、生涯自分の足で歩いて、趣味など楽しいことをして過ごしてもらうのが私の一番の願いです。そのために、制限や負担を強いた治療ではなく、生活に寄り添う治療で、できる限り無理なく継続できるようにしたいと思っています。当院には骨粗しょう症に関する専門知識を持つ看護師が在籍しており、私に話しにくいことも相談しやすい環境です。また、内科のクリニックでもありますから、内科的な症状も一緒に診ていけます。通院が難しい方には訪問診療も行っていますので、気軽になんでもご相談いただきたいです。

ドクターからのメッセージ

齋藤 晶副院長

骨粗しょう症の治療は栄養・運動・薬物療法の3本柱。患者さん自身にも日頃の生活の中で頑張ってほしい内容がありますので、そういう面でも骨粗しょう症は生活習慣病だと考えています。当院では当院ではおのおのの生活スタイルに合った、運動療法・薬物療法を提案し、相談しながら行っています。運動の内容は私が勉強しに行っている整形外科の先生とともに考えて患者さんへ提案しています。患者さんそれぞれライフスタイルが異なりますから、一人ひとりに合わせた健康になる方法を一緒に探っていきたいと思います。そして、「一生涯自分の足で歩く」ことをめざしていきましょう。

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