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症状の見極めが肝心
頭痛の種類と治療法について

斎藤クリニック

(蕨市/蕨駅)

最終更新日:2020/03/05

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  • 保険診療

頭痛はごく身近な症状というイメージがあるのか、痛みを感じても医療機関を受診せず、市販薬で対処している人は、案外多いのではないだろうか。しかし、一言で頭痛と言ってもその原因はさまざまで、場合によっては早期に治療が必要なケースもあるという。何より、たびたび頭痛になるのはつらいことであり、仕事や生活に支障が出ることもあるだろう。そこで今回は、脳神経外科を専門とする「斎藤クリニック」の齋藤裕院長に、頭痛の原因として考えられることや、受診のタイミング、治療法などについて話を聞いた。 (取材日2020年2月17日)

頭痛の種類は千差万別。脳の病気が潜んでいるケースもあるので自己判断は禁物。まずは気軽に相談を

Q頭痛はどうして起こるのでしょうか。
A
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▲頭痛にもさまざまな症状があると話す院長

頭痛を大きく分けると、頭の骨の中に原因がある痛みと、頭の骨の外側に起因する痛みがあります。頭の中から来る痛みとは、脳腫瘍や脳出血、三叉神経痛など脳に器質的な問題があるために頭痛が起きているケースです。この場合は、原因となる病気を治療する必要があります。一方、器質的に問題がない場合、ひと言で頭痛といってもさまざまな種類の頭痛があり、医学的に原因が解明されていないものも多くあります。ただ、多くの患者さんを診る限り、血管、筋肉、末梢神経のいずれかに問題があって、頭痛につながっているケースが目立つように思います。例えば、首や肩の痛みが頭痛につながることは多いです。

Q頭痛になりやすい人はいるのでしょうか。
A
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▲頭痛を予防するには生活習慣の見直しが大切だという

頭痛の場合、遺伝的な要因は少なく、あくまで個人差によるものと考えられています。ですが、先ほど申し上げたとおり「こういう人がなりやすい」とは断定しにくいです。わかっている範囲で言えるのは生活習慣ですね。例えば、姿勢が悪い状態で長時間デスクワークをしたり、運動不足が続いている方は、肩や首の筋肉も凝りやすくなるため、頭痛になる可能性は高いと言えます。また、些細なことが気になる方や、日常的に緊張していることが多いと、筋肉も硬くなりやすく、頭痛につながる可能性が高くなります。血圧が高い方も、頭痛が起こりやすいですね。一度受診していただくことで、改善のポイントが見えてくることもありますよ。

Q頭痛が起きた時の対処法を教えてください。
A
3

▲早めの受診・相談を呼びかけている

頭痛が起きた時、市販薬を飲んでいる方は多いのではないでしょうか。その場合、痛みがひどくなってから飲んでも効きづらいので、頭痛が起こりそうな時や、少しでも痛みを感じた時に飲むといいでしょう。ただし、以前は月に1〜2回、頭痛薬を飲む程度だったのが、今は週に1回など飲む頻度が増えたという場合には、注意が必要かもしれません。薬は飲み過ぎるとだんだん効きづらくなることもあります。薬を飲んでも治まらない時や、以前よりも市販薬を飲む頻度が高くなっている時、頭痛以外にも症状がある時は、何か原因があるかもしれませんから、クリニックを受診しましょう。

Q頭痛の診療にはどのような方法があるのでしょうか。
A
4

▲清潔感のある院内には、各種検査機器が充実している

飲み薬かブロック注射による方法となります。飲み薬にはさまざまな種類があり、患者さんの症状に合わせて処方しています。ただし、薬は万能ではないので、合う・合わないは飲んでみなければわからない部分もあります。それを念頭に置いて、様子を見ながら処方しています。次に、ブロック注射には、筋肉が癒着している部分に薬を入れる方法と、筋肉が刺激している神経をブロックする方法があります。筋肉や神経は全身でつながっていますから、例えば、頭痛の原因が背中、ということもあるのです。問題がある箇所を特定し、ピンポイントで注射を打つために、場合によってはエコーを使うこともあります。

Qどういったタイミングでクリニックを受診すべきですか?
A
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▲一人ひとりの患者に寄り添い、丁寧な診療を心がける

頭痛薬を飲む頻度が以前より多くなっていたり、飲んでも効かない、ブツブツができたなどほかの症状も出ている時は医療機関を受診してください。特に気をつけたほうがいいのは、朝起きた時の頭痛や、締めつけられるような頭痛、吐き気を伴った頭痛、頭部外傷後、時間がたってから頭痛が出てきた場合です。これらは頭の中に器質的な問題があるかもしれませんから、早期に受診したほうがいいでしょう。また、目がチカチカするような頭痛は、片頭痛の可能性があります。片頭痛に関しては間違った認識をしている方が多いのですが、正しくは頭皮の血管の痛みなのです。片頭痛の痛みが出た時に飲む薬もありますので相談していただけたらと思います。

ドクターからのメッセージ

齋藤 裕院長

頭痛を予防するには生活習慣の見直しが大切です。姿勢が悪かったり、運動不足が続いたりすると筋肉が硬くなり、頭痛の原因となります。そこでお勧めしたいのがラジオ体操です。筋肉と神経は全身でつながっているため、首や肩の周りはもちろん、全身の筋肉をほぐすようにしましょう。ただし、頭痛の種類は千差万別ですから、頻繁に痛みが出る方は一度受診して、根本的な原因を調べてもらいましょう。頭痛の症状で気をつけなければならないのは、脳内に器質的な問題が潜んでいる場合です。当院はCTを備えていますので、検査をして脳腫瘍や脳出血など脳の病気の有無を確認できます。まずは気軽にご相談ください。

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