患者の不安に寄り添った
苦痛の少ない大腸内視鏡検査を
西八王子やまたか消化器内視鏡クリニック
(八王子市/西八王子駅)
最終更新日:2026/08/27
- 保険診療
大腸がんや大腸ポリープの早期発見・早期治療のために大切な大腸内視鏡検査。疾患を早期に見つけることで治療の選択肢も広がり、内視鏡治療など身体への負担が少ない治療を選択できる可能性があるという。しかし、大腸カメラを挿入しての検査や、検査準備での下剤服用に、不安や恐怖を感じる人も少なくないだろう。検査への不安を和らげる第一歩として、実際の検査手順や、クリニックが行っている患者の負担軽減の工夫などを知り、大腸内視鏡検査のプロセスを具体的にイメージすることは助けになるはずだ。大腸内視鏡検査に力を入れる「西八王子やまたか消化器内視鏡クリニック」の山高謙副院長に、検査の重要性や負担軽減のための配慮、検査手順について解説してもらった。
(取材日2026年7月30日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q大腸内視鏡検査ではどのようなことがわかりますか?
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A
大腸内視鏡検査は、大腸の一番奥から肛門まで隅々を小型のカメラで確認し、疾患や腸の状態を調べる検査です。確認ができる病気としては、大腸がんや大腸ポリープ、また潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患が代表的なものです。また、腸の伸びやすさや形などが便秘に関係していることもあり、大腸内視鏡検査では、そうした腸の特徴を確認することができます。また、原因のはっきりしない便秘や便通の変化が続く場合には、大腸に病気が隠れていないかを確認する目的で、大腸内視鏡検査を検討することがあります。そうしたことが確かめられるのも、大腸内視鏡検査の利点ですね。
- Q大腸内視鏡検査はどのようなタイミングで受ければ良いですか?
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A
お尻から出血があったり、お尻やおなかの痛みが続いたりといった症状がある場合、その原因を見つけるために大腸内視鏡検査はとても有用な検査なので、ぜひ受けていただきたいと思います。また、見た目にわかる出血などがない場合でも、健康診断で便潜血が陽性になったときには、大腸内視鏡検査を受けて原因を調べることが大切です。大腸がんや大腸ポリープは、40歳代後半くらいから増えてくる疾患ですから、40歳を超えたら特に意識していただきたいですね。
- Q検査時の苦痛や不安軽減の工夫について教えてください。
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A
まずは検査前の段階で、下剤の服用を負担に感じられる方が多いと思います。以前は2リットルもの下剤を飲むことが一般的でしたが、現在は、味は濃くなりますが、480ミリリットルに抑えられるタイプもあり、当院でも採用しています。別途、水やお茶を飲んでいただく必要はありますが、下剤を飲む負担を少しでも軽減できればと考えています。また、服用のハードルがより低くなるよう、下剤とともに水やお茶の適切な飲み方をお伝えしています。検査時には必要に応じて鎮静剤を使用します。さらに、内視鏡検査を専門とする医師として技術研鑽を重ねるとともに、先進の機器を導入し、患者さんの苦痛や不安をできる限り軽減するべく努めています。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1大腸内視鏡検査の予約をする
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ウェブからでも電話でも予約が可能。ウェブ問診で質問に回答しておくと、クリニックに訪れて事前問診を行う際もスムーズに進めやすい。また、口頭での問診のみでは患者が言い忘れてしまうことなどがあるため、落ち着いて考えながら入力できる点もウェブ問診の利点だという。
- 2事前問診
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クリニックに訪れて事前問診を行う。現在の症状だけでなく、これまで大腸内視鏡検査を受けたことがあるかどうかや以前受けた際の苦痛の程度、ポリープ切除などの処置経験を確認される。そのほか、病気で手術をしたことがあるかなどについても確認されるという。この事前問診時に、検査当日用の下剤がクリニックから渡される。
- 3検査前日から当日朝の準備
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検査前日は消化にいいものを食べるように心がけ、夜9時までに食事を終えて、寝る前に錠剤を飲んで就寝。検査当日は食事を取らずに下剤を服用し、腸の準備を整えてから来院する。同院では、基本的に患者が自宅で下剤を服用して準備が整ってから来院するが、遠方に住んでいる場合や自宅での下剤服用が不安な場合には、院内での下剤服用にも対応している。
- 4内視鏡検査の実施
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大腸内視鏡検査の検査時間は、10~20分程度。検査中に大腸ポリープが見つかった場合には、 適応があればその場で切除を行う。 数個であれば、かかる検査時間には大きな変化はないという。ポリープの大きさや形によっては専門医療機関への紹介となる場合もある。検査は患者の苦痛軽減のため、必要に応じて鎮静剤を使用。検査前の準備から検査実施、リカバリーなどまで含めて、クリニックの滞在時間は1時間半~2時間程度。
- 5リカバリー後、検査結果を聞く
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検査終了後はリカバリーのため休息時間を取る。リカバリーが終わったら、診察室で医師から検査結果の説明を受ける。鎮静剤を使用した場合、当日は車の運転や重労働などは控える。検査時にポリープ切除などを行っていない場合は、翌日からは通常どおりの生活を行うことが可能。

