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外科の医師だからこそ知る
内視鏡検査を受けないデメリット

山高クリニック

(八王子市/西八王子駅)

最終更新日:2024/03/06

山高クリニック 外科の医師だからこそ知る 内視鏡検査を受けないデメリット 山高クリニック 外科の医師だからこそ知る 内視鏡検査を受けないデメリット
  • 保険診療

胃がんや大腸がんなどの早期発見に有用な内視鏡検査。早めの発見と治療が大切だとわかっていても、検査を受ける時間がない、おっくうなどの理由で後回しにしている人もいるだろう。しかし、がんが進行すれば生活の質は著しく下がってしまう。「症状や検査異常があった時に検査を受けず、病気が進行してしまってから『あの時、検査を受けていれば』と後悔することがないようにしてほしい」と話すのは、「山高クリニック」の副院長で、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医の資格を持つ山高謙先生だ。外科の医師として、つらい状況に陥った多くのがん患者を診てきた経験も踏まえて、内視鏡検査を受けないことのデメリットと早期に受けるべき理由、受けやすい内視鏡検査のために行っている工夫について詳しく聞いた。

(取材日2024年2月14日)

外科の医師だからこそ知る内視鏡検査を受けないデメリットと早期に受けるべき理由について

Q内視鏡検査とはどのような検査ですか?
A
山高クリニック 内視鏡検査で重大な病気のリスクとなる因子を見つける

▲内視鏡検査で重大な病気のリスクとなる因子を見つける

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)は、鉛筆ほどの太さのチューブを鼻、または口から入れて、喉・食道・十二指腸を観察する検査で、がんや胃、十二指腸潰瘍、ポリープ、ピロリ菌感染、逆流性食道炎などの有無を調べます。一方、下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)では、太めのボールペンほどのチューブを肛門から挿入し、肛門、直腸、結腸、小腸の一部を観察。大腸がん、ポリープ、痔、大腸憩室、虚血性腸炎、潰瘍性大腸炎などの発見に有用です。小さなポリープであればその場で切除しますから治療の一環ともいえるでしょう。所要時間は胃カメラで約5分、大腸カメラで10分~15分、クリニック滞在時間も1~2時間弱で終わります。

Q内視鏡検査を受けないことで起こり得るリスクとは何でしょう。
A
山高クリニック 日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医の資格を持つ謙副院長

▲日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医の資格を持つ謙副院長

一番のリスクは病気、特にがんが進行してしまうことです。発見が遅れて進行すればするほど治療が難渋し、治療の選択肢も少なくなります。「がんは進行が早くすぐに死に至る病気」と考えている人が多くいますが、現実は違います。確かにそのようながんもありますが、多くのがんは重症化すれば治療が大がかりになり、それに伴って治療期間も長くなります。定期的な通院と予期せぬ入院や治療で長期にわたって精神的、肉体的な苦痛を余儀なくされるだけでなく、時間が奪われ、経済的負担も大きくなってしまう、そんな側面も持っているのです。

Qがんが進行し重症化した場合、どのようなことが起こりますか?
A
山高クリニック 豊富な知識と経験に基づき、患者に寄り添う医療を提供

▲豊富な知識と経験に基づき、患者に寄り添う医療を提供

例えば胃がんの場合、手術で胃を全摘出した後は、低血糖を起こしやすくなるため、厳しい食事制限が必要になり、以前のように好きなものを好きなように食べることはできなくなります。消化液の逆流による胃炎で腹痛を起こすことも多くなるでしょう。大腸がんの場合は、人工肛門の管理は簡単になってきてはいますが、1日1回のパックの取り換え、温泉に入れないなどの制限、皮膚トラブル、何より「人工肛門になってしまった」という精神的なつらさを訴える人はとても多いです。だからこそ、検査を受けることで早期発見につなげ、重症化を食い止めたい。胃がんや大腸がんは、早期に発見すれば根治が見込める病気なのです。

Q検査を受けるべきタイミングや年齢について教えてください。
A
山高クリニック 気になる症状があれば、内視鏡検査の受診の検討を

▲気になる症状があれば、内視鏡検査の受診の検討を

まずは、40歳を過ぎたら内視鏡検査を一度は受けてほしいですね。ピロリ菌の感染歴、ポリープの既往、胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの疑いのある人は胃の内視鏡検査を、便潜血陽性、大腸ポリープがあった人は数年置きの定期的な大腸内視鏡検査が望ましいですね。検査を後回しにすると病気が進行するリスクが高まりますし、2~3年検査を怠っただけで急にがんが見つかることもあります。腹痛、胸焼け、血便など、何かしらの症状があった場合は早めに検査を受けてほしいと思います。

Q大腸内視鏡検査はハードルが高いイメージです。
A
山高クリニック 鎮痛剤を用いて、検査時の負担軽減をめざす

▲鎮痛剤を用いて、検査時の負担軽減をめざす

大腸内視鏡検査に対してハードルが高いと感じる理由は、大量の下剤を飲むのがつらい、検査が苦しい、どのような医師が検査を行うのかわからない不安、主にこの3つではないでしょうか。多くの医療施設で採用されている検査前の下剤は約2000ml飲む必要がありますが、当院では480mlの下剤ボトル1本と患者さんご自身の飲みやすい飲料を摂取していただく方式を採用しています。また、検査中の苦痛を和らげるために、ご希望があれば鎮静剤、鎮痛剤を使用し、これらの薬剤を使い過ぎないよう調整することも心がけています。当院の大腸内視鏡検査は、すべて消化器内視鏡専門医の私が行うため安心して受けていただきたいと思います。

ドクターからのメッセージ

山高 謙副院長

当院は「西八王子を、健康のまちに」というミッションを掲げ、そのために貢献できることとして健康診断と内視鏡検査に注力しています。中でも僕が長年携わってきた大腸疾患の診療と大腸内視鏡を得意としており、現在も都内の総合病院などでも年間多くの大腸内視鏡検査を実施しています。これまで外科の医師として、再発や合併症でつらい時期を長く過ごした人、手遅れになって亡くなった人など、多くの患者さんを診てきました。その経験から、手術に至らないよう、早期に発見したいという思いが強くあります。病変の見逃しのない検査、苦痛の少ない検査を受けるために、内視鏡検査経験が豊富なクリニックや医師を選ぶことをお勧めします。

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