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山高 謙一 院長、山高 謙 副院長の独自取材記事

山高クリニック

(八王子市/西八王子駅)

最終更新日:2024/03/06

山高謙一院長、山高謙副院長 山高クリニック main

豊かな自然に囲まれながら都心にもほど近い西八王子。住宅不動産の専門家から住みやすい街と評価されたこともあるこの町で、「西八王子を、健康のまちに」をミッションに診療する「山高クリニック」。外科を専門に一般内科、消化器内科にも精通した山高謙一院長の穏やかな人柄から、長年通う患者も多い。2023年からは、外科医として数多くの大腸疾患の診療経験があり、内視鏡検査、特に大腸内視鏡検査を専門とする息子の山高謙副院長が診療に加わり、クリニックとしての機能が強化された。謙一院長が人生の半分を過ごし、謙副院長が生まれ育った地元だけに、西八王子の町への思いは強い。地域に根差した温かみのある診療はそのままに、精密な検査と診療を提供する同院について聞いた。

(取材日2024年2月14日)

幅広い診療と予防医療の強化で進化したクリニック体制

クリニック開院までの経緯と特徴について教えてください。

山高謙一院長、山高謙副院長 山高クリニック1

【謙一院長】慶應義塾大学医学部を卒業後、当時、慶應義塾大学の関連病院だった南多摩病院に約14年間勤務しました。勤務医時代に外科を専門にしていたため、2001年の開院当初はがん患者さんを迎え入れることが多かったのですが、次第に一般内科と消化器内科の診療がメインになって現在に至ります。内科だけでなく、傷やケガを縫うなどの外科領域、皮膚科の疾患にも対応する診療所として20年以上、「地元に根差した診療所」をめざして診療を続けてきました。2023年からは息子が週に2回、外来を担当してくれています。やはり若い世代はいろいろな意味でパワーが違いますね。今は医療事情が変化し、厚生労働省の医療に対する方針も以前とは違ってきていますから、時代に合わせた対応が必要になっていると感じています。

謙副院長のご経歴についても教えてください。

【謙副院長】僕は父と同じ慶応義塾大学病院で、約10年間大腸がんを専門に診療しました。父の時代の外科では消化器を幅広く診ましたが、今は専門化が進んでいます。僕は大学病院勤務時代、大腸にフォーカスして、大腸疾患に数多く携わりました。外科ではがんを治療するための立場で治療を行ってきたので、患者さんのつらい状況をたくさん見ました。だからこそ、手術に至らないような診療をしたいという思いが強く、予防医療の大切さを痛感しています。内視鏡検査と健康診断はもともと当院の診療の柱でしたから、今後はより多くの検査に取り組み、特に大腸がんの発見に有用な大腸内視鏡検査には力を入れていきたいですね。早く病気を見つければ、大がかりな治療を行わなくても回復が見込める可能性が上がります。遅れれば遅れるほど時間や費用、精神への負担が大きくなるので、早めに病気を見つける足がかりとなるクリニックでありたいです。

謙副院長が診療をスタートされたことで変わった点、逆に変わらない点は何でしょう?

山高謙一院長、山高謙副院長 山高クリニック2

【謙一院長】大腸内視鏡検査は以前から行っていましたが、内科を受診する患者さんが増えて一人では対応が難しくなり、ここ4~5年は大腸内視鏡検査をストップしていました。大腸内視鏡検査には、やはり専門の医師を構える必要があるだろうと考えていた頃、息子が当院で診療を始めてくれることになりました。大腸がんは、今日本で女性の死亡数が一番多いがんですが、早期発見と早期治療で回復が期待できるといわれています。早めの検査がとても大切です。
【謙副院長】今後は、僕が専門的に胃や大腸の内視鏡検査を担当し、総合的な診療はこれまでどおり父にお願いする予定です。父は長年、診療を続けてきましたから「父でなければ」と希望される患者さんも多くいらっしゃいますね。その上、内科全般の知識も深いので、総合的な診療は父に任せて、僕は検査を担当しながら内科の研鑽も積んでいこうと思います。

内視鏡検査に精通した医師による検査

先生が医師を志されたきっかけを教えてください。

山高謙一院長、山高謙副院長 山高クリニック3

【謙一院長】実は大学進学の際、東京大学理科一類を受験したのですが、うまく行きませんでした。「浪人するくらいなら医学部に行こう」と方向転換したことがきっかけです。そこで、僕の人生が大きく変わりましたね。外科を専門に選んだ理由は、細かい作業が好きだったからです。小さい頃から彫刻刀で石こうや木を掘ることが好きでした。手術はとても楽しくやりがいがありましたね。病院勤務時代は、夜中の2時3時に対応しなければならない緊急手術もありましたが、まったく苦ではありませんでした。「頑張りすぎるのはやめてくれ」と院長に釘を刺されたこともあるほどです。

謙副院長はいかがでしょう?

【謙副院長】僕が医師を志し、外科を選んだのはすべて父の影響です。父は本当にさまざまなことをよく知っていて、まだコンピューターがそれほど普及していない時代からパソコンに着目していたり、勉強の仕方など何を聞いても適切に答えてくれたりしました。そんな父を目標に、先を行く父の背中を追っていたら自然と医学の道を進んでいました。専門を選ぶ際もいろいろな科を回りましたが、やはり最終的には父親と同じ外科を選びましたね。

謙副院長は内視鏡を専門とされていますね。

山高謙一院長、山高謙副院長 山高クリニック4

【謙副院長】日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医の資格を取得した理由は2つあります。1つは検査機器を操作するのが、とても面白かったからです。胃内視鏡検査に関しては診断がメインですが、大腸内視鏡検査はカメラをどれだけ適切に痛みを軽減しながら挿入できるかなど、より良い検査に挑戦する感覚が好きでした。もう1つは病気の早期発見が患者さんのメリットにつながるからです。特に早期に病気を見つけられると、治療において患者さんの負担軽減につながるのでやりがいを感じます。胃がんは、病変を見つけるために慣れが必要といわれます。内視鏡検査に精通した医師なら、より精密な診断が見込めます。当院には早めに病気を見つけるための技術と経験がありますので、ご安心いただければと思います。自分のやりがいと患者さんのメリットの2つの点で、内視鏡検査が好きです。現在も都内の総合病院などでも年間多くの大腸内視鏡検査を実施しています。

病気の早期発見で、「西八王子を、健康のまちに」

診療で大事にしていることは何でしょう?

山高謙一院長、山高謙副院長 山高クリニック5

【謙一院長】患者さんに不快な思いをさせないように心がけています。また来ようと思っていただけるようなコミュニケーションをめざして診療に取り組んでいます。
【謙副院長】診療中の父は一定した表情で常に安定していますね。穏やかに相手のニーズを引き出そうとする姿勢は見習いたいところです。僕が診療で大切にしていることは、患者さんが何を求めているのか、薬を処方してほしいのか、検査を希望しているのかといったことなど、患者さんお一人お一人が求めているものを提供するように尽力しています。

お忙しいと思いますが、お休みの日はどのように過ごされていますか?

【謙一院長】パソコンが好きで、以前は自作のパソコンが4~5台ありました。パソコンの中の回路を処理することは、外科の血管の処理と通ずるかもしれませんね。先ほどもお話ししましたが、細かい作業が好きで外科を選んだのも、マニアックな職人気質だからだと思います。
【謙副院長】休日はできる限り家族と過ごすようにしています。今、4歳と1歳の子どもの成長を見ていると、学ぶことがとても多いなと感じますね。自分自身の趣味としては、週に2回ジムで筋トレをしています。他に読書も趣味です。古典や伝記などを読むことが多く、昔の人たちの人生から学ぶことがたくさんあって、ためになりますね。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

山高謙一院長、山高謙副院長 山高クリニック6

【謙副院長】当院は「西八王子を、健康のまちに」をミッションに掲げています。生活習慣病や大腸がん、胃がんなどの診療において、当院が提供できるのは、健康診断や大腸内視鏡検査、胃内視鏡検査です。勤務医時代、外科でさまざまながん患者さんのつらさや苦しむ姿を見てきただけに、早期発見の大切さは誰よりもわかっているつもりです。当院では検査で病気が見つかれば、父が総合的な窓口となって診療を行います。安心していただける検査、診療をめざしたいですね。
【謙一院長】当院には、開院当初から長く通ってくださっている患者さんもいらっしゃいます。多くの患者さんを診てきた中で、体の痛みやそれぞれが抱える問題についても理解を深めてきました。今では、話をするだけで安心すると言ってくださる方もいらっしゃいます。これからも引き続き、午前中は日曜・祝日を除いて毎日診療していますので、気軽に相談に来ていただきたいと思います。

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