難症例の手術にも日帰りで対応
クリニックで受けられる硝子体手術
玉城眼科
(江戸川区/小岩駅)
最終更新日:2026/05/07
- 保険診療
眼科の手術の中でも専門性の高い技術が必要とされる硝子体手術。眼球の真ん中にある硝子体とその奥に位置する網膜に生じたトラブルの改善を図るための手術だが、以前は大学病院などへの入院が必要であった。しかし、最近では医療技術が進み、医師の技術と手術環境が整っていればクリニックで、日帰りで行えるようになってきている。しかし、目の手術をするとなるとさまざまな不安が生じてくるのも事実だ。「玉城眼科」の玉城和範副院院長は、順天堂大学医学部附属浦安病院で准教授として難症例の網膜硝子体疾患の治療に携わってきた硝子体手術のスペシャリスト。同クリニックでは、先進的な検査機器や手術機器など手術体制を充実させて安全性に配慮した専門性の高い硝子体手術を行っている。玉城副院長に硝子体手術や適応する疾患などについて聞いた。
(取材日2026年4月17日)
目次
急に視野が欠けた、ゆがんで見えるなど見え方の異常があればすぐに受診を
- Q硝子体手術について教えてください。
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A
▲硝子体について説明している
眼球の中央部には硝子体と呼ばれるゼリー状の組織があり、その奥には光を感じる重要な組織である網膜があります。この硝子体や網膜に何らかの問題が生じた際、硝子体を取り除き、網膜を治療することで症状の改善を図るのが硝子体手術です。適応する疾患として多いのが、網膜の中心にあり重要な組織である黄斑に異常な膜が張る黄斑前膜や黄斑に穴があく黄斑円孔です。また、網膜が剥がれる網膜剥離や糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症によって硝子体に出血を生じる硝子体出血などは緊急性が高く、より早期の手術が必要です。難症例の白内障手術や白内障手術をした後、眼内レンズがずれ落ちる眼内レンズ脱臼が起きた場合も硝子体手術が必要になります。
- Qこちらでは難しい症例の硝子体手術に対応できると聞きました。
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A
▲低侵襲で安全性に配慮した硝子体手術
私は、順天堂大学医学部附属浦安病院で、進行した糖尿病網膜症や網膜剥離など難症例の硝子体手術の研鑽を重ねてきており、当クリニックでもその経験を生かして難しい症例に対応しています。検査体制も充実していて、眼底三次元画像解析(OCT)検査や、眼底を200度の広角で観察できる先進の眼底検査機器を導入しています。この検査機器はより広範囲の眼底を調べることができ、従来の眼底検査のように瞳孔を開く必要がないので検査時間を短縮できます。また硝子体手術機器も0.4ミリの切開で手術を行えるシステムを導入しており、より低侵襲の手術に努めています。
- Qどのような症状がある時に受診すべきでしょうか。
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A
▲短時間で検査が可能
急に目が見えなくなった、突然視野が欠けるようになったという場合は、網膜剥離が起きている可能性がありますので、速やかに眼科を受診してください。ゆがんで見える、文字や直線が波打って見えるという場合は黄斑前膜の進行が想定されます。黄斑前膜は、検診で指摘されるケースも多いですね。中心部が見えにくい、一部分だけ見えない、ゆがんで見えるという場合は黄斑円孔が疑われます。少しずつ見えにくくなってきたという場合は、網膜症に加えて他の疾患も考えられますので、受診するようにしてください。目の前にごみのようなものが浮いているように見える飛蚊症は加齢によるものが多いですが、網膜剥離によって生じているケースもあります。
- Q網膜疾患の中でも網膜剥離は失明の危険性が高いと聞きました。
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A
▲眼底の様子が見られる
網膜剥離は、加齢によって硝子体が委縮し網膜が引っ張られることや、強度の近視によって網膜が薄く弱くなっているといった理由で網膜に裂け目ができる網膜裂孔から始まります。進行すると視力低下や網膜が剥がれた部分に対応する視野の欠損などが起こります。さらにそのまま放置しておくと失明に至る危険性があります。そのためできるだけ早期の段階で、網膜の中心部が剥がれる前に手術を受けることが重要です。網膜剥離は10代の方でも起こり得ますし、加齢に伴って発症しやすくなりますので、見え方に異常があればすぐに受診してください。当院では、迅速に、かつ難症例でも対応できるよう体制を整えていますので、安心して受診してください。
- Q他院との連携について教えてください。
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A
▲硝子体手術を得意とする先生
当院では難しい症例にも対応できますので、近隣の眼科の先生方から手術の紹介をいただくことも多いです。緊急性の高い網膜剥離の場合は、紹介で来られた当日に手術できるようにしていますが、どうしても都合がつかない場合は翌日に手術を行います。黄斑円孔や黄斑前膜などの場合もできる限り早期に手術できるよう日程を調整します。ご紹介でいらして当院で硝子体手術を受けた患者さんは、当院で術後の管理をしっかり行い、状態が安定したら元のクリニックさんに戻っていただくようにしています。網膜症や眼底出血など糖尿病や高血圧などとの関連のある疾患で生活習慣病の管理をされていない場合などは内科受診を勧めることもあり得ます。

