くろさわ歯科医院

くろさわ歯科医院

黒澤治伸院長

患者の希望を大切にする審美歯科
歯科技工士との連携で精度向上を

くろさわ歯科医院

自由診療

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虫歯になって歯を削ると、失った部分を補うために詰め物やかぶせ物をする。その際、見た目を良くしたいと考える患者の選択肢の一つになり得るのが、セラミックを用いた審美面に配慮した補綴治療だ。自費の詰め物・かぶせ物の代表であるセラミックは、健康保険の治療の際に使われる銀歯や歯科用のプラスチックとは何が違うのか。また、治療の精度を高めるためには歯科技工士との連携が重要だといわれるが、実際の現場ではどんな工程をたどるのか。歯科用CTとマイクロスコープを備え、精度の高い診療をめざしているという「くろさわ歯科医院」の前田昌孝副院長に聞いた。 (取材日2019年1月31日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

審美面に配慮した治療のメリットについてお聞かせください。

審美的な治療は一般的に、歯の見た目を良くするためのものと理解されています。確かにそれは事実ですが、きれいにすることというよりも、きれいにすることで、患者さんが抱えているコンプレックスや悩みの解消をめざせることに意味があると私は考えています。笑顔に自信が持てるようになり、人前で口を開けて笑えるようになる、といったことがその一例です。きれいにしたところでその方の気持ちに変化がなければ、治療の有用性は低くなってしまうでしょう。審美性に配慮した詰め物やかぶせ物の治療、矯正治療、ホワイトニングを通して患者さんの心の負担を軽減させて、生活に豊かさをもたらすことが審美歯科の真の役割ではないでしょうか。

銀歯を用いた治療とはどのような違いがあるのでしょうか。

審美性に配慮した詰め物・かぶせ物の治療で選ばれることの多いセラミックは、銀歯とは違って天然歯に近い見た目で目立ちにくいです。歯との適合性も高いため、細菌が中に侵入して二次的に虫歯になってしまう可能性も低いといえます。また、一口にセラミックといっても製品は複数あり、ガラス成分が含まれていて艶やかな見た目の物は前歯に、非常に硬い性質を持っている物を奥歯に、といったように状況によって使い分けることができます。ただ、銀歯が悪いものかと言うとそうではありません。確かに見た目は目立ちますが、細菌の除去と適合の精度が高ければ長く持つものだと考えています。

こちらのクリニックには歯科技工士が常駐していると聞きました。

以前は院内に技工室を備えていましたが、内装のリニューアルに伴って現在は当院のそばにある事務所に常駐してくれています。当院での審美性に配慮した治療の場合、歯科技工士が必ずクリニックに来て患者さんにお会いし、歯科医師とともに3人で話し合う機会を設けています。技工士が患者さんのご要望を直接お聞きするとともに、口の中だけではなく、お顔立ちや全身を含めた雰囲気なども見ながら、その方に合う詰め物・かぶせ物の色味や形を検討していきます。詰め物やかぶせ物を作るのは歯科医師ではなく技工士ですから、こんなふうに当人が密に患者さんとやり取りを交わすことで、製作物の質と患者さんの満足度の向上につなげているのです。

検診・治療START!ステップで紹介します

問診・検査を行って治療計画を立てる

問診をしながら患者の希望を把握する。審美面を重視した治療は健康な歯を削ったり、歯の中にある神経を取って歯の形を変えないといけなかったりすることもあるので、そういったリスクも伝えつつ、患者の優先順位を確かめていく。前田副院長は「治療のゴールは患者さんごとに違います。患者さんがどこまで望んでいるかを理解することが大切」と話す。同院ではすべての患者に保険内でCT撮影をし、診断の精度向上に努めているそう。

治療終了後を再現した模型を見せながら説明

問診とCT撮影などの各種検査を終えて治療計画ができたら、患者がわかりやすいように説明がある。この時に同院では、治療終了後の患者の口を再現した模型「ワックスアップモデル」を作製して、患者に見せながら今後の流れを伝えているという。審美的な補綴治療では場合によって工程が多くなり患者にかかる身体的、経済的な負担が大きいこともあるため、完成形を見せることで理解を深めてもらい、意欲も高めてもらう狙いだ。

シリコンを使って型採りを行う

自費の補綴治療ではシリコン素材を使って型採りを行う。健康保険適用の治療に使う材料は水分を含むため、時間がたつと形が変化してしまいやすいが、水分を含まないシリコンを使用すれば時間がたっても形は変化しにくいため、より患者の口にフィットした型採りが可能だという。型採りの精度を上げるため、歯と歯茎の間に糸を入れて歯茎を一時的に外側に押しやる歯肉圧排という作業も行い、フィット感のある被せ物の作成をめざす。

歯科技工士が詰め物・かぶせ物を作製する

詰め物やかぶせ物を入れるために歯を削る際、同院では対象物を約30倍まで拡大できるマイクロスコープを使う。また審美的な補綴治療の場合は必ず歯科技工士が立ち会い、患者に要望を聞く。そして、歯科技工士が患者の希望に合った色や形はもちろん、顔立ちや全身の雰囲気を含めてその人に合う詰め物・かぶせ物に調整していく。歯科技工士が問診時から介入することで、詰め物・かぶせ物の質と患者満足度の向上につながるという。

治療終了、アフターケアに移行

詰め物・かぶせ物ができたら装着し、患者は違和感がないかを確認する。問題がなければここで治療は終了だが、他の治療と同様に、アフターケアが大切だ。セラミックは銀歯などに比べて表面が滑らかで歯垢はつきにくいが、ケアを怠れば虫歯や歯周病は起きてしまう。同院では3、4ヵ月に1度の歯科医院でのメンテナンスを勧めており、「この状態を長持ちさせたい」と意欲的に通う人も多いそうだ。

料金の目安

セラミックの詰め物・かぶせ物/1本12~15万円

ドクターからのメッセージ

前田 昌孝副院長

審美面に配慮した治療は単に歯をきれいにする治療ではなく、患者さんの想いや悩みを解消するための一つの手段だと私は捉えています。審美歯科を希望されるにあたっては、歯科医師の姿勢や考えが重要です。希望をよく聞いてくれて、保険と自費でそれぞれできること、健康な歯を削ってしまう場合があるなどのデメリットを詳しく話してくれる歯科医師を選ぶと良いでしょう。特に、患者さんがどんなふうに悩んでいて、治療によってどこまで良くしたいのか、その人のゴールを大切にしてくれる人に相談することを勧めます。そのためにも、最初はカウンセリングやクリーニングなどを受けてみて、クリニックの雰囲気をつかむことも大切です。

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