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早期受診と継続治療で大きな病気を防ぐ
生活習慣病との付き合い方

有楽橋クリニック

(中央区/銀座一丁目駅)

最終更新日:2020/10/09

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  • 保険診療

糖尿病や高血圧症、脂質異常症など生活習慣が原因で起こる生活習慣病は、症状や程度に差はあれど、多くの人に共通する疾患。これら生活習慣病は、早期に発見して、早期に治療に取り組むことで重症化を防いでいくことが重要だ。しかし、明確な自覚症状があまりないため、気づかないまま病気を進行させてしまったり、治療自体を中断してしまったりするケースが多く見受けられるのも事実。「生活習慣病には、早期受診と治療の継続が何より重要」と語るのは、「有楽橋クリニック」の林俊行院長。糖尿病と動脈硬化を専門に、生活習慣病の予防と管理に力を入れている林先生に、早期受診と継続的な来院が肝となる生活習慣病治療について、そのポイントと必要な心構え、同院での取り組みなどについて話を聞いた。 (取材日2020年3月18日)

治療負担を軽減するためにも、自覚症状がなくともリスクが見つかれば早めの受診を

Qどのような症状が出たら受診すればいいのでしょうか。
A
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▲数値に少しでも異常があれば、早く受診してほしい

動脈硬化や糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病は、初期症状がほとんどない病気です。そのため、受診を先延ばしにしてしまう方が多いのですが、早期に発見できれば少量の投薬で対応していけることも多いですし、食事や運動といった生活習慣を見直すことで状態を改善へと向けていける場合もあります。早く治療に取り組むほど、身体的、時間的、あるいは経済的にも、治療の負担を抑えることができるのです。健康診断などで数値に少しでも異常が見つかったら、医療機関を受診して、さらに詳細なリスク判定を受けましょう。特に、一つ一つの数値異常は軽微でも、複数の項目でリスクがあるような場合には早めの受診をお勧めしています。

Q数値の異常を放っておいたらどうなりますか?
A
2

▲病気になる前の「未病」の段階からの働きかけが大切と語る林院長

生活習慣からくる数値の異常は、動脈硬化へとつながることが多いです。血管の内側の壁に脂肪やコレステロールが固まってできたプラークがこびりついて、血管が狭くなったり詰まったりする動脈硬化は、進行すると狭心症や心筋梗塞などの心臓の病気や脳梗塞などを引き起こしてしまいます。これらはいずれも命に関わる重篤な病気です。これといって自覚症状がないからと生活習慣病を未治療で放っておくことは、いずれ命を脅かす大きなリスクとなりかねないのです。

Q高血圧症や脂質異常症にはどのような治療を行っていますか?
A
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▲院内で糖尿病の専門的な検査を受けることができる

高血圧については、減塩やバランスの取れた食事、適度な運動をお勧めします。しかし、血圧が高い状態で急に運動を行うと、かえって血圧が上昇してしまう場合もあります。そのため、患者さんによってはうまく薬を用いながら生活習慣の改善に取り組むことも大切です。また、ホルモン分泌異常や腎臓疾患などが原因で起こる二次性高血圧もあるため、原因を見極めることも重要です。脂質異常については、脂質の質的異常の研究を長年行ってきた経験から、リスクに応じた治療薬の提供が重要であると考えます。糖尿病やメタボリック症候群、慢性腎臓病の患者さんではLDLの質的異常を高頻度に認めるため、より積極的な治療を心がけています。

Q糖尿病にはどのような治療を行っていますか?
A
4

▲専門性を生かし、生活習慣病の治療に力を入れている

初期の自覚症状がない糖尿病は、検査によって病態をしっかり把握することが必要不可欠です。採血による血糖値やヘモグロビンA1c(HbA1c)の測定が一般的ですが、HbA1c測定については当日に採血を行い、検査後数分で結果を知ることができる迅速測定機器を導入しています。また近年注目されている血糖スパイクを調べるCGM検査も導入しており、食後血糖や夜間血糖についても調べることができます。こうした検査を通じて疾病の状態を把握し、投薬や生活習慣改善の指導を行います。内服薬だけでは十分な作用が得られない場合には、インスリン療法や、インスリンの分泌を促すGLP-1受容体作動薬の注射を開始するケースもあります。

Qこちらのクリニックを受診するメリットには何がありますか?
A
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▲ビジネスマンにも通いやすいよう工夫された診療体制

平日は休診日を設けずに毎日診察しています。お勤めの方が多い地域なので、通院の時間がなかなか取れない方でも空いている時間に来てもらえるのはメリットだと思います。また、朝7時半から診療しておりますので、出勤前にいらっしゃる方も多くいます。院内処方もしておりますので、薬局に行く手間や時間がかからないのは患者さんに大きなメリットではないかと思います。また、当院では生活習慣病の専門的な診断・治療に加えて、治療の軸となる食生活改善のサポートにも積極的に取り組んでいます。医師、管理栄養士、料理人のコラボレーションにより「食と健康」をテーマとした健康教室の活動にも力を入れています。

ドクターからのメッセージ

林 俊行院長

生活習慣病について、とにかく早期に受診することが重要です。重症になってからでは大がかりな治療が必要となります。早期に発見して治療を始めることで、治療に対する負担が大きく軽減されます。また、治療も含めて長く付き合いながら上手にコントロールしていくことも大切です。リスクが見つかったら、早めに専門的な知識を持つ医師に相談しましょう。また、生活習慣病の治療では、数値を改善することがゴールではなく、その後長く良い状態を保つことが大切です。「数値が良くなったから」あるいは「特に自覚症状がないから」などの理由で通院を中断することなく、定期的に継続通院して、常に自分の体の状態を把握してほしいと思います。

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