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鹿内 真美子 院長の独自取材記事

溜池眼科医院

(港区/溜池山王駅)

最終更新日:2024/01/30

鹿内真美子院長 溜池眼科医院 main

溜池山王駅から徒歩2分、国会議事堂前駅や虎ノ門駅からも徒歩圏内という好立地にある「溜池眼科医院」。近隣のオフィスで働くビジネスパーソンを中心に、子どもから高齢者まで幅広い世代の患者を診療。ドライアイ・アレルギー性結膜炎・眼精疲労などの日常的な目のトラブルから、緑内障や白内障・加齢黄斑変性症・糖尿病網膜症などの疾患・網膜疾患のレーザー治療も行っている。院長で日本眼科学会眼科専門医の鹿内真美子先生は、大学病院や総合病院で研鑽を積んだキャリアの持ち主。小・中学校の学校医や幼稚園・保育園の園医も務め、かかりつけ医として地域に密着した診療を実践している。「目の病気は突然やってくるもの。急な症状にもスピーディーに対応して地域の皆さまの目の健康を守っていきたいですね」と語る鹿内院長に話を聞いた。

(取材日2023年10月19日)

かかりつけ医として眼科疾患全般に幅広く対応

ご開業までの経緯を教えてください。

鹿内真美子院長 溜池眼科医院1

東京女子医科大学卒業後、同大学病院の眼科学教室に入局し、済生会栗橋病院や国立国際医療研究センター病院、草加市立病院などで研鑽を積みました。それぞれにタイプの異なる施設でしたから、一般的な目の病気だけでなく、結核やヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染患者さんといった別の病気を持った方など幅広い層の患者さんを診察させていただきました。その経験は、現在の診療にも生かされていると思っています。その後、2006年に「溜池眼科医院」の院長に就任しました。先代がご高齢で退職されることになり、当時たびたびお手伝いに来ていた私が医院を継承した形です。

どのような患者さんが来院されていますか?

オフィス街という場所柄、この地域にお勤めの方が中心ですが、ご高齢の方も多いですね。中には定年退職後も当院に通ってくださる方もおられ、うれしく思っています。また、近隣の小・中学校の学校医や、幼稚園・保育園の園医を務めていることもあり、お子さんも来院されています。幅広い年代の患者さんのニーズに応えるため、ドライアイ・アレルギー性結膜炎・眼精疲労などの日常的な目のトラブルのほか、緑内障や白内障・加齢黄斑変性症など眼科疾患全般を偏りなく診療しています。また、専門的な治療が必要な場合には連携先の大学病院や総合病院にご紹介いたします。ただ、遠方の病院に通う負担を軽減できるよう、網膜剥離のレーザー治療や霰粒腫・麦粒腫(ものもらい)の切開手術などは当院でも対応しています。

特に力を入れている領域はありますか?

鹿内真美子院長 溜池眼科医院2

将来失明につながるような、緑内障や網膜剥離の早期発見・早期治療に力を入れています。特に緑内障は患者数も多く、日本の失明原因1位となっています。視野が徐々に欠け視力が低下していく病気で自覚症状はほとんどなく、気づかないうちに進行していきます。点眼薬による薬物療法やレーザー治療、手術などの治療がありますが、現時点では緑内障を完全に治せる治療法はありません。ですから、早期発見・早期治療により、生涯にわたって視力と視野を維持していくことが大切です。視野の異常は両目で見ていると気づきにくく、多くの場合、検診や他の症状で受診した際に偶然見つかります。当院でも、好発年齢である40歳以上の方には症状がなくても検査を受けられることをお勧めします。緑内障をはじめとする目の病気の早期発見と早期治療、患者さんが治療を継続できるようサポートしていくことが、私たちかかりつけ医の役目だと思っています。

緑内障や網膜剥離の早期発見・早期治療に注力

網膜剥離についても教えてください。

鹿内真美子院長 溜池眼科医院3

網膜剥離は、眼球の内側にある網膜が剥がれて視力が低下する病気です。剥離の範囲が広くなると失明の恐れもあります。痛みがなく、無症状のことが多いのですが、初期症状として視野の中に虫や糸くずのような浮遊物が飛んでいるように見える「飛蚊症」が現れることがあります。飛蚊症は加齢などの生理的な原因によって起こることが多いのですが、生理的な飛蚊症なのか、網膜剥離など目の病気によるものなのかは精密眼底検査を行わなくては判断できません。症状に気づいたら眼科で検査を受け、深刻な病気が隠れていないか見極めてもらうことが大切です。初期の網膜剥離に対しては、当院で日帰りレーザー治療が可能です。心当たりのある方は早めの受診をお勧めします。

そのほか、緊急性の高い目の病気はありますか?

目の黒目にあたる部分を覆っている角膜に細菌やカビなどが感染して炎症を起こす「角膜感染症」は、放置すると病巣が角膜の内部にまで広がって「角膜潰瘍」を起こします。主な原因はゴミや砂などの異物が目に入ったり、コンタクトレンズの装用で角膜に傷がついたりすることで、目の痛みや充血、涙が出るなどの症状が起こります。主に抗菌薬の点眼で治療しますが、感染した細菌の種類によっては病状の進行が非常に早いものもあります。放置せずに受診していただきたいと思います。

受診しやすさの点ではどのような工夫をされていますか?

鹿内真美子院長 溜池眼科医院4

診察時間内に来院していただければ、基本的に予約なしで皆さま診させていただいています。また、お電話での診療予約にも対応しており、予約していただいた方を優先的に診療しています。お電話でスタッフが症状を確認させていただき、必要になりそうな検査などを踏まえた上で予約をお取りしています。症状によって必要な検査は異なり、それによって診療の所要時間も変わります。目の病気には急に痛くなったり、腫れたり、充血したりするものもあります。急な症状にも迅速に対応し重症化を防ぐことこそ、地域のかかりつけ医に求められている役割だと思っています。当院は予約なしの受診をお受けしていますので、我慢せずに来院いただきたいですね。すぐに受診したほうが良いかどうかわからない場合は、まずはお電話でお問い合わせいただければと思います。

診療を通して患者の不安や悩みを少しでも軽く

診療の際、心がけていることがあれば教えてください。

鹿内真美子院長 溜池眼科医院5

多くの患者さんは不安を抱えて来院されます。不安感が少しでも軽くなるように、なるべく専門用語などの難しい言葉を使わずに、わかりやすく説明するよう心がけています。当院には私のほかに看護師や視能訓練士など7人のスタッフが在籍しており、医師である私だけでなく、クリニック全体で患者さんの不安や疑問を解消したいと考えています。スタッフにも病名や治療法、薬の効果や使い方などの知識を習得してもらうため、昼休みなどを利用して勉強会を行っています。

医師を志したきっかけと、眼科を専門に選んだ理由を教えてください。

家族の付き添いで病院に行ったときに先生たちが働いている姿を見て「かっこいい」と幼心に感じ、その経験が「人の役に立つ仕事をしたい」という夢につながって医師をめざすようになりました。眼科を専門に選んだのは、初めて目の画像を見た時、視神経や血管がとてもきれいで感銘を受けたからです。開業して17年になりますが、患者さんが困っている症状を改善につなげ、喜んでいただきたいと思っています。診療を通して、患者さんの不安や悩みを軽くするお手伝いができるところに眼科の医師としてのやりがいを感じています。また、開業医として、長く一人ひとりの患者さんとお付き合いを続けられることもうれしいですね。

お忙しいと思いますが、どのようにリラックスされていますか?

鹿内真美子院長 溜池眼科医院6

趣味のテニスで汗を流すことが多いです。ただ、私は自分で患者さんを診療しないと気が済まない性格で、別のことをしていても診療のことがつい気になってしまいます。代診の先生をお願いして休みを取るよりも、仕事をしているほうが合っているのかもしれませんね。あとは、新しい情報の学びにつながる勉強会などの場には積極的に参加するようにしています。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

これからも待ち時間の短縮と負担の少ない治療、わかりやすい説明を念頭に置き、患者さんとの信頼関係を大切に診療していきたいですね。このエリアはオフィス街ですが、近隣の会社で働いているご主人が奥さまやお子さまを紹介してくださるなど、ご家族ぐるみでご来院してくださる方もおられ、とてもうれしく思っています。目の症状で気になることがあればいつでも相談に乗り、患者さんの生活背景も把握した上で診療する、そのようなかかりつけ医をめざしていますので、何か不安に思うことがあればお気軽にご相談ください。

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