長期間に及ぶ治療の負担を軽減
オンラインを活用した舌下免疫療法
ウェルスリープクリニック大阪
(大阪市北区/大阪梅田駅)
最終更新日:2026/06/08
- 保険診療
多くの日本人を悩ませる、アレルギー性鼻炎や花粉症のつらい症状。繰り返す症状や治療薬の副作用によるパフォーマンスの低下は、経済的損失額が算出されるほどだ。また症状緩和のために薬を飲み続けることへの不安や、服薬の手間、費用的な負担も大きい。そこで舌下免疫療法が注目されている。アレルゲンを少量ずつ体内に取り込むことで根本的な体質改善をめざす治療で、大きな効果が期待される。ただ、治療期間が3~5年と長く治療中断に陥りやすいこともあり、「ウェルスリープクリニック大阪」ではオンライン診療を活用。通院の手間を減らし、多忙な人でも治療が続けられるように工夫を凝らす。「さまざまな負担に配慮した治療で、改善をめざしてください」と話す渡邊康夫院長に、舌下免疫療法やオンライン診療の様子を詳しく聞いた。
(取材日2026年5月22日)
目次
スギ花粉とダニのアレルギーに対する舌下免疫療法。年単位で治療を続けて根本的な改善をめざす
- Qアレルギー性疾患では、どのような治療が行われますか。
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A
▲患者の負担軽減をめざし、オンライン診療について丁寧に語る院長
アレルギー性疾患は、鼻水や目のかゆみなどのつらい症状が現れます。治療ではまず、アレルギーの原因物質を突き止めることが大切です。花粉や植物、ダニ、昆虫、ハウスダスト、食べ物、動物の毛などもアレルゲンになります。テストで原因物質が明らかになれば、それを食事や生活環境から除去します。しかし花粉やハウスダストのように完全に取り除くことは難しいものもあり、アレルギー症状を和らげるために薬物治療を行います。くしゃみや鼻水、かゆみなどの原因となるヒスタミンの働きを抑えるための抗ヒスタミン薬には、内服薬や点鼻薬、目の周囲に塗るクリームなどもあります。重症の花粉症には、IgE抗体に作用する抗体製剤も使われます。
- Qでは、こちらで行う舌下免疫療法とはどのような治療法ですか?
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A
▲一人ひとりの症状や生活背景に寄り添った診療を行う
スギ花粉あるいはダニによる通年性アレルギー性鼻炎に向けた治療法です。微量のアレルゲンを体内に繰り返し取り込むことでアレルギー反応を徐々に弱め、体質改善をめざします。実際の治療では、スギ花粉やダニのエキスを含んだ錠剤を、舌の下で決まった時間保ってから飲み込みます。1日1回、毎日の服用を年単位で続ける必要がありますが、治療費用は保険適用です。抗ヒスタミン薬などでの治療は対症療法ですが、舌下免疫療法はアレルギー反応の根本にアプローチするもので、高い効果が見込めます。抗ヒスタミン薬では眠気などの副作用が出やすいものもありますが、舌下免疫療法は仕事などの事情で眠気を避けたい人にも適しています。
- Q舌下免疫療法のデメリットには、どのようなことがありますか?
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A
▲安心して治療を受けられる環境が整う
治療開始から1~2ヵ月頃までは、かゆみや腫れなどの軽度の副作用が出る恐れもありますが、治療を続けるうちに体が徐々に慣れてくるでしょう。初回の服薬は、基本的にはご来院いただいて医師の管理のもとで行い、投与後約30分は院内にとどまって副作用が出ないか確認します。2回目以降はご自宅で服用してもらいます。ただ、舌下免疫療法で期待される効果を最大限に得るためには、3~5年間にわたる治療の継続が推奨されています。その間は定期的な受診が必要ですので、治療期間が長いことはデメリットになるかもしれません。中には、通院が面倒になったり多忙で受診できず、途中で治療が続かなくなる患者さんもいらっしゃるようです。
- Q通院の負担に対して、こちらではオンライン診療も選べるとか。
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A
▲自宅にいながら診察が受けられるオンライン診療
初めて舌下免疫療法を受ける方はアレルギー検査が必要ですので、初診は対面診療で行います。再診以降から、また以前に舌下免疫療法を受けたことのある方では初診から、オンライン診療やお薬の処方が可能です。オンライン診療では、服薬の状況、症状や体調の変化、副作用の有無、他に服用しているお薬があれば飲み合わせなどもチェックします。オンライン診療は通院に伴う移動や待ち時間がなく、ご都合の良い時間にお好きな場所で診察を受けていただけます。また当院のオンライン診療ではお薬をご自宅へ直接お送りしますので、薬局に行く手間もありません。治療が長期にわたるからこそ、ご自宅で受診を完結できるメリットは大きいと思います。

