全国のドクター14,277人の想いを取材
クリニック・病院 158,248件の情報を掲載(2026年6月09日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市北区
  4. 大阪梅田駅
  5. ウェルスリープクリニック大阪
  6. 渡邊 康夫 院長

渡邊 康夫 院長の独自取材記事

ウェルスリープクリニック大阪

(大阪市北区/大阪梅田駅)

最終更新日:2026/06/08

渡邊康夫院長 ウェルスリープクリニック大阪 main

平均睡眠時間が世界最低水準といわれる日本。睡眠の大切さが社会的にも注目される一方で、今の睡眠に満足できていないという人は多いだろう。ただ、「睡眠の悩みは、どこで相談すれば良いのかわからない」という声も聞こえてくる。そんな今、睡眠を軸に生活習慣病やアレルギー疾患など、全身の健康維持に対応する「ウェルスリープクリニック大阪」が、2026年5月に梅田で開業。渡邊康夫院長の診療経験や系列クリニックで蓄積したノウハウを生かし、オンライン診療と対面診療を行うクリニックだ。中でも睡眠時無呼吸症候群のCPAP療法やアレルギー疾患の舌下免疫療法では、オンライン診療を活用して通院負担の軽減をめざす。「より多くの人が健やかに過ごせるようにサポートしていきたい」と話す渡邊院長に、同院の特色や診療への思いを聞いた。

(取材日2026年5月22日)

睡眠を整え全身の健康へアプローチ

印象的なクリニック名ですね。診療内容を教えてください。

渡邊康夫院長 ウェルスリープクリニック大阪1

「ウェルスリープ」とうたっているように、主に睡眠に関する治療を行います。まず、お悩みの方が多い睡眠時無呼吸症候群をはじめ、睡眠自体のトラブルに対応。また、睡眠が損なわれると全身にもさまざまな悪影響が及ぶため、日本循環器学会循環器専門医としての経験を踏まえ、生活習慣病や肥満症、禁煙治療といった循環器領域の診療も行います。また、もう一つの柱としてアレルギー疾患にも注力してきました。これらを含め、全身の健康を総合的に診るのが当院の特徴です。

ご開業の経緯をお聞かせいただけますか?

当院の系列クリニックが2019年から東京で、オンラインと対面で同様の治療を行っていますが、睡眠に悩む方を中心に、患者さんは年々急速に増加しています。私も診療に携わる中で、睡眠時無呼吸症候群の患者さんから「どこへ行けばいいのかわからなかった」という声を多く聞き、未治療の方がまだたくさんいらっしゃることを痛感してきました。またオンライン診療の患者さんは全国各地に及びますが、関西地区の患者さんは比較的少ないことも気がかりでした。そこで、関西にも受診しやすい拠点を設けようということになりました。睡眠の悩みは30~50代の働き盛りの男性に多いので、オフィスの多い都心で、かつ広域からアクセスしやすいターミナル駅近くのこの場所で開業しました。

睡眠のトラブルは、やはり改善したほうがいいのですか?

渡邊康夫院長 ウェルスリープクリニック大阪2

はい、そのとおりです。医師として、また個人的な経験からも、人間の健康の土台は、食事、運動、そして睡眠だと実感しています。食事や運動の大切さは広く認知され、アドバイスを受けられる場所も多くありますが、わが国では睡眠は軽視されがちで「眠らず頑張る」ことが評価された時代もあります。しかし睡眠がおろそかになると、眠気などで日中のパフォーマンスは明らかに低下します。また睡眠不足が続くと血圧やホルモン、自律神経などにも悪影響が及んで、高血圧症や糖尿病、不整脈など重大な病気を招くリスクを高めます。睡眠時無呼吸症候群は突然死のリスクであることも知られています。最近では快眠グッズなども増えて、ご自身である程度ケアできる部分もありますが、それでも改善しない場合は放置せず、ぜひ専門家へご相談ください。

オンライン診療を活用し、通院負担を軽減

睡眠に関してどのような治療が受けられるのか、詳しく教えてください。

渡邊康夫院長 ウェルスリープクリニック大阪3

就寝中のいびきや呼吸の停止、夜中に目が覚める、眠りが浅い、日中の眠気が強いといった症状があれば、まずはご自宅で行える簡易検査で「無呼吸低呼吸指数(AHI)」を調べます。その結果、重症の睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、経鼻的気道持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)という治療をご提案します。就寝中に鼻に装着したマスクから圧力をかけた空気を送り込み、気道を広げて呼吸の安定をめざす方法です。もしCPAPの適応でなかった場合やCPAPを使いたくないという場合には、枕などで就寝中の姿勢を調整する方法や、就寝中にマウスピースで顎の位置を前に固定して空気の通り道を確保する治療などもあります。睡眠時無呼吸症候群では体重が過多の方も多いので、減量治療をご案内することも。病状や患者さんの生活背景、ご要望などに応じたさまざまなアプローチで治療を進めます。

オンライン診療を受けたことがなく、やや不安もあります。

何よりも、お好きな場所でご都合の良い時間帯に診察を受けられることがオンライン診療の良さです。実際に当院でも、多くの方がオンライン診療を選んでいます。今はオンラインでのやりとりが普及しましたので、より気軽にご利用いただけるのではないでしょうか。また、当院のグループでは新型コロナウイルスの流行以前からオンライン診療のノウハウがあり、スムーズな診療に努めています。お薬のお渡しも、対面診療であれば院内で、またオンライン診療ではお薬そのものをご自宅まで配送します。「忙しいから」と受診を先延ばしにしたり治療中断に至ったりすることがないよう、ぜひオンライン診療の利便性を体験していただきたいですね。

アレルギー疾患では、どのような治療が受けられるのでしょう。

渡邊康夫院長 ウェルスリープクリニック大阪4

花粉症やアレルギー性鼻炎の根本的な改善をめざす「舌下免疫療法」に力を入れています。アレルゲンを含む薬剤を少しずつ体に吸収させ、アレルギー反応を弱めていく治療です。3~5年ほどの継続服用が推奨されていますので定期的な診察が必要ですが、オンライン診療を活用すれば通院負担を大きく軽減できます。また、オンライン診療では画面越しに患者さんの生活環境を垣間見ることもあり、例えばダニアレルギーの方への具体的な生活アドバイスに生かせるケースもあります。これもオンラインならではのメリットだと感じています。

信頼関係を深め、治療へのモチベーションに

ところで、先生はこれまでどのようなお仕事をされてきたのですか?

渡邊康夫院長 ウェルスリープクリニック大阪5

以前は関東の大学病院や中核病院の循環器内科で、不整脈のカテーテル手術などを担当していました。また、日本内科学会総合内科専門医として、内科全般の診療や訪問診療なども経験しています。実は、患者さんが多い心房細動という不整脈は、睡眠時無呼吸症候群の方でも非常に多く見られます。若い頃から肥満やいびきがあり、その後、重大な病気に至るケースも見てきましたので、睡眠を整える重要性は早くから感じていました。また不整脈治療では、ペースメーカーなど体内に埋め込んだ医療機器のデータや問診から病状の先行きを予測し、治療を組み立てる経験を豊富に積んできました。オンライン診療にも初期から取り組んできましたので、対面診療と遜色のない手応えを感じています。

オンライン、対面を問わず、診察の際に大事にされていることは?

患者さんのお話をしっかり聞くことです。同時に患者さんの表情や病歴、生活背景などにも注意し、これまでの診療経験に基づく推測も加えながら、患者さんと真摯に向き合います。また治療方針やアドバイスは一方的に伝えるのではなく、患者さんのご希望に寄り添う、患者さん中心のスタイルを大事にしています。私自身も押しつけられるのは苦手ですし、ご自宅での機器の使用や服薬は、患者さんがご自身で行うことですので。ただ、患者さんに任せきりにするのではなく、定期的な診察が治療へのモチベーションにつながるよう心がけています。何回か診察を重ねるうちにお互いの信頼関係が深まり、それが治療の継続や症状の改善へとつながればうれしいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

渡邊康夫院長 ウェルスリープクリニック大阪6

誰もが毎日睡眠を取りますが、「健康的な睡眠であるかどうか」という関心や問題意識は、まだ低いように感じています。また、睡眠が生活習慣病に影響していることも、十分には知られていないかもしれません。私自身も睡眠が乱れて体調を崩した経験があり、快適な眠りを取り戻すことの大切さを身をもって実感しています。当院は各線の大阪駅からアクセスしやすく、百貨店の中という便利な立地です。また、オンライン診療であれば再診以降の受診負担も大きく軽減できます。「睡眠や全身の健康に不安があるけれど、忙しくて受診ができていない」という方も、お仕事やお買い物の都合に合わせて、まず一度ご相談いただければと思います。