親子を笑顔に! 最高のチームづくり
親子の話に優しく耳を傾ける
そらいろこどもクリニックありあけ
(江東区/有明テニスの森駅)
最終更新日:2026/07/14
- 保険診療
子育てにはさまざまな不安がつきものだ。そして、子どもと密接に過ごせる時間は案外短い。だからこそ「そらいろこどもクリニックありあけ」の院長を務める櫻井謙医師は「子育てという限られた時間を、できるだけ楽しんでほしい」と、安心を届け、親子を笑顔にするチームをつくり上げた。大切にしているのは櫻井医師が大学病院で診ていたような難病を抱える子どもをはじめ、どのような患者にも同じ気持ちで接すること。マニュアルどおりではなく、自ら考えて、子どもとその家族にとって最善を尽くそうとするスタッフたちに出会い、「居心地の良い場所」と感じる患者家族も多いだろう。セラピードッグが来る日もある院内で、どのようなチーム医療を行っているのか教えてもらった。
(取材日2026年6月29日)
目次
子どもにも親にもそっと寄り添い「大丈夫」と励ますチーム医療
- Qどのようなチームで患者さんを迎えていますか?
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A
▲子どもと家族に寄り添うチーム医療を大切にする櫻井院長
当院は受付、看護師、医師が一つのチームとなって診療にあたっています。看護師は小児医療のスペシャリスト、受付は保育士、心理士、幼児教室講師、プロの陶芸家などキャリアは多種多様です。共通しているのは、子どもが大好きで、親身になって寄り添う心を持っている点。キッズスペースでお子さんと遊んだり、待合室でママパパと談笑したり、担当を決めているわけではありませんが、自発的に行動してくれています。核家族化が進み近所とのふれあいも少なくなりがちな現代では、ネットに相談できるものの、対面では孤立して子育てしている方も少なくありません。だからこそ、皆さんが安心して打ち明けられる対面の場をつくりたいと考えています。
- Qチームワークのために工夫していることはありますか?
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A
▲親子が気軽に立ち寄れる地域の小児科クリニック
診療が終わるごとに、「気づいたこと」をすぐに共有し、お互いに確認し合うようにしています。全員、観察力が優れているだけではなく、一流ホテルのスタッフのような気遣いと、子どもと同じ目線になって遊んだり、人のためにできることをしたいという強い意志を持っているのは、当院の誇りです。保護者の方が不安に思っている部分に的確にアプローチして「大丈夫ですよ」と励ましてくれたりなど、スタッフが患者さんとそのご家族にとって良いことをすると、他のスタッフがすぐにそれを褒めて、できることは真似していく姿勢があります。スタッフに意見を自由に出してもらい、まず動いてもらうことで、自立して進んでいけるチームになっています。
- Qクリニックの特徴的な取り組みも多彩ですね。
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A
▲不安な気持ちに耳を傾けながら丁寧に診察
小児科は子どもの便秘や湿疹で困っているのに「風邪をうつされたらどうしよう」と受診をためらう保護者の方もいます。そのため、当院では感染症の心配がないお子さん専用のクリーンルームも設けています。平日14時30分から15時30分は、クリニック全体を感染症状のないお子さん専用の「クリーンタイム」としています。クリーンタイムは、単に健診や予防接種をするだけでなく、子育てママのリラックスのために、麦茶やディカフェなどの飲み物を用意して保護者の方達のコミュニケーションの場としても役立ててもらっています。先輩ママさんに後輩ママさんが、最新の授乳グッズを教えてもらったり、保育園選びを相談されたりしています。
- Qクリニックにはセラピードッグもいると伺いました。
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A
▲成長や発育に関する悩みも相談できる専用スペース
毎月第4金曜午後に、セラピードッグがクリニックにいます。海外では昔からポピュラーで、私の留学したロサンゼルス小児病院でも導入されていました。最近は日本でも導入施設が増え、私の母校の慈恵医大でも数年前からセラピードッグがいました。その経験から、自分のクリニックでもセラピードッグを取り入れたいと考えました。病院を恐い場所にしない試みの一つでもあり、実際には、受診せずに、わんちゃんに会いにだけ来る子もいます。
- Qチームとしてどのような安心感を届けていきたいですか?
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A
▲「ここにいていい」と思える安心感の提供をめざす
独自の取り組みをきっかけとして「行ってみようかな」と足を運んでくださる方もいます。誰に対しても「ここにいていいんだ」という安心感と親近感を届けられたらと思っています。実際、診察が終わった後も「もう少し、待合室にいていいですか?」と言われることもあるのですが、もちろん大歓迎です。そういった患者さんは、授乳、離乳食、保育園選びなど、何かしら聞きたいことを抱えています。私ももちろんお答えしますが、受付、看護師、どのスタッフにお尋ねいただいても構いません。患者さんとの距離が比較的近く、井戸端会議のように笑いが絶えないこともよくあります(笑)。どこにも相談できずにいたことも、遠慮せずにお話しください。

