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首の腫れや喉の詰まり、動悸、疲労感は
甲状腺専門の医師に相談を

ひるま甲状腺クリニック 蒲田

(大田区/蒲田駅)

最終更新日:2026/05/01

ひるま甲状腺クリニック 蒲田 首の腫れや喉の詰まり、動悸、疲労感は 甲状腺専門の医師に相談を ひるま甲状腺クリニック 蒲田 首の腫れや喉の詰まり、動悸、疲労感は 甲状腺専門の医師に相談を
  • 保険診療

甲状腺ホルモンは、多すぎても少なすぎても体にさまざまな症状や不調をもたらす。中でも甲状腺ホルモンが不足する「甲状腺機能低下症」という病気は、疲れやすさ、気分の落ち込み、むくみなど、一見すると甲状腺と結びつきにくい症状が多く、適切な検査や診断にたどり着きにくい。何科を受診すべきかわからず、内科や精神科など複数の医療機関を転々とした末、ようやく甲状腺の病気だと判明するケースも多い。「ひるま甲状腺クリニック 蒲田」の蛭間重典院長は、首の腫れや喉の詰まり、原因不明の疲労感など、ちょっとした異変を感じている人こそ、早い段階で甲状腺を専門に診るクリニックや病院を受診してほしいと話す。腫瘍の有無を調べる細胞診など、専門的な検査にも対応する同院の取り組みについて、蛭間院長に話を聞いた。

(取材日2026年4月14日)

首の腫れや喉の詰まりは甲状腺の専門家に相談を。ホルモン調整治療から細胞診まで一貫してフォロー

Q甲状腺とはどのような臓器ですか?
A
ひるま甲状腺クリニック 蒲田 専門性の高い経験豊富なベテランドクターが診療にあたる

▲専門性の高い経験豊富なベテランドクターが診療にあたる

甲状腺は蝶の形をした臓器で、喉仏から指2本分ほど下に位置します。ここから分泌される甲状腺ホルモンは全身の代謝を調整しており、このバランスが崩れるとさまざまな症状や病気が起こります。甲状腺機能亢進症のように甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、動悸や息切れ、手の震え、多汗、体重減少、イライラ感などの症状が現れます。一方、甲状腺ホルモンが不足する甲状腺機能低下症では、意欲低下、抑うつ、物忘れ、むくみなどが見られます。亢進症と低下症、双方に共通するのは疲労感と、甲状腺の腫れによる喉の詰まりや首の腫れ、飲み込みにくさですが、甲状腺の症状だと気づきにくく、何科を受診すべきか迷われる方が多いです。

Qバセドウ病や橋本病についても教えてください。
A
ひるま甲状腺クリニック 蒲田 甲状腺疾患の豊富な知識を持つ蛭間院長

▲甲状腺疾患の豊富な知識を持つ蛭間院長

甲状腺機能亢進症の代表的な病気にはバセドウ病があり、甲状腺機能低下症の代表例としては橋本病があります。これらは自己免疫が関与しており、体質や遺伝的背景が影響することもあります。ただし、必ずしも「甲状腺機能低下症=橋本病」ではないため、血液検査などを行い慎重に診断する必要があります。バセドウ病には、甲状腺の腫れ、頻脈、眼球突出という3つの特徴的な症状がありますが、お子さんの場合、これらの症状よりも多動や落ち着きのなさが目立ち、ADHDなど別の病気と誤解されてしまうこともあります。また、高齢者の意欲低下に橋本病が潜んでいても、「加齢による症状」と見落とされがちです。

Qバセドウ病や橋本病はどのように治療していくのですか?
A
ひるま甲状腺クリニック 蒲田 模型や図を用いて患者にわかりやすく説明

▲模型や図を用いて患者にわかりやすく説明

バセドウ病や橋本病は体質的な側面が強い病気のため、完治をめざすというよりも、甲状腺ホルモン値を適切な範囲に保つことが治療の目標となります。甲状腺機能低下症に対してはホルモン補充療法を行い、定期的な血液検査で数値を確認。甲状腺機能亢進症には、内服治療、放射線で甲状腺の萎縮を図る方法、甲状腺を取り出す手術など選択肢があります。まずは内服治療から始めることが一般的ですが、まれに肝障害や免疫力低下、湿疹や血管炎などの副作用が出現することがあります。当院をはじめ、甲状腺専門のクリニックや病院では、薬の適合性や副作用、患者さんの生活背景を総合的に判断しながら、必要に応じて治療方法の切り替えを検討します。

Q首のしこりの検査についても教えてください。
A
ひるま甲状腺クリニック 蒲田 痛みに配慮した検査を心がける

▲痛みに配慮した検査を心がける

甲状腺にできるしこりの多くは良性ですが、中には甲状腺がんなどの腫瘍性病変の可能性もあります。エコー検査である程度の見極めはできても、良性か悪性かは細胞診検査をしなくては判断できません。当院でも、ほかの甲状腺クリニックから依頼を受けて細胞診を行うことがあるのですが、首回りは出血による窒息のリスクがあるデリケートな部分です。そのため、当院での事前検査を受けていただいてから、細胞診の予定を組むという流れで行っています。また、細胞診まで一貫して対応できるクリニックは決して多くありません。無駄な通院や検査を避けるためにも、最初から細胞診が実施できるクリニックや病院を受診いただくことをお勧めします。

Q甲状腺の検査や治療には、高い専門性が必要とされるのですね。
A
ひるま甲状腺クリニック 蒲田 やわらかく温かみのある印象の院内

▲やわらかく温かみのある印象の院内

そのとおりです。首の腫れやしこりがすべて重大な病気とは限りませんが、見極めには細胞診を含む専門的な検査が必要です。また、甲状腺機能低下症の治療では、甲状腺の大きさや背景となる病気、遺伝的な要素まで考慮してホルモン量の調整を図ります。私は表参道にある甲状腺専門病院の伊藤病院に今も在籍しており、当院でも伊藤病院と同等の検査機器を導入しています。甲状腺ホルモンの測定は機器によって誤差が大きいため、検査機器の選定も重要なんですよ。甲状腺の手術が必要な際、患者さんごとの病態や希望術式によってお勧めの病院や先生をご紹介できるのも、今まで甲状腺分野に専従してきたからだと自負しています。

ドクターからのメッセージ

蛭間 重典院長

甲状腺の病気は、動悸や疲労感といった「なんとなくの不調」や、首の腫れ、喉の詰まりなど、曖昧な症状として現れることが多く、何科を受診すべきか迷われる方が少なくありません。ですが、「病院に行くほどではないけれど、なんだか気になる」「甲状腺の病気でなければ迷惑では?」と感じている方こそ、甲状腺を専門に診るクリニックや病院で一度検査を受けてほしいと思います。検査の結果、異常がなければ安心ですし、ご自身の体の状態を知る良い機会となります。また、健診で甲状腺の腫れを指摘され、再検査を受ける場合は、通常の検査から細胞診まで一貫して対応できるクリニックや病院を選ぶと、不要な検査や通院を減らせるでしょう。