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内視鏡検査の専門家ならではの
問診、診断と迅速な治療

横浜センター北ほしクリニック 内視鏡内科・肛門外科

(横浜市都筑区/センター北駅)

最終更新日:2024/07/10

横浜センター北ほしクリニック 内視鏡内科・肛門外科 内視鏡検査の専門家ならではの 問診、診断と迅速な治療 横浜センター北ほしクリニック 内視鏡内科・肛門外科 内視鏡検査の専門家ならではの 問診、診断と迅速な治療
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誰もが、腹部に何かしらの痛みや違和感を覚えたことはあるだろう。時々生じる症状であるという理由から、受診を控える人は少なくない。症状を自覚する頻度が増えた、検診で気になる所見を手にした場合、どのような医院を訪ねたらいいのだろう。「横浜センター北ほしクリニック 内視鏡内科・肛門外科」の星加奈子院長は、横浜市立大学医学部大学院を修了。大学病院、高度医療機関、胃腸科・肛門科専門クリニックなどに勤務し、長きにわたり専門家として研鑽を積んできた。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医の資格を有する。「内視鏡検査によって、消化器系がんは発見しやすいのが特徴。40歳を過ぎたら内視鏡検査を受診していただきたい」と話す星院長に、腹部辺りの違和感に関して詳細に聞いた。

(取材日2024年6月26日)

経験、実績が豊富な消化器内科、内視鏡の専門家。 器質的疾患の有無に関わらず、患者の違和感に寄り添う

Q消化器内科を受診するタイミングを教えてください。 
A
横浜センター北ほしクリニック 内視鏡内科・肛門外科 食事と関係する器官の異常は消化器内科の受診を推奨する星院長

▲食事と関係する器官の異常は消化器内科の受診を推奨する星院長

受診が望ましい代表的な症状は、みぞおち辺りの痛み、不快感、もたれ、吐き気、嘔吐、胸焼けなど。また喉に詰まりのような感覚があり「逆流性食道炎」の可能性を心配される方や、飲食時の飲み込みにくさを感じて来院される方も。症状のほかに、検診で「ピロリ菌感染の可能性」、「内視鏡検査による生検の必要性」などの所見が認められた場合は受診するのが良いでしょう。内科と消化器内科の区分が難しい、という方がいらっしゃいます。「食事と関係する器官に違和感」を覚えた際は、消化器内科を第一選択肢として考えてみることをお勧めします。

Q症状の裏に、どのような疾患が隠れている可能性がありますか。
A
横浜センター北ほしクリニック 内視鏡内科・肛門外科 患者に親身になって診察にあたる

▲患者に親身になって診察にあたる

ピロリ菌感染の有無により、状況は分かれます。ピロリ菌感染者においては、慢性の萎縮性胃炎を発症し、胃潰瘍や胃がんのリスクが高くなります。非感染者の場合は、急性・慢性の胃炎、ピロリ菌以外の原因による胃潰瘍、逆流性食道炎など。みぞおち周辺には肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓などもあるので胆石や膵臓の病気などの可能性も。内視鏡検査において器質的な異常が認められないにもかかわらず、胃の痛み、吐き気、不快感などで悩まれる方はとても多く、「機能性ディスペプシア」も増えています。悪性疾患ではないですが、患者さんは不快症状を抱えていますので、その解決につながるような治療にも尽力しております。

Q消化器内科を受診するメリットは、どのようなことでしょうか。
A
横浜センター北ほしクリニック 内視鏡内科・肛門外科 事前診療では、必要に応じて血液検査を行うこともある

▲事前診療では、必要に応じて血液検査を行うこともある

内視鏡検査を行うことによって、リアルタイムかつ適切にご自身のみぞおち周辺の状況を確認できます。患者さんにとって、納得感が得られやすい方法の一つだと思います。消化器内科を専門とする医師は、その道の経験値にもとづいた問診が可能。例えば患者さんから「出血と痛み」の訴えがあった場合、いくつかの病名が浮かびます。問診内容から除外診断を行い、ターゲットを絞りこんだ上で必要な検査を選別。専門の医師であれば、類する症例を診断するための手札を豊富に取りそろえているので、専門家だからこそ近道を通って早期診断、早期発見、早期治療にたどり着けるお手伝いができるものと考えています。

Qどのような診断、治療を行っていますか。
A
横浜センター北ほしクリニック 内視鏡内科・肛門外科 内視鏡検査の高難度の治療技術の研鑽を積んだ院長が診療にあたる

▲内視鏡検査の高難度の治療技術の研鑽を積んだ院長が診療にあたる

内視鏡検査のほか、必要に応じて腹部のエックス線、超音波検査や血液検査などを組み合わせて診断を行います。当院のような医療機関は、患者さんが最初に来てくださる場所なので慎重な診断が重要です。診断時に強く意識していることは、「例外」はいかなる症例においても生じ得るということ。先入観をもった診断は、誤診につながりかねません。初心を忘れることなく、この意識を肝に銘じて日々従事しています。投薬など内科的治療が適している場合は処方を差し上げますし、大きな病院での治療を要するケースでは、高度先進医療機関を紹介します。一次診療クリニックとして、迅速な検査、診断、治療にこだわっています。

Qどのような場合に、内視鏡検査を受けたほうがよいのでしょうか。
A
横浜センター北ほしクリニック 内視鏡内科・肛門外科 内視鏡検査ではストレッチャーで移動できるシステムを採用

▲内視鏡検査ではストレッチャーで移動できるシステムを採用

40歳を過ぎた方であれば、一度は受診することをお勧めします。検診で「ピロリ菌がいるかもしれません」と指摘があった場合は、速やかに受診しましょう。ピロリ菌感染者は毎年の受診、非感染者であり他の異常がない場合は2年に1回程度の受診頻度が望ましいですね。また飲酒、喫煙の習慣をお持ちの方は、食道がんのリスクがあるので毎年受けていただきたいところ。咽頭がんの早期発見にもつながります。当院では、ハイスペックな経口内視鏡検査システムを導入しており、高精度な検査、診断につなげます。患者さんの苦痛を軽減するために、さまざまな工夫を採用しているので、気軽にご相談いただければと思います。

ドクターからのメッセージ

星 加奈子院長

がん死亡者数の2位が大腸がん、3位が胃がんと、死因の上位を占めています。胃がん、大腸がんは早期発見、早期治療が可能であり、検査によって発見しやすいがん疾患とも言えます。みぞおち辺りのもたれや不快感を自覚する場合は、ぜひ内視鏡検査を受診していただきたいですね。病巣が見つかったのであれば早期治療につなげ、器質的な異常が認められない場合であっても患者さんの不快感に寄り添いながら、最適な治療法を探していくことが私の使命だと思っています。女医が院長を務めるクリニックという特徴を生かしながら、患者さんの不安を軽減できるよう精進してまいります。気がかりなことがあれば、気軽にお声がけください。

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