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重大な病気を未然に防ぐための
生活習慣病の治療と内視鏡検査

西にっぽり内科消化器クリニック

(荒川区/西日暮里駅)

最終更新日:2024/03/14

西にっぽり内科消化器クリニック 重大な病気を未然に防ぐための 生活習慣病の治療と内視鏡検査 西にっぽり内科消化器クリニック 重大な病気を未然に防ぐための 生活習慣病の治療と内視鏡検査
  • 保険診療

生活習慣病は重大な病気への入り口となる病。高血圧症、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症など、いずれも初期の段階ではほとんど症状がないため放置されることも多いが、それによって引き起こされるのは、脳梗塞や心筋梗塞など命に関わる疾患だ。生活習慣病を見つけるために重要なのは、やはり健康診断や人間ドックでの検査。例えば、便潜血検査で陽性になった場合は大腸内視鏡検査を、ピロリ菌の除菌を行った人や日頃から吐き気、むかつき、げっぷなどの症状が続いていれば胃の内視鏡検査を行い、胃がんや大腸がんの早期発見に結びつけたい。大学病院で多くの末期患者を診てきた経験から「深刻な状態に進行する前の段階で食い止めたい」と話す「西にっぽり内科消化器内科」の森川麗院長に、生活習慣病の治療と内視鏡検査の重要性について話を聞いた。

(取材日2023年12月11日)

重大な病気を未然に防ぐために受けておきたい生活習慣病の治療と内視鏡検査

Q生活習慣病の特徴と怖さについて教えてください。
A
西にっぽり内科消化器クリニック 健診での異常は放置せずに受診を

▲健診での異常は放置せずに受診を

高血圧症、糖尿病、高脂血症や高コレステロール血症などの脂質異常症、痛風の原因になる高尿酸血症などが、代表的な生活習慣病です。いずれも自覚症状がほとんどなく、初期の段階では血液検査でしか診断できません。そのため、治療する必要性を感じずに放置している方も多いと思います。私が専門としている非アルコール性脂肪肝炎(NASH)も生活習慣病の一つですが、放置されることが多い病気です。しかし、これらをコントロールせずに生活習慣が改善できないと、合併症を引き起こし命に関わる重大な病気につながることがあります。生活習慣病は症状がないうちから、未然に防いでいくことが大切です。

Q治療せずに放置しておくリスクについて教えてください。
A
西にっぽり内科消化器クリニック 長年肝臓内科を専門に研鑽を積んだ森川院長

▲長年肝臓内科を専門に研鑽を積んだ森川院長

高血圧や糖尿病、脂質異常症の状態が長く続くと動脈硬化が進行して脳卒中や心血管疾患のリスクが増えるといわれています。糖尿病は長年患っていてコントロールが悪いと腎機能障害を来して人工透析になってしまう方もいらっしゃいます。先ほどお話しした非アルコール性脂肪肝炎も放置することで、およそ1割の人が肝硬変や肝臓がんを発症するといわれています。生活習慣病の多くは健康診断や人間ドックで見つかりますが、定期検査の習慣がある人は多くありませんし、症状がないため危機感を持てない人も多いと思います。早めに医療介入してコントロールを図ることをお勧めします。

Q予防のために、日々の生活で気をつけてほしいことはありますか?
A
西にっぽり内科消化器クリニック 早期発見のためにも定期検査を勧めている

▲早期発見のためにも定期検査を勧めている

一般的なことですが、食生活を見直し改善することはとても大切です。脂の多い物や甘い物は、生活習慣病の引き金になりますから摂取する量に注意が大切です。なかなか難しいことですが、運動の習慣をつけることも非常に大事だと思います。飲酒は適切な量を心がけ、喫煙されている方には禁煙していただく。健康的な生活習慣で毎日を過ごすことが予防につながります。近年増えている大腸がんは、食生活の欧米化もリスク要因の一つといわれています。大腸がんの早期発見には検診で便の検査をすることが多いのですが、お通じに不調がある、血便が出る、便潜血検査で陽性になったという方は、なるべく早く大腸内視鏡検査を受けましょう。

Qこちらで行っている内視鏡検査の特徴を教えてください。
A
西にっぽり内科消化器クリニック 鎮静剤を用いるなど、痛みや不快感を軽減するための工夫を行う

▲鎮静剤を用いるなど、痛みや不快感を軽減するための工夫を行う

患者さんの苦痛が少ない形での内視鏡検査を第一に心がけています。胃カメラに関しては、鼻からカメラを挿入する経鼻内視鏡を導入しており、鼻から挿入する場合、喉元での反射を防ぐことができるので、経口よりも比較的楽に受けていただけると思います。また、経口の場合でも従来のものより細いファイバーを使うことで、喉元の違和感の軽減に努めています。加えて、ほぼ眠った状態で検査を受けていただけるよう希望される方には鎮静剤を用意しています。また大腸カメラでは、検査後のおなかの張りを防ぐためCO2送気装置を使ったり、受動湾曲装置のついたスコープで痛みを和らげる工夫をしています。大腸カメラの場合も鎮静剤の使用が可能です。

Q内視鏡検査を受けるタイミングについて教えてください。
A
西にっぽり内科消化器クリニック 内視鏡検査のハードルを下げ、がんの早期発見・治療をめざす同院

▲内視鏡検査のハードルを下げ、がんの早期発見・治療をめざす同院

胃カメラ検査を受けるタイミングは、40歳以上が一つの目安になります。特に、ピロリ菌がいる方、以前ピロリ菌を除去されたという方は1年に1回は受けていただきたいですね。また、家族に胃がんを患った方がいる家族歴のある方にも、1年に1回の検査を推奨しています。大腸カメラ検査に関しては、以前ポリープが見つかったという方は、定期的に受けていただきたいですね。大腸がんの家族歴のある方も同様です。どれくらいの頻度で受けたら良いかは人それぞれになりますが、便潜血検査で陽性が出たら必ず受けていただきたいです。また、お通じに関する何らかの症状がある場合も積極的に内視鏡検査を受けるようにしましょう。

ドクターからのメッセージ

森川 麗院長

生活習慣病の初期段階では症状がほとんどないため、健康診断で見つけることが重要です。症状が出た時には、すでに治療が困難になっていることが多いので、まずは健康診断を受ける習慣をつけましょう。そして、健診で何か異常が見つかったら早めにクリニックを受診してください。将来的には当院も、ウェブ問診や予約システム、キャッシュレス決済などを導入する予定で、通いやすいクリニックをめざしています。私はこれまで数多くの内視鏡検査に携わり、先進の内視鏡による検査も経験してきました。いろいろな症例に対応できる強みを生かし、生活習慣病の治療と並行して、患者さんに負担の少ない内視鏡検査を提供していきたいと思います。

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