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川元 徹 院長の独自取材記事

医療法人社団 北癒会 尾山台歯科クリニック

(世田谷区/尾山台駅)

最終更新日:2022/06/22

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東急大井町線・尾山台駅すぐ近くにある「尾山台歯科クリニック」は、全面がガラスになったドアを開けると、カフェのようなシックで落ち着いた空間が広がる。診療内容は地域のニーズに合わせて幅広く、その中でも、マイクロスコープやデジタル技術を活用した先進的な治療に力を入れていると川元徹院長は言う。「こうした治療は精度や安全性を高めることにつながり、長期的に安定した治療成果が期待できるのです」。これに加え、定期検診やメンテナンスによる予防も重視。「可能な限り天然歯を保存するのが治療の基本」と語る川元院長に、診療の方針や特色などを聞いた。

(取材日2022年5月9日)

天然歯の保存を基本に、予防から先進的な治療まで対応

こちらのクリニックの特色を教えてください。

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歯科の治療法は日進月歩ですが、そうした技術をいち早く習熟し、地域の皆さんにご提供したいとの思いで診療しています。例えば、肉眼では見えない角度にある歯の深部、わずかな虫歯や歯のひび割れも確認できるマイクロスコープを使うことで、精度の高い治療をめざしています。また、歯科医療にデジタル技術を大幅に導入。詰め物・かぶせ物といった修復物を作るプロセスも、今や歯型の採取は不要で、口の中を撮影した3Dデータをもとに、院内にある3D工作機でセラミックの修復物を作製することが可能になりました。ただ、どんなに先進的な技術を駆使して修復物や義歯を作っても、天然歯にはかないません。ですから当院では「天然歯を長持ちさせる」ことを最も重視し、定期検診やメンテナンスに取り組んでいます。それでも悪くなった歯に対しては、削る部分をなるべく少なくし、フィットした修復物を作るなど治療の精度にこだわって対応するようにしています。

診療面ではどんなことを心がけていますか?

患者さんの話をしっかり伺うことと、丁寧な説明で口の中の状態や治療法についてご理解いただくことです。そうしたコミュニケーションと確かな知識・技術が、患者さんが納得される治療、受診して良かったと思える安心感、満足感につながると考えています。当院は以前からマイクロスコープで撮影した口の中の精細な画像・映像を、現状と治療法のご説明に用いてきましたが、今後はさらに積極的に動画を活用していきたいと考えています。歯のクリーニングで採用しているエアフローという手法も、最近はSNSの動画を通じてご紹介を始めました。私たち医療職は「これはもうご存じだろう」とか、「この前もお話ししたことだし」といった勝手な思い込みを避け、スタッフととともにわかりやすい説明にこだわっていきます。

院内の設備やデザインで重視された点は何でしょうか?

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設備は前述のようにマイクロスコープやデジタル技術を活用したワークフローなど、先進的な機器を取り入れています。一方、院内のデザインは、2022年5月のリニューアルを機に、どの年代の患者さんもなじみやすく安心していただけるよう、落ち着いた雰囲気の内装に変更しました。以前の内装もシンプルさと温かみを備えていましたが、今回は待合室から診療室にかけて黒を基調とした配色にしたことで、院内デザインの統一感が増し、よりゆったりと過ごしていただける感じになったと思います。加えて、スタッフが作業するスペースも設備の更新や配置換えを行って、使いやすく見た目も整ったものにしました。これにより安全性や衛生管理の面もさらに充実を図りました。

デジタル技術をインプラント治療や矯正にも活用

インプラント治療でもデジタル技術を活用されると伺いました。

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天然歯を残すことが当院の基本的な考えですが、失った歯を補う治療も少なくありません。治療法には入れ歯、ブリッジ、インプラントがあり、その中でも人工歯根(インプラント)を埋め込んで上部に人工歯を取りつけるインプラント治療は、ほかの治療法に比べて周りの歯に負担をかけず、自然な噛み方が期待できるというメリットがあります。ただ、埋め込む時に顎の骨に穴を開ける手術を行うため、安全性には十分配慮しなければなりません。そこで当院では、口の中を3Dデータ化した後、人工歯根を埋入する適切な角度・深さをコンピューターで計算。その結果をもとに最終的な治療計画を仕上げます。さらに計画どおりに人工歯根を埋め込むためオーダーメイドのガイド装置を作製し、手術中も画像で確認しながらシミュレーションどおりの位置、角度、深さにインプラントを埋め込んでいきます。デジタル技術を駆使することで、精度と安全性の向上に努めています。

マイクロスコープによる治療のメリットを教えてください。

歯科用のマイクロスコープは先端についた高精細な専用カメラにより、細部を数十倍に拡大できる、暗い口の中を明るく照らして見やすくできる、角度をつけて歯の深部まで見える、などのメリットがあります。当院ではさまざまな治療のほか、口の中の状態を確認する際にも使う場合があり、小さな虫歯や歯のひび割れを見つけて早期に対処することも可能になります。特に力を発揮するのは、歯の外側を天然歯のまま残し、内部を治療する根管治療でしょう。これは歯の内側の神経をきれいに抜き取り、細菌の除去を図って詰め物をする治療ですが、従来は治療箇所が肉眼では見えず、経験と勘を頼りに行っていたのです。しかしマイクロスコープなら数十倍に拡大して見ながら治療できるようになり、再発の原因となる神経や菌の取り残しを防ぐことにもつながります。

歯並びの調整が必要な場合、どんな方法がありますか?

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一般的に歯並び全体を動かすような歯列矯正を成人に行う場合、抜歯が必要になったり矯正期間が長引いたりすることは多々あります。しかし、前歯など目立つ部分の歯並びを整えるといった目的なら、ワイヤーでの矯正よりも目立ちにくい、マウスピース型装置による矯正でも対応可能です。当院では口の中を3Dデータ化し、それをもとにAIがどのようなプロセスで歯を動かすのが適切かというプランを練り上げます。この方法では、装置の製作会社が持つ膨大なデータをもとに、数ヵ月後、半年後といった歯の動きをビジュアルに予測できるため、患者さんが結果をイメージしやすくなるのもメリットの一つです。適応があれば年齢はあまり関係なく、60代くらいから始める方もおられますね。

自分の知識・技術で地域に貢献できることがやりがい

歯科医師をめざされたきっかけをお聞かせください。

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大学を出た後、最初は飛行機のパイロット志望でしたが、身体検査にパスせず、別の進路を考えることになったんです。その時に思い浮かんだのが医療の道で、改めて北海道大学歯学部に入学し、一から歯科の勉強をして卒業しました。その後は3つの医療法人に勤めて歯周病治療、インプラント治療などを多数経験し、当院の開業に至ります。実際に現場に出ると、新しい治療法や技術を覚え、習熟していくプロセスには達成感があり、そうやって得た知識と技術で患者さんを治療するのは本当に楽しいものでした。加えて、患者さんとしっかりお話をして、納得していただけるように治療を提供することにやりがいを感じ、この道を選んで本当に良かったと思っています。

院内の衛生管理についてご紹介ください。

当院は開業当初から院内感染対策を重視してきました。医療機器の殺菌・滅菌には国際的に厳格な欧州基準に準拠した装置を使うほか、診療ユニット内を流れる水は衛生面からもしっかりと管理しています。また、治療で歯を削る時に出る粉じんを吸い取る口腔外バキュームを各診療ユニットに設置。粉じんが空気中を漂わないようにして、飛沫による感染のリスクを低減させています。院内全体は十分な換気を行った上で、病院の手術室と同じレベルの清浄さが期待できる空気浄化装置も導入しています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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当院は地域に根差し、「天然歯を大切にする」ことをモットーに定期検診やメンテナンスにも力を入れるのはもちろん、先進的な歯科医療をご提供できるポテンシャルも持ったクリニックです。治療が必要な場合はできる限り削る部分を少なくし、患者さんの体への負担を考え、将来も長く使っていただけるような治療をご提案しています。また、駅から近くて通いやすいこと、落ち着いた雰囲気でリラックスできることで、受診しやすく感じる方も多いでしょう。歯科のメンテナンスになかなか足が向かない、近くで納得できる治療を受けたいとお考えの患者さんなど、当院にお越しいただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/42万9000円~、ワイヤー矯正/38万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/44万円~、セラミックのかぶせ物/8万8000円~、セラミックの詰め物/6万500円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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