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小見山 彩子 院長の独自取材記事

尾山台耳鼻咽喉科

(世田谷区/尾山台駅)

最終更新日:2023/09/15

小見山彩子院長 尾山台耳鼻咽喉科 main

東急大井町線の尾山台駅から徒歩1分の好立地にある「尾山台耳鼻咽喉科」は、2023年8月に新規開業した。院長の小見山彩子先生は、これまで複数の医療機関で耳鼻咽喉科の幅広い診療に携わってきた。同院では、鼻、耳、喉などに関する疾患に加え、めまいや睡眠時無呼吸症候群の治療にも対応し、漢方を用いた治療にも力を入れている。優しく穏やかな表情で「世田谷区等々力、尾山台の地域の皆さんに少しでも貢献をしていきたい」と語る小見山院長に、医師をめざしたきっかけから、力を入れている治療、診療で大切にしている考えなどを広く聞いた。

(取材日2023年9月4日)

コミュニケーションを大切に、納得のいく診療の提供を

まず、医師をめざしたきっかけについて教えてください。

小見山彩子院長 尾山台耳鼻咽喉科1

父は内科の医師で、私が子どもの頃には開業医として地域に根差したクリニックを運営していました。その姿を見ていたので、自然と私も医師になりたいという思いを強く持つようになっていました。特に、父が院長として自らの意思でクリニックの運営や方針を決め、しっかりとマネジメントしている姿を見て、かっこいいなと思っていました。また、患者さんや地域の方から喜びの声を頂いているのを聞き、多くの方から必要とされて感謝されている父を誇らしく感じていました。そこで、私も父のような開業医になりたいと思って医師の道を歩んだんです。

お父さまのような医師をめざして、2023年8月に尾山台にて開業されたんですね。

はい。医師として働き始めてすぐの頃から「いつかは開業してみたい」と思っていました。しかし、父の姿を見てきたからこそ、開業医として働くためにはそれだけの経験や知識が必要だと考えていました。そこで私自身がたくさんの症例や経験を積み重ね、今ようやく開業医として一歩を踏み出せると思ったので、当院の開業に至ることができました。また、勤務医時代は子どもが小さかったのもあり、それに合わせて勤務時間も調整していました。今は子どもも大きくなり、フルタイムで働けるようにもなりましたので、ライフステージの観点からも開業はちょうど良いタイミングでした。

小見山院長が診療の際に心がけていることについて教えてください。

小見山彩子院長 尾山台耳鼻咽喉科2

基本中の基本かと思いますが、患者さんと目を見てしっかり話をするということはとても大切にしています。その上で、症状の原因や今後の治療方針をお話しして、納得して帰っていただくことが重要だと思っています。「医師とあまり話せなかった」「一方的に話されて終わってしまった」という患者さんの声をさまざまなところで聞くことがあります。患者さんの不安な気持ちを少しでも払拭して、明るい気持ちでお帰りいただくためにも、適切な診療だけでなく、コミュニケーションを取ることが重要なんです。だからこそ、お一人お一人にしっかり時間をとって、納得してもらうまで説明をする。そして患者さんの意見や状況をしっかり聞いて、その上で治療方針を決めていくということを常に心がけています。

西洋医学の治療だけでなく漢方薬を用いた治療も

どのような年代、主訴の患者さんが多く来院していますか?

小見山彩子院長 尾山台耳鼻咽喉科3

年代問わず、耳・鼻・喉のお悩みがある方にお越しいただいています。特にお子さんであれば、アレルギーや中耳炎などが多いですね。お子さんの治療では必ずご両親にも、病状をカメラで見てもらいながら、経過を観察できるようにしています。話して伝えるだけでなく、状況を「見える化」することで、納得感が生まれ前向きに治療に臨めるでしょうからね。また高齢の方を中心に難聴を訴える方も多いので、補聴器の対応にも力を入れています。視力補正のために用いられる眼鏡とは違い、補聴器は一人ひとりに適合させるために繊細な調整が必要なんです。だからこそ、当院では認定補聴器技能者と二人三脚で患者さんに合う補聴器の提供に努めています。耳が聞こえづらくなると、人は自然と内にこもってしまい、認知症などにつながるケースもあります。「聞こえる」ことは暮らしの中でも非常に大切な要素なので、お悩みの方はご相談にお越しいただきたいです。

その他に、気になる主訴などはありますか。

イヤホンを日常的に使いすぎて、外耳道炎になってしまい、かゆみや耳だれ、痛みなどを訴える方もいらっしゃいます。イヤホンで大きな音に慣れすぎると、若くても難聴になってしまう場合があるので注意が必要です。少しずつ進行していくので、日頃から音量や聴く時間について気をつけていただきたいですね。また、睡眠時無呼吸症候群の患者さんも多くいらっしゃいます。きっかけは「家族からいびきがうるさいと言われて」というものが多く、当院で検査を希望されます。当院では、睡眠時無呼吸症候群の疑いがある方の自宅での簡易検査、クリニックでの精密検査に対応しています。その後の睡眠中にマスクをつけて鼻から空気を送り込み、空気の通り道を確保することをめざすCPAP療法にも対応しています。治療後の酸素濃度や脳波の解析などを記したレポートも定期的にお見せして、睡眠の改善をめざしていきます。

漢方薬を用いた治療にも力を入れていると伺いました。

小見山彩子院長 尾山台耳鼻咽喉科4

耳鼻咽喉科疾患においては、多くの症状に漢方を活用することができます。体質や症状に合わせて使い分けることで、患者さんとマッチすればとても良い効果が望めるのではないかと考えています。実は、父も内科の医師として漢方をよく扱っており、子どもの頃に父の漢方の教材を見たこともあったので、多少の基礎知識はあったんです。だからこそ、大学時代はより深く漢方について勉強しました。漢方の治療は西洋医学と違って少し複雑なところもありますが、奥深さゆえに魅力的な手法だと思っています。私自身もアレルギー性鼻炎で悩んでいるので、自ら漢方薬を選びながら日々の治療にも役立てているんです。

耳鼻咽喉科の問題は、生活の質と密接に関わる

開業するにあたり、院内のデザインや設備でこだわったところはありますか。

小見山彩子院長 尾山台耳鼻咽喉科5

耳鼻咽喉科と聞くと「機械がたくさんあって怖いところ」というイメージがあると思います。確かに治療の機器があって圧迫感を感じさせてしまうかもしれません。このようなマイナスのイメージを少しでも払拭して、ストレスを感じずに来院してほしいという思いから、クリニック全体を明るさや清潔感を感じられるデザインにしました。診察室にも外の光が入るようにして、開放的な空間にすることで威圧感などを感じにくいようにしています。また、ベビーカーやカートを使用されている方、つえをついている方でも安全に移動できるよう待合室や通路は広めのスペース確保し、バリアフリーの整備をしました。また、設備面では、めまいの精密検査を行うための重心動揺検査機器を導入しています。少しでも疑いのある方は、ぜひ検査を受けにいらしてくださいね。

その他、クリニックの運営でこだわっているところはありますか。

まず、当院では時間帯予約制の診療を行っています。クリニックに来て何時間も待つのは患者さんにとって大きなストレスだと思います。また、感染症予防の観点からも、待ち時間を減らすことは大切です。そこで、時間帯予約制を導入して、なるべく患者さんをお待たせしないように心がけています。次にこだわりといえるかはわかりませんが、当院のスタッフは自慢です。本当に良いスタッフに恵まれたと思っています。細かいところにもよく気づいて自主的に動いてくれるのでとても助かっています。良いスタッフとともに運営しているからこそ、良い診療ができると思いますし、患者さんも気兼ねなく、私だけでなくスタッフにも不安な点や気になることなどをお話しいただけるのではないかと思います。

最後に読者にメッセージをお願いします。

小見山彩子院長 尾山台耳鼻咽喉科6

お越しいただいている患者さんはとても良い方ばかりで、日々その温かいお声に力をいただいています。少しでも地域の皆さんに貢献できるように、尾山台エリアに根づいた診療を行っていきたいです。耳鼻咽喉科に通うのは、慣れていない方であれば少し抵抗感もあるかもしれません。「こんなことで訪ねていいのかな」と思うこともあるかもしれませんが、耳・鼻・喉の違和感や気になることがあれば気兼ねなくお越しください。「耳垢のことで少し困った」のようなお悩みでも構いません。親御さんや介護中の方であれば、ご家族の小さな変化を感じた時に、ぜひお連れいただければと思います。耳鼻咽喉科は五感と密接な診療科なので、生活の質にも深く関わるものが多いんです。日々をより豊かにお過ごしいただくためにも、小さな不安や違和感を一緒に解決できればと思っています。

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