人生100年時代に備えて
予防歯科で人生を変える
天満コンセプトP歯科
(大阪市北区/天満駅)
最終更新日:2025/11/14
ひと昔前まで歯科医院は「痛くなったら行く場所」と思われていた。だが現在は、歯周病やむし歯を防ぎ、将来も自分の歯で噛み続けるために、定期的なメインテナンスを目的に通院する人が増えてきた。とはいえ、日本の歯科定期メインテナンスの通院率は10%未満ともいわれ、まだまだ低い。大阪市北区の「天満コンセプトP歯科」の末松亮院長は、そんな日本の健康意識の低さに警鐘を鳴らす。「人生100年時代となった今、歯の健康寿命も延ばせるよう、早期からの対策が必要。10年、30年、そして50年先まで患者さんの“噛める”未来を守っていきたい」と語る。予防歯科と歯周病治療を軸に、世界標準の医療を提供する歯科クリニックの院長である末松院長に、予防歯科の重要性や同院の診療の特徴について聞いた。
(取材日2025年9月25日)
目次
予防歯科の専門家が患者をサポート。長く自分の歯を守るための新たな習慣
- Qこちらでは予防歯科に注力されているそうですね。
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A
▲「病気になってから治すのではなく、予防が大切」と話す末松院長
日本の予防歯科受診率が10%にも満たないとされている一方、スウェーデンでは成人の受診率が90%を超えており、大きな差があります。背景には医療制度の違いがあり、日本の保険制度は“病気を治すための制度”であるため予防に十分対応しきれません。一方で、予防歯科を実践することでむし歯や歯周病の多くは防げることがすでに研究からわかっています。人生100年時代を考えると、自分の将来の健康に不安を感じない人はいないと思います。“病気になってから治す”という仕組みでは最後まで支えきれないことは今の日本を考えれば明らか。そのため、「予防歯科」という習慣をこの国に根づかせていくことがわれわれ歯科医師の使命なのです。
- Qなぜ予防歯科が重要なのでしょうか?
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A
▲健康寿命を延ばすためにも戦略的な予防歯科が必要
ヒトの寿命が延びているからです。縄文人の寿命が30歳程度であることや乳歯から永久歯に交換完了する時期が12歳程度であることから考えて、歯はそもそも100年も使っていく前提で生えてきていない、ということです。ヒトの寿命は歴史の中で延びてきていますが、歯や歯茎の耐久性が上がったわけではありません。永久歯に生え替わった後、70年、80年という長い期間毎日使うものが、自然のままで問題なく機能し続けるということ自体に無理があるのです。だからこそ「戦略」が必要です。その戦略こそが「予防歯科」であり、人生100年時代を健康に生き抜くために必要不可欠であるといえます。
- Qこちらのクリニックで行う予防歯科の特徴を教えてください。
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A
▲治療が完了すると一人ひとりに合わせた予防提案書が渡される
当院は予防歯科をコンセプトの一つとして掲げているため、その内容も充実したものをご提供しています。治療が一段落し、予防のステージに入る段階で、一人ひとりのリスクに合わせた「予防提案書」を作成しお渡ししています。初診の状態と治療後の状態をレントゲンや口腔内写真で比較し、10年後にどの歯が健康でいられるかの予測も示します。継続的に通っていただく中で検査やレントゲン、写真撮影を行い前後比較も実施していくため、患者さん自身がお口の変化を実感できるようにしています。これらを実践していくために、担当性で歯科衛生士が責任を持って患者さんに寄り添い、戦略的に予防を実践していく形です。
- Qセルフケアの重要性についてお聞きします。
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A
▲ライフスタイルに合わせて続けやすいセルフケア方法を提案
予防をする上では、セルフケアの質が非常に重要です。どんなに丁寧にむし歯や歯周病を治療したとしても、セルフケアが行き届いていなければ長持ちはしませんし、すぐにまた悪くなります。当院では、ご自宅でのケア方法の確認や見直しから治療がスタートします。実際に使っている歯ブラシや歯磨き粉を持参いただき、その方の癖や歯並び、生活習慣に合わせて続けやすいセルフケア方法を患者さんと一緒に検討します。目には見えませんが口腔内は細菌でいっぱいです。過酷な環境にさらされている歯を、当たり前に使うのではなく、正しい知識を持って大切に使うという意識が大切です。その気づきこそがセルフケアの出発点だと思います。
- Q定期的に歯科医院へ通う意義とは?
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A
▲定期的にメインテナンスを受けることで、長期的に歯の健康を守る
まず、ご自身のセルフケアで取りきれない歯垢や歯石があるので、プロによる定期的なケアが欠かせないということです。もう一つ重要なこととして、メインテナンスに定期的に通うことは単にクリーニングや検診を受けるだけではなく、「お口のことを思い出すきっかけ」になるということです。定期的に通うことで、普段は忙しくて忘れてしまっているお口のことや健康について振り返る機会になります。一度ですべて変わることなどありませんので、習慣化し、将来の健康に対して、立ち止まったり、考えたり、見直したりするきっかけの場として利用していただきたいです。その支えとなるのが担当歯科衛生士であり当院の考える個別化された予防歯科です。
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

