入れ歯・ブリッジ・インプラント
QOL向上につながる選択を
新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科
(新宿区/新宿西口駅)
最終更新日:2025/09/01


- 保険診療
- 自由診療
一本の歯だけを見るのではなく、一口腔単位で捉えながら歯科治療に努める「新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科」。患者がいつまでもおいしく食事を楽しめるよう、あえて歯の保存ではなく抜歯を選ぶこともあるそうだ。そのような選択をした場合、もしくは何かしらの原因で歯を失った際に、次に考えるのは失った歯を補うための補綴治療。大きく分けると入れ歯・ブリッジ・インプラントの3つの選択肢がある。同院ではそのいずれにも対応し、患者がどのような方法を選んでも、全力で治療を行うことに変わりはない。「それぞれの特徴を知り、QOLの向上につながるような選択を」と話す猪俣謙次理事長と日高英治院長に、3つの補綴治療について聞いた。
(取材日2025年4月15日)
目次
失った歯を補うための入れ歯・ブリッジ・インプラント、それぞれの特徴と注意点とは
- Q失った歯を補うためには、どのような治療法がありますか?
-
A
▲患者の希望に寄り添って治療法を決定する
【日高院長】大きく分けると入れ歯・ブリッジ・インプラントの3つで、その中にもいくつか方法があります。猪俣先生も私もインプラント治療を得意としていますが、入れ歯やブリッジに関しても全力で治療を行うことに変わりはありません。患者さんがどのような方法を選んでも、できる限り求めるゴールに近づけたいと思っています。
【猪俣理事長】複数の方法を組み合わせたり、お口の状態を見てこちらから治療法を提案したりすることも。ただし、医学的には良いとされる方法でも、それがその方にとってのベストとは限りません。まずは歯や全身の状態を考慮した上で最適な方法を提案し、そこから患者さんの希望に沿って治療法を決めていきます。
- Qそれぞれの方法の特徴などはありますか?
-
A
▲入れ歯・ブリッジ・インプラントの特徴について話す猪俣理事長
【猪俣理事長】「しっかりと噛める」歯をめざす場合に適しているのはインプラントです。歯茎にかぶせる入れ歯やブリッジと、人工歯根を埋め込むインプラントでは、やはり噛み心地は雲泥の差なんですね。ですがご予算に合わない、全身疾患がある、インプラントが適さない場合には、入れ歯やブリッジの中からより良い方法を選びます。ただ現実的な問題として、入れ歯やブリッジは他の歯や顎の骨に負担をかけてしまいます。歯ではなく歯茎で噛むようなものですから、噛み合わせにも問題が生じやすいです。私たちも長年「どうすれば入れ歯やブリッジで良い状態を保てるか」を研究して試行錯誤してきましたが、どうしても限界があることは否めません。
- Q先生はどのような観点から治療法を選んでいるのですか?
-
A
▲歯の欠損治療で患者のQOL向上につなげる
【猪俣理事長】歯科治療全般に言えることですが、いかに患者さんのQOLを上げられるかを考えて治療法を選んでいます。歯科でいうQOLとは、健康的に好きなものを召し上がれて、お口の問題で悩まないということ。そのためにあえて歯の保存ではなく抜歯を選ぶこともありますし、1本の歯だけを見ず、お口全体を一口腔単位と捉えています。例えば失った歯を何かしらの方法で埋めたとしても、噛み合わせが整っていなければ良い状態とは言えませんからね。
【日高院長】友達と楽しく食事をしたり、人前で思いきり笑えたり。人間関係や人生そのものをより良いものにするためには、お口の機能や審美性の改善をめざす歯の欠損治療は有用です。
- Qこちらでは難症例のインプラント治療にも対応されているとか。
-
A
▲先進の機器も導入し、高い専門性をもって治療に取り組む
【日高院長】当院では、抜歯即時埋入・即時荷重などのワンデーインプラント、サイナスリフト・ソケットリフトといった上顎洞挙上術のような大幅な骨造成を伴う専門的な治療にも対応。インプラント治療においては、幅広い処置に対応できる技術力を持っていると自負しています。当院のホームページやSNSを見て「ワンデーインプラントに興味を持った」と来院される方も増えていますね。即時荷重では仮歯の装着までその日のうちに行いますが、こちらはあくまで仮歯であり、硬い物を噛むと壊れることがあります。忙しい方からのニーズが高い方法ですが、このように注意点もありますので、ご理解いただけるよう事前の説明にも力を入れています。
- Qそのほかに、患者が知っておくべきことを教えてください。
-
A
▲気になることがあれば気軽に相談してほしいという
【猪俣理事長】口腔内の状態が変わると、治療の難易度が上がったり選択肢が狭まることもあるのだと知っていただきたいです。例えば部分入れ歯やブリッジで、支えの歯まで総崩れしてしまうと、同じ方法では対応が難しくなる可能性も。また「とりあえずは入れ歯で」と様子を見ているうちに歯周病が顎の骨を溶かし、数年後にインプラント治療を望んでも難しくなることもあるんですよ。
【日高院長】そのほか、特にインプラント治療では、毎週のように通院が必要だったり、術後の腫れや痛みが生じることもあります。その後のメインテナンスも含めて「継続して受けられるか」を考えてから決めることが大切です。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント1本あたり(かぶせ物含む)/27万5000円〜、サイナスリフト(ラテラルアプローチ)/15万円~ 、サイナスリフト(ソケットリフト)/1本5万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。