機能性・審美性の向上をめざす
専門家によるインプラント治療
新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科
(新宿区/新宿西口駅)
最終更新日:2023/12/20
- 自由診療
虫歯や歯周病、不正咬合などで歯を失ってしまった場合の選択肢の一つであるインプラント。ブリッジや入れ歯と異なり、ほかの健康な歯に負担をかけないというのが特徴で、機能面や審美面など期待できるメリットは大きい。ただし外科手術を伴う治療であるため、検討時に不安を感じる人も少なくないのではないだろうか。「安全性を追求するために、事前の診断や、将来を見据えた治療を行うことも大切です」と話すのは、多くの難症例に対応してきたインプラント治療のエキスパートである「新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科」の猪俣謙次理事長。今回は猪俣理事長にインプラント治療のメリットや特徴、治療のポイントなどを詳しく聞いた。
(取材日2022年6月28日)
目次
機能性・審美性の改善をめざすインプラント治療。ポイントは専門家による精密な診断・処置とメンテナンス
- Qまず、歯を失った場合の選択肢としてどんな治療がありますか?
-
A
主に入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つの選択肢があります。インプラントは、ブリッジや入れ歯と違って、健康な歯を削ったりほかの歯に負担をかけたりせずに行えるというのが大きなメリットです。実はこれは、皆さんが思っている以上にとても大切なこと。虫歯や歯周病が原因で歯を失う方もいますが、それ以外に、余計な力が加わることで歯がダメージを受け続けた結果、歯を失ってしまうケースもあるんです。ですので、入れ歯やブリッジをすることでほかの歯に負担がかかり続けると、健康だった天然歯までいずれ失ってしまう可能性もあります。そう考えると、インプラントはメリットの大きい治療法といえるのではないでしょうか。
- Qインプラント治療はリスク面が気になるのですが……。
-
A
リスクがまったくない治療法はないと思いますので、リスクを回避するため、まずは専門の歯科医師に診てもらうことをお勧めします。また、当院では安全性を担保するため事前の診断も大切にしています。インプラント治療では、顎の骨の量と質が非常に重要です。顎の骨が硬すぎてもやわらかすぎても望ましくありませんし、上顎と下顎で骨の質が違うため注意深く診なければいけません。当院ではレーザー、マイクロスコープ、歯科用CTなどの精密機器を駆使した診断・治療を行い、骨の量に問題がある場合は骨を増やすための処置も可能です。この治療は難易度が高いため他院で断られた方もいるかもしれませんが、そんな方も一度当院にご相談ください。
- Q先生はインプラント治療を専門に研鑽を積んできたと伺いました。
-
A
これまで数多くの診療を手がけ、インプラント分野において歯学博士を取得しています。歯周病で顎の骨がもろくなっている方に、骨を増やすためサイナスリフトという処置をした上でインプラントを埋入するなど、多くの難症例にも対応してきました。また、インプラント治療においては審美性にもこだわっています。インプラントをベストポジションに埋入するのはもちろん、歯茎の色や形との調和も大切にします。例えばインプラントを唇側に寄せ過ぎると、インプラントの土台の金属が透けて歯茎の色が悪くなったり、歯茎に凸凹感が出てしまったりすることもあります。そこまで気を使いながら処置をするのが、専門家の腕だと思っています。
- Qこちらのクリニックのインプラント治療の特徴を教えてください。
-
A
当院にはインプラントを専門に研鑽した歯科医師が3人在籍しており、必要に応じて意見交換をしながら治療を進めています。また技工所が院内に併設されているため、補綴物の製作をスピーディーに対応でき、治療日数を短縮することができます。平日夜21時まで診療しているので、仕事が忙しい方にも対応できますよ。そして矯正、歯周病、根管治療など各分野の専門家がそろっているので、難易度の高い治療が必要になった場合も対応が可能です。さらに耳鼻咽喉科の医師も在籍していますので、例えば副鼻腔炎を治療してから歯科治療を開始することもできます。歯科以外に全身疾患を持っている方もぜひご相談いただきたいです。
- Q将来を見据えた治療を提供したいと考えているそうですね。
-
A
インプラント治療で大切なことは、歯を失ってしまった原因を考えることです。歯周病や不正咬合が原因であれば、まずはそれを治療して、今後はインプラントの数を増やさなくていい状態をめざすことが重要です。また、インプラントは必ずしも一生持つわけではないので、長持ちさせるためにも、治療後のメンテナンスが大切であることもお伝えしています。そして、患者さんの年齢に合わせた治療方針を考えることも大切だと思っています。60代と20代とでは、あと何年その歯を持たせる必要があるかが異なるので、治療内容も変わってきますよね。そこまで先を考えて治療をしないと、治療回数だけが増えてしまうことになりかねません。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント1本あたり(かぶせ物含む)/27万5000円~、骨造成/10万円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。