専門性を持ち寄り幅広く対応
チームで行うインプラント治療
新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科
(新宿区/新宿西口駅)
最終更新日:2025/09/11
- 自由診療
何かしらの理由で失ってしまった歯を補うことが見込める手段の一つとして、近年認知度が増しているインプラント治療。周囲の歯の支えを必要とするブリッジや入れ歯とは異なり、他の歯に負担をかけることなくできる治療である点が大きなメリットだ。しかしまだまだ世の中には、インプラント治療の痛みやリスクを懸念する人が多いのも事実だろう。そんな患者の不安に応えるべく、インプラント治療を専門とする猪俣謙次理事長と日高英治院長を中心に、歯周病や根管治療を専門とする歯科医師らが集結したチーム医療で、良質なインプラント治療をめざすのが「新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科」。今回は数多くのインプラント治療を経験してきた日高院長に、同院の治療の特徴や流れについて聞いた。
(取材日2025年4月15日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qこちらのインプラント治療の特徴を教えてください。
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A
インプラント治療を専門とする歯科医師が在籍し、抜歯即時埋入・即時荷重法を用いたインプラント治療、サイナスリフトやソケットリフトといった大幅な骨造成を伴う専門的な治療にも対応。インプラント治療においては、幅広い処置に対応できる技術力を持っていると自負しています。また、新宿駅すぐと交通アクセスが良く、インプラント手術を終えた後も帰宅しやすい立地です。また治療の精度と患者さんの満足度を高めるために、骨の状態をしっかりと把握できる歯科用CTや、マイクロスコープ、CAD/CAMなどの精密機器を駆使した検査・治療を行っていることも特徴です。
- Q各分野の専門家との連携も緊密に取られているそうですね。
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A
当院の歯科医師はそれぞれ矯正治療、歯周病、根管治療などの専門知識を持ち、1本の歯だけでなく一口腔単位で捉えることを重視しながら、協力して治療を行っています。もし検査時に歯周病や虫歯が見つかった場合、インプラントの前にまずはその治療を行うのですが、ほぼすべての歯科治療が当院内で対応可能です。歯科技工所との緊密な連携も同院の強み。そのほか、例えば上顎の奥歯にインプラントを埋める場合、副鼻腔炎などの鼻のトラブルがあるとインプラント治療ができないことがあります。そのような場合には、耳鼻咽喉科などの医師と連携して、日帰り手術などの治療を勧めています。
- Qインプラント治療を受ける際の注意点はありますか?
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A
インプラントは「何もしなくても長持ちする」と誤解している方が多いように感じます。ですがインプラントを良い状態で長持ちさせるためには、半年に1回程度のメインテナンスが必要です。不具合が生じていたら調整したり、インプラントに悪い影響を与える歯周病などをケアしたりすることで、長期的な維持につながります。また、万が一治療後にトラブルが起きたとしても、適切な処置を行えば問題なく対処できることが見込めるケースが多いです。治療の内容や何かあった場合の対処法を知っておけば、安心してインプラント治療を受けられるのではないでしょうか。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1カウンセリングで患者の求めるゴールを確認
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希望する治療のゴールを、細かく伝え歯科医師とすり合わせる。「歯科医師が強引に誘導することはせず、患者さんの意思を確認します」と日高院長。欠損治療としては入れ歯やブリッジなどインプラント以外の選択肢もあるため、それぞれの治療の詳細やメリット・デメリットも提示。同院では患者が納得するまで、複数回カウンセリングを受けることも可能だ。診察室が個室・半個室のため、周囲の目を気にせず話せるだろう。
- 2精密機器を使った検査で口腔内全体をチェック
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治療することが確定したら検査へ。通常のエックス線検査ではわかりづらい骨や神経の状態はCTで確認。虫歯や歯周病の有無に加え、歯がなくなった理由を探ることも重要。歯周病で歯を失った場合は、インプラントも歯周病で失ってしまう可能性も。先に歯周病を治療するのはもちろん、インプラントの材料を工夫することでも対応。噛みしめや歯ぎしりによる不正咬合で歯をなくした場合、噛み合わせも鑑みながら治療計画を練る。
- 3必要に応じて虫歯や歯周病を治療
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歯周病や虫歯があれば、まずはその治療を行う。特にインプラントは虫歯にはならないものの、インプラント周囲炎という歯周病の状態になるリスクはあるため、歯周病治療は必須だ。口の中の歯周病菌の数が少ないほうが、埋入したインプラントの寿命も長くなることが見込めるそうだ。同院には歯周病や根管治療を専門とする歯科医師も在籍し、ほぼすべての治療が同院内で受けられる。
- 4麻酔をして手術スタート
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手術前日はできるだけ飲酒を控え、しっかり睡眠を取る。クリニックに到着したら手術室に。手術は10~15分で終わることもあるという。麻酔科の歯科医師と連携している同院では部分麻酔に加えて、恐怖心が強い人向けに、うとうとした状態で治療ができる静脈内鎮静法や全身麻酔も選択できる。手術後は15分~1時間程度クリニックで休息し、術後の過ごし方などの説明を聞く。その日は飲酒や入浴・運動は控えてゆっくりと過ごす。
- 5定期的なメインテナンスを受ける
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埋入したインプラントを長持ちさせるためには、定期的なメインテナンスが重要だ。同院では、半年に1回程度のメインテナンスを推奨している。メインテナンスでは、インプラントの状態だけでなく口腔内全体の環境もチェック。虫歯や歯周病、歯ぎしりや不正咬合など、インプラントトラブルにつながる疾患があれば治療する。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント1本あたり(かぶせ物含む)/27万5000円~、抜歯即時埋入・即時荷重法を用いたインプラント治療/1本45万円~、サイナスリフト(ラテラルアプローチ)/15万円~、ソケットリフト/1本5万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

