猪俣 謙次 理事長、日高 英治 院長の独自取材記事
新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科
(新宿区/新宿西口駅)
最終更新日:2025/08/28

インプラント治療を得意とする日高英治先生を院長に迎え、より専門性の高い診療が可能となった「新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科」。2022年よりこの地で診療を行う猪俣謙次理事長にとっても、2025年は新たなステージの幕開けとなった。学術的な視点で冷静に物事を分析する猪俣理事長と、行動力がありパワフルな日高院長。学生時代からお互いを認め合ってきた両先生は、「この体制ならば」と自らが理想とする歯科医療の実現に意欲を燃やす。「さらなる歯科技術を追い求めたい」と口をそろえる猪俣理事長と日高院長に、同院の特徴や、お互いの印象などについて聞いた。
(取材日2025年4月15日)
お互いを認め合い、新宿で求められる歯科医院をめざす
2025年より新体制になったと伺いました。

【猪俣理事長】はい。2025年1月に日高英治先生を院長に迎え、インプラント治療を中心に、より専門性の高い診療が可能となりました。私が「小さな大学病院をつくりたい」との思いから当院を開業したのは2022年のこと。私は妥協できない性格でして、常に今以上の技術を追求していたんです。経営者としても歯科医師としても「より良い歯科医院」をめざし、そのために必要な人材として思い浮かんでいたのが、大学時代からの親友でライバルでもある日高先生でした。偶然にもお互いのタイミングが合い、日高先生を院長としてお迎えできたのは、私にとっては天からの贈り物のようにうれしいこと。この体制ならば、さらなる歯科技術を追い求めることも可能だと思っています。
お二人は大学時代の同級生なのですね。お互いの印象をお聞かせください。
【猪俣理事長】まずは日高先生の技術力の高さ。難しいインプラント治療なども当たり前のようにこなしてしまうんですよ。次にスタッフをまとめる力。何人ものスタッフがいればモチベーションや考え方も多様ですが、日高先生はリーダーシップを発揮して、スタッフの気持ちを一つにまとめる力をお持ちです。そして患者さんとのコミュニケーション。無理なことは正直に伝え、進めるからには自信を持って対応する。迷ったり不安を感じたりしている患者さんにとって、日高先生は頼れる存在なのではないでしょうか。
【日高院長】猪俣先生は学術的で、石橋をたたいて渡るタイプ。すぐに行動に移してしまう私をコントロールしてくれたりもするんです。スタッフにも深い愛情をお持ちで、本人たちの前では言葉には出さなくても、いつもスタッフの働きやすさを考えているんです。歯科医師としても人としても尊敬しています。
新宿という場所柄、求められるものも大きそうですね。

【猪俣理事長】患者さんの年齢も症例もバラエティーに富んでいて、実にいろんな方が来てくださるなという感触を持っています。数多くある歯科医院の中で何をもって「新宿でトップクラス」と言えるのかは難しいところですが、「行って良かった」と印象に残るような診療を提供していきたいですね。
【日高院長】私はこれまでインプラント治療などの専門的な口腔外科治療、また数々の難症例にも携わってきました。治療には自信を持ってきましたが、今回院長就任の話を受けて「猪俣先生と一緒に、新宿で自分の力を試したい」と強く思ったんです。やはり他の街とは異なる魅力や難しさが新宿にはあると思います。私たちは学生の頃から高め合い、ともに勤務医時代を過ごしてきました。この10年間はそれぞれの道で研鑽を積みましたが、今回こうしてチームを組むことができて、「この街で、さらに高め合えるだろう」という期待しかありません。
インプラントを中心に専門的な領域まで幅広くカバー
診療面ではどのような特徴がありますか?

【猪俣理事長】虫歯治療など一般的な治療から、矯正、口腔外科などの専門的な領域まで幅広くカバーし、特にインプラント治療においては、幅広い処置に対応できる技術力を持っていると自負しています。抜歯即時埋入・即時荷重などの処置、サイナスリフトやソケットリフトといった大幅な骨造成を伴う専門的な治療にも対応。また歯周病治療では、歯垢や歯石の除去だけでなく、噛み合わせや力のコントロールも重視して、口腔機能を守るためのさまざまなアプローチを取り入れています。口腔外科や矯正歯科を専門とする歯科医師も在籍していますので、院内で対応できる範囲は広いです。歯科技工所との密な連携も同院の強み。今後は、審美面に配慮した診療にも力を入れていく予定です。
治療の精度を上げるために工夫していることがあればお聞かせください。
【日高院長】現状、保険診療・自由診療に関わらず、すべてのケースにおいて私が最終チェックを行っています。やり直しが生じて患者さんのお時間を頂くこともありますが、納得できないままで治療を完了させるわけにはいきません。
【猪俣理事長】正直なところ、私たちの求めるレベルは高いです。ですが「新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科」の治療として行う以上、たとえ型採り一つであっても、できる限りのパフォーマンスを発揮したいのです。
幅広い治療に対応されていますが、中でもどの治療を希望される方が多いのでしょうか?

【日高院長】やはりインプラント治療のご希望が多いです。当院のホームページやSNSを見て「インプラント治療について興味を持った」という方も増えていますね。その他主訴としては、歯周病治療を受けたのに症状が進行したり、根管治療後に痛みを感じたりと、歯科医院をいくつも回って当院にたどり着くという方もいらっしゃいます。
【猪俣理事長】患者さんのお悩みを聞くたび、インプラントについて正しい情報が行き渡っていないと感じます。私たちは20年近くインプラント治療にもそれ以外の治療にも深く携わり、その中でインプラントの持つメリットを実感してきました。家族にもインプラント治療を行っていますし、自分自身も歯を失ったら受けたい治療だと思っています。インプラントを必要とする方に正しい情報をお伝えしていきたいですね。
治療を見極めるデンタルIQを身につけてほしい
診療の際に心がけていることはありますか?

【猪俣理事長】美しさを求めているのか、ただ痛みがなければとりあえずいいのか、しっかり噛めるようにしたいのか。またそれらに対してどのくらい時間・労力・お金をかけたいのかは、人によって異なります。その方に本当に合った治療を行うことが大切ですし、何より重視したいのは、患者さんが満足する方向に向かうこと。どうすれば安心できるのか、患者さんにとって何が一番良いのかを常に考えています。
【日高院長】1本の歯だけを見るのではなく、一口腔単位で捉えることを重視しています。痛みの原因が噛み合わせなど思いもよらないところにあったり、状態によっては抜歯が最適解だということもあるんです。また症状や状態を考慮して、患者さんが望む治療をお断りすることもあるでしょう。ときには患者さんにとって厳しい説明をすることもありますが、曖昧に進めては良い結果になりませんから。
患者側も歯や治療に対して意識・理解することが大切になりますね。
【日高院長】インプラント治療など将来にも影響する治療であればあるほどそうでしょう。例えばインプラントは治療後のメインテナンスまで含めて考える必要がありますし、即時荷重を希望されても、硬い食べ物をやめられない方や骨の状態によっては慎重にならざるを得ません。優しい言葉でその場だけ安心していただくのは簡単です。それでも強く説明するのはその後のことまで考えているから。患者さんには、それを見極めるだけのデンタルIQを身につけてもらえるとうれしいです。
【猪俣理事長】クチコミや技術だけに目を向けるのではなく、ご自分の目で確かめて、信頼できる歯科医師を見つけてください。私たちは、時には年齢を考えて逆算しながら、将来を見据えた治療を提案できるよう努めています。そんなところに共感していただける方に来ていただきたいですね。
最後に、読者へメッセージをお願いします。

【猪俣理事長】患者さんのことを考え、満足度の高い治療を提供したい。この思いは歯科医師になった頃から変わりません。納得して治療を受けたい方、歯について真剣に考えている方は、一度当院にいらしてください。保険診療も自由診療も、妥協しないのが当院のポリシー。どのようなお悩みであれ、私たちはその思いにしっかりと応えます。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント1本あたり(かぶせ物含む)/27万5000円~、サイナスリフト(ラテラルアプローチ)/15万円~、サイナスリフト(ソケットリフト)/1本5万円~、部分矯正/11万円~、セラミックインレー/4万4000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。