地域の保護者に知ってほしい
6歳から始める予防的矯正
みらい歯科こども歯科クリニック
(豊川市/豊川稲荷駅)
最終更新日:2023/03/02
- 自由診療
子どもの歯並びは気になるけれど、金銭面や治療にかかる時間のことを考えると、なかなか踏み出せない人も多いのではないだろうか。さらに、矯正治療の開始時期については、多くの保護者が悩むポイントだ。6歳からの予防的矯正を行っている「みらい歯科こども歯科クリニック」では、無料で矯正相談を行い、ワイヤーを使う本格矯正になる前に正しい顎の成長を促すような取り組みを提案している。3人の子育て中という荻野明彦院長の長男も6歳になって予防的矯正を開始したという。「同じ目線で、相談にも乗っています」と話す荻野院長に、予防的矯正のメリットや具体的な方法について話を聞いた。
(取材日2023年2月13日)
目次
口の周りの筋肉のトレーニングとやわらかいマウスピース型装置で、正しい顎の成長を促す予防的矯正
- Q子どもの歯並びを整えるとどのようなメリットがありますか?
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A
見た目もそうですが、歯並びが整っているということは顎が正しく成長しているということです。歯並びが悪くなる原因として、うまく飲み込みができていなかったり、鼻ではなく口呼吸をしていて、いつも口を開けていたりすることなどが考えられます。そういったことが改善されれば顎も正しく成長するので、自然と歯並びも整いますし、顔つきも変わってきます。そして、将来的な体の健康にもつながるでしょう。お子さんの生涯の健康のためにも、小さい頃に修正してあげることが大切ですね。
- Q小児の予防的矯正はいつ頃から行うのが良いのでしょうか?
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A
小児の予防的矯正というのは、歯並びが悪くなる前に悪くなる原因を取り除いて正しい顎の成長を促すものです。なので、歯並びが悪くなる原因である口呼吸や飲み込みなどを修正していく必要があります。顎の発育の観点と矯正の意味を理解しやすいという点から、当院では始める時期は6歳を目安にしています。6歳以下だとこの予防的矯正の意味が理解できず、お子さん本人が続けることを嫌になってしまう恐れがありますからね。それまでの年齢の段階で、歯科医院に慣れることと虫歯予防をきちんとしていれば、スムーズに始めることができると思います。
- Q予防的矯正とはどんなことを行うのですか?
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A
行うことは、お口の周りの筋肉のトレーニングやマウスピース型装置の装着です。トレーニングは舌の動き、飲み込み、呼吸などを改善できるよう、お子さんが楽しんでできるようなプログラムで行っていきます。マウスピース型装置はやわらかい素材で作られていて、寝る時と起きている時間の1時間程度、装着していただきます。一般的な矯正と違うのは、歯を抜かないことと、ワイヤーなどの金具を使わないということです。歯の本数自体が少ないなど、最初からワイヤー矯正が必要なケースもありますので、その場合はベストな方法ができる歯科医院を紹介します。無理に勧めることなく、お子さんに合った方法をご提案しますのでお気軽にご相談ください。
- Q矯正期間はどのくらいかかるのでしょうか?
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A
矯正期間は、3年を目安に考えてください。相談は随時、無料で行っていますし、土曜日の夕方に相談会を行っています。相談会では、親御さんの質問に答えたり、お子さんのマウスピース型装置やトレーニングの体験も行っていますので、お気軽にご参加ください。
- Q女性の歯科医師に担当してもらうことはできますか?
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A
もちろん、可能です。実際、小さいお子さんや治療に慣れていない方などは、女性の歯科医師を希望される方が多いので、遠慮なく申し出てください。女性の歯科医師は私の妻なのですが、私たち夫婦も子育て中ですので、体験談も踏まえてご相談に乗ります。実は、うちの長男も6歳になって予防的矯正を開始しました。現代っ子は、遺伝的要因よりも後発的な生活習慣や癖などが不正咬合の原因になることが多いと感じています。うちの子どもも口呼吸だったため、必要性をきちんと話して子どもが納得した上で、親子で取り組んでいます。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた予防的矯正/51万円7000円~55万円