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自分の歯で噛み続ける喜びを
0歳から親子で取り組む予防歯科

みらい歯科こども歯科クリニック

(豊川市/豊川稲荷駅)

最終更新日:2023/05/01

みらい歯科こども歯科クリニック 自分の歯で噛み続ける喜びを 0歳から親子で取り組む予防歯科 みらい歯科こども歯科クリニック 自分の歯で噛み続ける喜びを 0歳から親子で取り組む予防歯科
  • 保険診療

歯のメンテナンスや予防の大切さが浸透しつつある昨今、継続して通える歯科医院選びに迷っている人も多いのではないだろうか。歯科医院の居心地がいい、痛くない、先生が信頼できるなど、選ぶポイントは人それぞれだが、継続して通う予防歯科では特にスタッフとの関わりは大きい。長くいつまでも健康な歯で噛めるよう予防歯科に注力する「みらい歯科こども歯科クリニック」には、現在9人の歯科衛生士が活躍し、4月からは増員して12人体制になる。歯科衛生士が情報を共有し、スタッフみんなで患者が安心できるようなケアに取り組んでいるという同院の予防歯科の取り組みについて、荻野明彦院長と歯科衛生士の中田光さん、藤原美沙さん、平尾優衣さんに話を聞いた。

(取材日2023年2月13日)

患者が安心して治療できる環境をつくり、患者の予防の取り組みに一緒に伴走する

Q予防歯科に通う大切さを教えてください。
A
みらい歯科こども歯科クリニック 予防歯科の大切さについて話す萩野院長先生

▲予防歯科の大切さについて話す萩野院長先生

【荻野院長】自分で歯を磨いているだけでは歯周病も防ぎきれないということを多くの方はまだ知らないと思うので、私は予防歯科に通うことの大切さをその都度患者さんに伝えます。予防をしないままだと虫歯リスクもありますし、歯周病にもなりやすいです。高齢になった時に残っている歯の本数も、メンテナンスしている人としていない人とでは違うと言われています。症状が出るのはある程度悪くなってからなので、痛みなどの症状が出た段階で歯科医院に来たのでは、治療も時間がかかりますし、骨が溶けてしまっていれば元には戻りません。症状がなくても継続してプロのメンテナンスを受け、虫歯・歯周病のリスク軽減につなげることが大切です。

Q予防歯科の主力となる歯科衛生士についてどう考えていますか?
A
みらい歯科こども歯科クリニック スタッフ全員の人柄もクリニックの魅力だ

▲スタッフ全員の人柄もクリニックの魅力だ

【荻野院長】先ほどもお話ししたように、治療だけでなく予防の大切さを伝えることもわれわれの役割です。なので、歯科衛生士としての技術や知識のアップデートはもちろんですが、患者さんに情報や思いを伝える力も求められます。熱量や思いを持って話をしないと、患者さんには伝わりませんからね。また、人として信用してもらえるような人柄も重要だと考えていますので、スタッフにもまずは身だしなみから気をつけてもらっています。当院は人柄を大切にしておりますので、私も自信を持って患者さんのケアを任せています。どんなに忙しくてもピリピリせずに患者さんに丁寧に接しているのを見ると、頼もしい限りです。

Q歯科衛生士として診療の際、心がけていることを教えてください。
A
みらい歯科こども歯科クリニック 説明や声かけを丁寧に行っている

▲説明や声かけを丁寧に行っている

【中田さん】まずは患者さんに安心感を届けることです。初診の方は特に不安も多いと思いますので、お名前をお呼びする声のトーンにも気を使い、できるだけやわらかい言葉や表情で接するようにしています。初診カウンセリングで行うアンケートでは、これまでの歯科医院での経験で嫌な思いをしたことがあれば記入していただきます。嫌な思いを繰り返さないよう、一人ひとりの患者さんの思いに寄り添うようにしています。 【藤原さん】お口のクリーニングは、今日はどんなことをするかをきちんと説明してから行います。 【平尾さん】クリーニング中も、例えば「お痛みないですか」などと、患者さんへ声かけをすることを心がけています。

Q予防に取り組んでもらうために工夫していることはありますか?
A
みらい歯科こども歯科クリニック 「見える化」によって自分の口の中の状態を理解することができる

▲「見える化」によって自分の口の中の状態を理解することができる

【中田さん】患者さんのお口の中を撮影したものを映像として残しているので、患者さんにその映像も見ていただきながら、予防へのモチベーションを上げてもらえるようにしています。また、担当制ではないので、患者さんが継続して治療ができるよう患者さんのお口の状態はサブカルテに記載し、次回どの歯科衛生士が担当してもわかるように情報を共有しています。 【藤原さん】位相差顕微鏡を使って患者さんにお口の中の菌を見ていただいたり、自費診療にはなりますが唾液検査などを行うことで虫歯リスクの確認もしていただけます。ご自身のお口の中の状態を、ご自身で確認していただくことで、やる気につながるよう工夫しています。

Q小児の場合の予防についてはいかがですか?
A
みらい歯科こども歯科クリニック 子どもが通いやすいよう、院内づくりが工夫されている

▲子どもが通いやすいよう、院内づくりが工夫されている

【荻野院長】小児の場合は、0歳から予防を始めてほしいですね。歯科医院に慣れてもらうことから始めて、歯が生えたらフッ素塗布やシーラントで虫歯を予防しつつ、正しい歯磨き習慣が身につくよう指導していきます。お子さんは自分から歯科医院に行きたいとは言いませんから、親御さんが予防に対して日頃から意識をしていれば、お子さんの歯の健康を守れると思います。そのために当院は親子で通える歯科医院をコンセプトにしていて、診療台の横にキッズスペースを確保したファミリー診察室やお子さんが歯科診療に慣れるためのトレーニングベッドも用意し、親子で気軽に来院できるよう配慮しています。

ドクターからのメッセージ

荻野 明彦院長

患者さんには「痛くなったらいつでも連絡ください」と伝えます。どんなに忙しくても急病の患者さんを見放さないという気持ちでスタッフ全員が連携して診療していますので、アフターケアもご安心ください。予防は、第一に予防の意味をよく理解すること、そして理解した上で健康な歯を守るための行動を続けることが大切です。ですが、継続するのは簡単ではありません。そのために私たちは患者さんをアシストしています。隣で一緒に伴走するイメージですね。歯科医院というのは1度足が遠のくと行けなくなってしまいがちですが、まず1歩を踏み出してもらえれば私たちが伴走しますので、ぜひご自身の健康のために歯科医院に行ってください。

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