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誰にでも優しい大腸内視鏡検査を
便潜血陽性なら迷わず受診が必要

えさか駅前にしごり おなかとおしりのクリニック

(吹田市/江坂駅)

最終更新日:2022/12/15

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  • 保険診療

大腸がんの早期発見に欠かせない大腸内視鏡検査。最近では身近なクリニックで実施していることも多い。ただ「検査を受けよう」と気軽に思えないのもこの検査の特徴。お尻からカメラを入れるという恥ずかしさや痛みへの不安感、下剤を飲む苦痛などが、人々を検査から遠ざけてしまう。そこで「女性でも受けやすい大腸内視鏡検査を提供したい」と話すのが「えさか駅前にしごり おなかとおしりのクリニック」の錦織英知院長だ。大腸がんの手術や肛門疾患の専門家である錦織院長は、より患者の近くで患者に寄り添う医療を提供したいと開業。大腸内視鏡検査でも、恥ずかしさや苦痛を和らげるさまざまな工夫を凝らし、女性の利用も多いという。取材ではホスピタリティーも大事にする同クリニックの大腸内視鏡検査について、詳しく紹介してもらった。

(取材日2022年11月24日)

40歳には受け始めたい大腸内視鏡検査、羞恥心やプライバシーに配慮し、女性でも過ごしやすい検査環境とは

Q大腸がんのリスクがあるのは、どのような人ですか?
A
1

▲気になる症状があれば早めに相談を

まず年齢的には40歳以上。便潜血検査が40歳以上で推奨されているように、40歳前後から発がんリスクがより高まります。それから、大腸がんを疑う症状にも気をつけてください。排便の際にトイレットペーパーに血がついたり、便と一緒に血が出る、いわゆる下血ですね。また、大腸がんができると腸の内腔が狭くなり、便が通過しにくくなって、痛みやおなかの張りが生じることも。便の質や太さ、排便の様子が以前と変わることもあります。このような腹痛や違和感が、一時的ではなく1ヵ月、2ヵ月と続いているようであれば、大腸内視鏡検査をお勧めしています。さらに、家族や親族に大腸がんになった方がいる場合にも、注意が必要です。

Q便潜血陽性でしたが、大腸内視鏡検査を必ず受けるべきですか?
A
2

▲検査の重要性ついて丁寧に説明してくれた院長

1回でも便潜血陽性であれば大腸内視鏡検査は必ず受けてください。大腸のどこかで出血すれば、便が大腸を通過する間に血が混じり、わずかな量であっても便潜血が陽性になる可能性はあります。ただ大腸内で出血がある病気は大腸がんだけではなく、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患、また虚血性腸炎、憩室出血、さらに痔などが原因で便潜血陽性になることも。出血の本当の原因は大腸の中を直接見てみないとわからないのです。大腸がんのような悪性疾患であれば早く見つけて治療を始めないと、時に生命に関わりますし、その他の病気もそれぞれに治療法があります。出血の原因を確認することが、すべてのスタートなのです。

Q受診しやすい環境づくりに力を入れているそうですね。
A
3

▲患者のプライバシーに配慮している

当院は診療内容がお尻、おなか、便のトラブルに特化しているので「受診すること自体が恥ずかしい」と思われがちです。特に女性ではそういう方が多いので、木曜日の午前中は女性専用の時間帯にしています。私以外のスタッフは全員女性で、診察には看護師と医療クラークが同席しますし、診察前には女性スタッフが問診をして、お話をゆっくりとお聞きします。また、大腸内視鏡検査では下剤を飲んで腸をきれいにすることを図りますが、周囲を気にせずお一人で過ごせる個室と専用トイレがあります。テレビやフリーの無線LANも用意していますので、動画を見たり、パソコンを持ち込んで仕事をしながら過ごしていただくことも可能です。

Q大腸内視鏡検査特有の苦痛軽減につなげる工夫を教えてください。
A
4

▲患者の不快感や痛みの軽減にも注力

大腸内視鏡検査が嫌になるポイントは2つあって、1つは下剤を飲むこと、もう1つは検査中の腹痛や違和感だと思います。下剤の服用に関しては検査の性質上どうしても避けられないのですが、お話ししたように少しでも快適に過ごせるような環境をご用意しています。検査中にはご希望に応じて鎮静剤を使用します。また、おなかが張りにくい炭酸ガスを使用したり、腸を伸ばさないよう痛みの少ないカメラの操作を行う、といった工夫もし、患者さんに「寝て起きたら検査が終わっていた」「これなら次回も受けられる」と安堵していただけるよう努めています。なお、胃と腸の内視鏡検査を同時に行うことで、検査の回数を減らすこともできます。

Q大腸内視鏡検査の前後で気をつけることはありますか。
A
5

▲検査後のケアも丁寧に行う

せっかく時間と労力をかけて検査を受けるのですから、腸内はきれいにしてクリアに観察できる状態にしてほしいのですね。そこで前日から検査食を食べていただくか、消化の良い食事内容にして、食物残渣をなるべく減らすようにお伝えしています。また検査直後は緊張や疲れ、鎮静剤の影響もあるので、回復するまで院内でゆっくりと過ごしていただきます。その際には、体調に問題がなければお茶やスープ、お菓子などをお出ししています。メニューからお好きなものを選んでいただいて、アロマなどをほのかに香らせることも。検査の緊張を解きほぐし、リラックスしてもらってから、日常生活へスムーズに戻っていただけるように心がけています。

ドクターからのメッセージ

錦織 英知院長

大腸カメラの衛生面や感染症を心配されることがありますが、当院では消毒滅菌システムを導入、検査を受ける前には採血検査で感染症のチェックを行います。また、過去の経験などからどうしてもカメラの挿入が難しい方には、院内のCTで大腸3D-CT検査も行えます。そしてお尻からの出血の多くは肛門疾患が原因ですが、当院では痔の日帰り手術を含めた専門的な治療も可能です。ネガティブなイメージもある大腸内視鏡検査ですが、大腸がんの早期発見になくてはならない検査。当院では技術・設備の面からも、患者さんのお気持ちやプライバシーの面からも工夫と配慮を重ねて、「次も受けようと思ってもらえる」検査を大事にしています。

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