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クリニックで受けられる痔の日帰り手術
女性のお尻の悩みにも対応

えさか駅前にしごり おなかとおしりのクリニック

(吹田市/江坂駅)

最終更新日:2022/12/15

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  • 保険診療

日本人の約1/3ほどが痔で悩んでいるともいわれるが、お尻の病気だけに家族でも話しにくい人は多いだろう。特に女性は痔になる人が少なくないにもかかわらず、恥ずかしさが受診や治療のハードルになりがちだ。「えさか駅前にしごり おなかとおしりのクリニック」の錦織秀知院長は、肛門の病気を取り巻くそんな環境を変えたいと願う。肛門疾患や痔の手術、排便障害にも精通する院長は、同院内で痔の日帰り手術まで実施するほか、痔の原因になりやすい便秘の改善にも取り組む。専門性の高い診療に加え患者に優しい診療環境の整備にもこだわり、女性スタッフによる丁寧な問診や、患者を尊重した診療を提供する。今回は、女性をはじめ受診をためらう患者に向けて、同クリニックならではのお尻の診療の特徴や、痔の日帰り手術の流れを解説してもらった。

(取材日2022年11月24日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qどのような症状があるときに、受診すべきでしょうか?
A

肛門が腫れていたりできものがある、肛門が切れて痛むので排便がつらい、肛門がかゆかったり荒れている、排便時にティッシュに血がついたり、便と一緒に血が出る……。こんな症状があれば早めに相談してください。些細な症状だと思っても、ご自分では見えないところだけに自己判断は難しいですし、誰にも相談できずに悩む日々はつらいもの。早い段階で専門の医師から診断を受けることが大切です。また、私が病院で大腸がんの手術をしていた時には、出血があり痔の治療だけしてきた患者さんで進行大腸がんが見つかるケースを多数診てきました。ですから出血がある場合には、肛門と大腸の両方の検査を行って出血の原因を調べる必要があります。

Q肛門科では、実は女性の患者さんが多いとお聞きしました。
A

オフィス街という立地のせいか、当院でも切れ痔やイボ痔の治療を受ける20~30代の女性患者さんは非常に多いです。女性は体つきの特徴や妊娠・出産、また若い世代は女性のほうが便秘の方が多く、これらで肛門に負担がかかり続けると痔になりやすいのですね。そこで当院では、女性でも受診しやすい環境をつくりたいと、木曜日の午前中に女性専用の時間帯を設定しました。また問診や診察では患者さんの性別を問わずプライバシーに気を配り、スタッフによる問診は個室でお話をじっくりとお聞きしています。医師が診察を行う際には、診察室のカーテンはもちろんですがバックルームの扉も閉めて、静かで落ち着いた環境づくりを心がけています。

Qこちらでの治療や日帰り手術について、特徴を教えてください。
A

肛門疾患の多くは痔などの良性疾患で、生命を脅かすことは少ないものの、痛みや羞恥心は患者さんの生活を大きく損ないます。ただ、手術はより強い痛みを伴うこともあり、患者さんの負担が大きい治療です。ですからこちらが治療を押しつけることはせず、患者さんのお気持ちに応じた治療を行うようにしています。診察ではご希望があれば肛門鏡の画像をモニターへ映し、患部をご自身の目で確認してもらいます。また、基本的にはお薬を使った保存的な治療から始め、それでも良くならなければ手術なども提案します。日帰り手術では麻酔や鎮静剤を使います。術中に痛みを感じることはほぼなく、術後は鎮痛剤で痛みのコントロールを図っていきます。

検診・治療START!ステップで紹介します

1スタッフによる問診で症状や悩みを相談

女性スタッフがカウンセリング室で問診を行って、お尻の症状の経過や程度、排便の様子、生活で困っていること、治療の希望などを確認する。「誰にも言えなかったお尻の悩みを初めて他人に話した」という患者からは思いがあふれることもあり、スタッフは丁寧に受け止めるそう。経験を重ねたスタッフは、問診だけである程度は疾患の可能性を絞り込めることも多く、医師によるスムーズな検査や診断へとつながっていく。

2診察。カメラを活用して患部をリアルタイム確認

診察には医師とともに女性の看護師と医療クラークが立ち会う。患者が望めば肛門鏡のカメラで肛門内外の様子をモニターへ映し、実際の様子をリアルタイムで確認できる。自分では見えない場所だけに、患者が自覚している症状と実際の状態、いわば感覚と視覚のギャップを埋めることが、治療法の選択や痛みへの対応には欠かせないそう。患者が希望しなければ医師がイラストで説明を行う。

3診察結果の説明と治療内容の提案

ベッド上での検査を終えたのち、改めて医師が症状について説明。この時にも実際の画像をモニターで見ながら説明が進むので、わからないことは確認しておきたい。治療は、原則的には手術をしない方法をまず模索し、薬による保存的な治療から進めることが多い。手術は痛みなど患者の負担が大きいため、最終的には手術が必要な場合であっても保存的な治療から始め、患者が考えて自分の意思で手術を決断できる時間を設けているという。

4痛みの軽減に配慮した日帰り手術

患部の切除を行う場合、同院では日帰り手術が可能だ。切除を行う際には、仙骨硬膜外麻酔と局所麻酔、さらに手術中は鎮静剤も使用する。患者は「寝て起きたら手術が終わっていた」という状態になるだろう。手術中に痛みを感じることはほぼないように配慮されている。術後の痛みについては、坐薬の鎮痛剤などを使用しながら、痛みのコントロールを図っていく。

5リカバリータイムと生活指導。術後の通院へ

術後は体調が戻るまでリカバリータイムを過ごす。その後、医師が写真を見ながら手術内容の説明を行い、術前術後での変化を確認する。手術後の生活指導では、特に手術後排便が患者にとって高いハードルになるため、食事や水分摂取などを工夫し術前から便秘症であれば薬剤も使用。排泄しやすい「優しい便」をつくり、スムーズな排便へとつなげられるように詳しい指導がある。後日の診察では、回復の程度や排便の様子を確認する。

ドクターからのメッセージ

錦織 秀知院長

痔などの肛門疾患はデリケートな部位であるだけに、受診をためらいがちです。特に女性は、市販薬などでやり過ごしていることも多いでしょう。ただ、出血があれば大腸がんの検査も必要ですし、痛みや不快感を抱え続けるのは相当な苦痛です。当院ではクリニックならではの落ち着いた環境で、問診から手術まで、患者さんのお気持ちとしっかり向き合いながら治療を進めます。また肛門疾患には排便の状況が大きく関わりますが、当院では排便に関する専門的な治療や指導も行っています。専門の医療機関では、良性の肛門疾患に対して手術以外の治療選択肢もご提案できますので、早めに受診して各患者さんに適した治療を受けてほしいと思います。

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