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錦織 英知 院長の独自取材記事

えさか駅前にしごり おなかとおしりのクリニック

(吹田市/江坂駅)

最終更新日:2022/09/30

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大阪メトロ御堂筋線・江坂駅から徒歩2分、オフィス街に位置するビルの4階に「えさか駅前にしごり おなかとおしりのクリニック」はある。消化器内科、肛門外科、便秘、便漏れ、直腸がん術後に対応する排便障害の外来・人間ドックの4つを軸とする同院の院長は、錦織英知先生。大腸がん・直腸がん手術を数多く経験し、肛門や排便に関する専門性を高めた上で開業に至った。女性専門の外来日の設定などプライバシーへの配慮、痛みや不快感の軽減にこだわった検査体制など、一つ一つの医療にホスピタリティーが光る。そこには、誰もが通いやすいクリニックをめざすことで、人に相談できず悩みを抱える患者を一人でも多く救いたいという、錦織院長の想いが体現されている。そんな同院の特徴や、患者ファーストな医療体制へのこだわりについて話を聞いた。

(取材日2022年8月31日)

消化器外科での経験を経て、患者を支える開業医へ

まずは、開業までの経緯をお聞かせください。

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祖父が胃腸と肛門の医師だった影響もあり、がんを手術で治したい気持ちが幼い頃からありました。医師になってからは大腸に魅力を感じ、国立がんセンター東病院で手術ばかりの毎日を5年ほど過ごして技術を磨きました。その後関西に戻り、神鋼記念病院へ。ここでも大腸がん、直腸がんの手術を数多く執刀していましたが、徐々に付随する排便の機能障害や、肛門の病変も治療したい気持ちが強くなったんです。それなら大腸、肛門、排便のスペシャリストになろうと、排便障害の外来を立ち上げたり、肛門外科の医師として修練を積んだりして専門性を高めました。命に関わるがんの手術ももちろん大切ですが、日々肛門や排便のことでお悩みの方もたくさんいらっしゃる。そう実感したので、大腸、肛門、排便に特化した医療をより患者さんに近いところで提供するために開業を決意しました。

クリニックでは4つの軸を大切にされていると伺いました。

当院は消化器、肛門外科、排便障害の外来、人間ドックの4つを軸としています。大切にしている思いは2つです。一つは消化器系のがんの予防、また罹患していても早期発見・早期治療で根治をめざしたいということ。そのために内視鏡検査や内視鏡治療、ポリープ切除、そして胸部CTを導入した人間ドックにも力を入れています。もう一つは、健康寿命を延ばすことです。平均寿命は延びていても、健康寿命が延びていないところに課題を感じています。排便、肛門の病変は直接命に関わらなくとも、生活の中で心に壁をつくってしまったり、ネガティブになったりする原因になるので、診療を通じて快適に日常を過ごすための手助けがしたいと考えています。

開業時、特にこだわった点はありますか。

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どうしても大腸、排便、肛門といった言葉は「暗い、汚い」イメージにつながりがちです。そのせいで患者さんも、勇気を出して診療を受ける気持ちになりにくい。そのためまずはネガティブな先入観を払拭し、極力患者さんに「行ってみよう」と思ってもらえるイメージづくりに力を入れました。内装に限らず、スタッフの接し方も含めて強く意識しています。毎週木曜日に設定している女性専用の外来日は、プライバシー配慮の取り組みの一つです。肛門や排便などの悩みを抱えている方がたくさん来られるため、異性と極力接しないような環境を整えています。スタッフも私以外は女性ですし、気になることは気軽に相談していただければと思います。

不快感の軽減やプライバシーに配慮した医療を提供

ストレスを感じる人が多い内視鏡検査について、工夫している点はありますか。

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大腸カメラの場合、まず下剤を飲むつらさや何度もトイレに行くことへの不安があると思います。当院では、専用トイレを備えた個室で下剤を飲むことも可能です。服用しながらテレビを見たり、院内の無線LANを使ってお仕事をしてもらったりしても構いません。何かあればナースコールで看護師が駆けつけますし、周りの目を気にしなくていい点も特徴です。もう一点は、内視鏡検査時の痛みや不快感ですね。当院では基本、鎮静剤を使用します。検査後は一旦お声がけしますが、横になったままリカバリー室に運び、回復するまでお休みいただいています。ソファーに座って、お出しするお茶やお菓子とともに休憩しながら結果報告を待ってもらっても大丈夫です。起きてすぐ帰るのは危ないですから、安全面に配慮したかたちをとっています。

検査に臨みやすい体制を整えているのですね。内視鏡検査の頻度はどれくらいが理想でしょうか。

大腸がんは男女ともに死亡リスクの高い病気です。特に女性は乳がんや子宮頸がんについて気にされる方が増えてきましたが、大腸がんもそれと同じ土俵で注意喚起しなくてはと常々感じています。また、40歳を超えるとリスクはどうしても高くなるので、腹痛や血便など何か症状がある際には一度大腸内視鏡検査など受けるように案内しています。一度検査して何もなくても、2年に1回くらいは内視鏡検査を受けたほうがいいでしょう。検便では陰性でも、内視鏡で見たら大腸がんが見つかるケースもたくさん経験してきたので、定期的に検査を受けてほしいです。そうして繰り返し受ける必要があるからこそ、極力患者さんにとって苦痛の少ない検査を提供する点にこだわっています。

肛門治療へのこだわりについてはいかがでしょう。

肛門治療は、カメラやデジタルスコープを使い、患者さんに患部をオンタイムで見ていただきながら説明するようにしています。医師だけが患部を見て、症状を口頭で説明するだけでは説得力に欠けると思っていて、実際に写真や動画を一緒に見ていただきながら説明するほうがより納得できるし、患者さんも治療に対して前向きになれる。そのため、いぼ痔や切れ痔など肛門の中の疾患の場合も、デジタルスコープで診察中に見ていただきながら、ここが切れている、ここに病変があるからこういった治療をします、と説明をすることを心がけています。

ポリープ切除や痔の日帰り手術も行っていると伺いました。

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治療内容によっては、日帰りでの手術も可能です。肛門は特に手術中、術後は痛みが出やすいのですが、極力痛みを取り除けるように工夫を行っています。手術中に関しては、基本的に麻酔や鎮静剤を使用しますし、術後の痛みに配慮した手術内容を提案することもできます。例えばいぼ痔の手術では、切る範囲を少なくして、あとは負担が少ない注射と併用して治療することなども可能です。

「勇気を出して良かった」と思えるクリニックづくり

患者層はどんな方が多いですか。

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開業して4ヵ月ほどたちますが、女性専用の外来などの取り組みを行っているためか、女性患者さんが多い印象です。症状としては肛門のトラブルで受診される20〜40代の方が非常に多く、お尻から血が出る、お尻が痛いという訴えで来院され、診察をすると切れ痔やいぼ痔が見つかるケースが多いですね。また、最近は便秘に悩む若年層の方も増えています。便秘にもさまざまなタイプがあり、自分に合った薬や治療法を選ぶことが大切です。少しでも悩まれている場合は、一度医師に相談することをお勧めします。

ところで先生は休日、どうやってリフレッシュされているのですか。

趣味が城巡りなので、近所にある大阪城を週1〜2回歩いています。再建された建造物や天守閣よりも、現存している石垣や、残っている建造物のほうが私は好きです。そこを自分の足で歩きながら、歴史にいろんな想像を巡らせるのが楽しいですね。その意味で大阪城が好きですし、東京に行ったら、現在の皇居にあたる江戸城にも必ず足を運びます。あとは最近、グルメやお酒も好きで。和食、中華、イタリアンとジャンルを問わずおいしいものを食べることがリフレッシュになっています。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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当院は、病気やがんを早期発見・早期治療し、命に関わらないタイミングで治療する、そして健康寿命を延ばすという2つの信念を持っています。病気を治療するだけでなく、日々の生活を幸せに過ごしてもらうための手助けがしたい。その意味で「おなかとおしりから健康寿命を支えます」と、メッセージを発信しています。病気の治療だけに集中するのではなく、気持ちとしても「頑張っていこう」と思えるように背中を押す。そういう面でおもてなし、痛みや不快感の軽減に努めていますし、帰られる頃に「勇気を出して来て良かった」と感じてもらえるようなクリニックづくりを心がけています。オフィス街という立地もありお勤めの方も立ち寄りやすい環境になっていますので、まずはお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人間ドック/3万9800円~

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