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山本 真矢 院長の独自取材記事

かえで内科・消化器内視鏡クリニック 品川大井町院

(品川区/大井町駅)

最終更新日:2022/03/17

山本真矢院長 かえで内科・消化器内視鏡クリニック 品川大井町院 main

大井町駅直結の商業施設内という好立地に、2021年12月に開院の「かえで内科・消化器内視鏡クリニック 品川大井町院」。院長を務めるのは日本消化器病学会消化器病専門医・日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医として外来や内視鏡検査に携わってきた山本真矢先生。内科全般を幅広く診た経験を生かし、専門性の高い内視鏡検査に加え、一般内科や消化器疾患、肝臓内科にも対応。「便やお尻のことは相談しにくいと感じていたり、忙しくて内視鏡検査を先送りしていたりする人も気軽に通えるクリニックをつくりたいと思いました」と話す山本院長。その穏やかな口調や相手の声にじっくり耳を傾ける姿勢から、山本院長の温かい人柄がうかがえた。今回はクリニックの特徴や得意とする内視鏡検査へのこだわりなど、さまざまな話を聞いた。

(取材日2021年11月15日)

「通いやすさ」を追求し病気の早期発見・対策に努める

大井町駅直結の商業施設内、そして土日祝日の診察・検査も可能と、非常に通いやすそうですね。

山本真矢院長 かえで内科・消化器内視鏡クリニック 品川大井町院1

私は勤務医時代に、お仕事を休めないばかりに診療や検査を受けられず困っている患者さんをたくさん見てきましたので、患者さんにとって通いやすいクリニックをつくりたいと思いました。ここは商業施設内にあるので、具合が悪い時でなければ買い物ついでに立ち寄れますし、駅直結で通勤時にも寄りやすいですよね。当院の本院にあたる「ささき医院」の院長でもある佐々木洋理事長が、患者さんにとって利便性の高い場所を探してくださり、この場所に巡り合うことができました。ちなみにクリニックの名前は品川区にゆかりのあるものにしようと思い、品川区のシンボルである「カエデ」という言葉を用いたんですよ。

先生のキャリアや院長に就任された経緯などを聞かせていただけますか?

これまでは大学や総合病院などで、消化器内科・内視鏡を専門に外来や入院診療、内視鏡治療に携わってきました。内視鏡に関しては数多くの検査・治療を経験しています。消化器疾患に限らず生活習慣病や腎臓・血液疾患・呼吸器・循環器疾患など幅広い内科疾患の診療も経験しました。当院の院長に就任する直前は規模の小さな総合病院にいたのですが、そこは地域のかかりつけ医という雰囲気で、さまざまな症状の患者さんを幅広く診ることができました。そこで「こんなふうにあらゆる治療の入り口になるようなクリニックが大切だ」と痛感したのです。そんなときに、以前に同じ病院で働いていた佐々木理事長に当院のお話をいただき、ぜひチャレンジしてみたいと思いました。

こちらではどのような診療に対応するのでしょう。

山本真矢院長 かえで内科・消化器内視鏡クリニック 品川大井町院2

風邪などの一般内科はもちろん、逆流性食道炎や機能性胃腸症、胃痛、便秘や下痢などの消化器領域、肝臓内科、痔などの肛門内科にも対応します。専門性の高い治療に加え、予防のために内視鏡をはじめとした検査にも注力します。診察を行った上で必要であれば、胃・大腸内視鏡検査、エコー検査も当院で実施可能です。より専門性の高い治療が必要な場合は、適した病院を紹介することもできます。幅広く対応することで、悩みやわからないことがあったら来ていただけるような場所になりたいと思っています。

きめ細かな配慮や先進機器で苦痛の少ない内視鏡検査を

こちらのクリニックの内視鏡検査の特徴を聞かせてください。

山本真矢院長 かえで内科・消化器内視鏡クリニック 品川大井町院3

胃内視鏡・大腸内視鏡ともに日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医が対応します。先進の内視鏡を導入しているので、従来の内視鏡検査では発見が難しかった病変も、診断しやすくなっています。検査後は撮影した内視鏡画像を患者さんと一緒に見ながら、丁寧に説明します。大腸内視鏡検査中にポリープが見つかった場合、可能な限りその場で切除を行います。診察や内視鏡検査は24時間ウェブ予約に対応し、予約と同時にウェブ問診を行っていただけばよりスムーズに受診ができますよ。私も含めてスタッフは全員が女性なので、大腸内視鏡やお尻の相談に抵抗のある女性患者さんにも安心していただけるのではないかと思います。

患者さんの負担を減らせるよう、さまざまな工夫をされるそうですね。

患者さんの希望に合わせて鎮静剤を使用し、うとうとしている間に検査できるようにします。また、大腸内視鏡検査の痛みの原因には、腸がねじれたり伸縮したりすることがあります。当院では内視鏡の動きを客観的に見られるガイドスコープという機械を導入し、内視鏡がおなかの中でどんな形になっているかを確認しながら素早く挿入します。あとは、胃の内視鏡検査においては、経鼻内視鏡だけでなく経口内視鏡も細いものを導入しているのも当院の特徴です。

広々としてすてきな院内ですが、院内設計にもこだわりがあるのですか?

山本真矢院長 かえで内科・消化器内視鏡クリニック 品川大井町院4

内装は広くて清潔感があることはもちろん、あまり派手にせず、患者さんにとって入りやすい空間を意識しました。大腸内視鏡は下剤を服用するので、トイレを心配なさる方も多いですが、当院はスタッフ用も含めて4つのトイレを院内に配置しています。自宅で下剤を飲むのが不安という患者さんのために、院内で下剤を飲み、リラックスして待機いただけるような空間も用意しました。内視鏡処置室は防音設計になっているため外部の声や音が聞こえづらく、患者さんは安心して施術を受けていただくことができると思います。

スタッフは全員女性ということで、女性の患者さんも通いやすいのではないでしょうか。

女性はどうしても便やお尻のことを相談しづらいと思うので、女性スタッフがいることで少しでも安心していただけるとうれしいですね。女性の患者さんで多いお悩みは、下痢、便秘、痔、あとは精神的ストレスからくる胃の痛みなどです。下痢や便秘は市販薬でやり過ごす方もいらっしゃいますが、人によっては市販薬が合わないケースもありますし、買い物のついででもいいので一度当院に立ち寄っていただきたいです。

検査結果だけでなく、その後のことも細かにアドバイス

先生がドクターになったきっかけは何でしょう。

山本真矢院長 かえで内科・消化器内視鏡クリニック 品川大井町院5

私の実家が薬局を運営していたこと、叔父がドクターであったことが影響していると思います。私が人と接するのが好きだったことも、理由の一つかもしれません。医学部に入学してからは「人が倒れていたときに何かができるようなドクターになりたい」と思うようになり、内科に進みたいと考えました。研修医としていろいろな科を回ったときに、消化器内科で内視鏡に触れ、臓器を直接目で見ることができる点に大きな魅力を感じたのです。それからどんどん内視鏡の性能も上がってきて、以前はわからなかったようなことも把握できるようになり、より患者さんのお役に立てるようになったのでうれしいです。

先生の診療のポリシーを聞かせてください。

私に限らずスタッフとも共有しているポリシーですが、とにかく患者さんに親切でありたいと思います。初めて内視鏡検査を受ける患者さんは、スタッフに声をかけてもらうだけですごく安心できますよね。あとは、患者さんとじっくり話をすることです。お薬を出して終わりではなく、いろいろなことを細かにアドバイスしたいと思っています。私は人と話すことが好きなので、苦になりません。私が診療した患者さんの中には、本当は聞きたいことがあるのに、言いづらかったり思いつかなかったりして、一度帰った後に「やっぱり聞きたいことがありました」とご連絡してくださる方もいらっしゃいました。ですので、できるだけ患者さんがその場で話したいことを話せるような雰囲気づくりも大切にしています。あとは、患者さんの顔やお名前を覚えて、「良くなりましたか?」「体調どうですか?」と、さりげない声かけができるようなクリニックにしたいですね。

最後に読者にメッセージをお願いします。

山本真矢院長 かえで内科・消化器内視鏡クリニック 品川大井町院6

悪いところを放置して症状を悪化させないために、早めに予防・対策ができるような通いやすいクリニックにしたいと考えています。健診で気になる数字が出た方や、今までとは違う症状があるという方は、気軽に来院してくださいね。検査の結果に問題がなくても「大丈夫です」という一言で終わりではなく、「なぜ大丈夫なのか」「今後はどのように過ごせばいいか」など、丁寧に説明させていただきます。24時間ウェブ予約・問診に対応しますので、忙しい方もぜひ一度ご検討ください。

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