小児から始められる
マウスピース型装置による歯列矯正
ポーラスター矯正歯科・小児歯科たまプラーザ
(横浜市青葉区/たまプラーザ駅)
最終更新日:2023/06/23
- 自由診療
歯並びを整える歯列矯正には、美しい口元を手にすること以上に大切な目的がある。それは、噛み合わせと歯並びを整えていくことで磨き残しの少ない、虫歯や歯周病になりにくい口腔環境へと整えていくことにある。最近はマウスピース型の装置を使った矯正を希望する人は増えているというが、手軽に取り組める分、トラブルも多いようだ。「ポーラスター矯正歯科・小児歯科たまプラーザ」の志賀正康院長のもとには、「しっかり噛めなくなってしまった」「ワイヤー矯正しかできないと言われたが、どうしてもマウスピース型装置でやりたい」という相談が多くあるのだそう。日本小児歯科学会小児歯科専門医の志賀先生に詳しく聞いた。
(取材日2021年11月16日)
目次
豊富な経験と専門性を生かして行っていく、マウスピース型装置を用いた矯正
- Qマウスピース型装置による矯正はどのような方にお勧めですか?
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A
弾力性のある透明なプラスチックでできたマウスピース型の装置は、目立ちにくく痛みも少ないため、見た目が気になる思春期の学生さんや会社勤めの方、永久歯が生え始めたお子さん、金属アレルギーのある方にも安心してお使いいただけると思います。当院の場合、ホワイトニングやクリーニングを受けた後、「せっかくなので歯並びも整えたい」と希望される患者さんも少なくありません。歯列矯正には審美面だけでなく、機能面を整えるというメリットもありますので、年齢を問わず歯並びの気になる方、虫歯や歯周病になりにくい口腔内環境を整えたい方は気軽にご相談ください。
- Qマウスピース型装置による矯正のメリットを教えてください。
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A
マウスピース型装置は、向かい合って話していても気づかれることがほとんどないくらい目立ちません。長期にわたる治療の間、見た目のストレスが少ないことは大きな魅力だと思います。さらに自由に取り外しができるので、食事や歯磨きがしやすく、虫歯のリスクが少ないことからも人気です。また、ワイヤーを用いた矯正と比べて痛みが少ないことや、ワイヤーが切れるなどのトラブルの心配もありません。マウスピース型装置を用いた矯正は、ワイヤー矯正のほとんどの症例をカバーすることが可能ですが、決められた時間装着し続けなければめざす働きは得られません。お子さんの場合、管理方法なども考慮し、自分に合った装置を選ぶことも大切です。
- Q矯正中にホワイトニングも可能だそうですね。
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A
矯正を希望される方は、口元の美しさに対する意識の高い方が多いため、ホワイトニングやクリーニングを矯正と同時に行いたいという方も少なくありません。マウスピース型装置を使った矯正の場合装置の取り外しができますので、ホワイトニングを行うことが可能です。ホワイトニングには、自宅で行うホームホワイトニングと、歯科医院で行うオフィスホワイトニングがありますので、ライフスタイルに合った方法をお選びいただけます。
- Q子どもの矯正の開始時期やポイントについて教えてください。
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A
小児期に矯正を行う目的は、永久歯がなるべく良い状態で生えるように環境を整えること。成長を利用して顎や顔のバランスも整っていくことも期待できます。適した矯正開始の時期は個人差がありますが、前歯が永久歯に生え替わり始める6歳~14歳が目安となります。この時期の矯正は、いわば「予習」。しっかり予習すれば、その後の成人矯正がかなり楽になるでしょう。大切なのは、矯正を開始するタイミングを見極めること。当院は矯正歯科と小児歯科を専門とする歯科医師が、お子さんのお口の状況だけでなく、精神的発達、感情的発達、言語的発達なども考慮しながら、最適なタイミングで治療を開始できるようサポートしています。
- Qこちらのクリニックならではの矯正の強みや特徴は?
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A
歯列矯正やホワイトニングは「どこの歯科医院で受けても同じ結果が得られる」と思われがちですが、実は最初の施術計画の立て方で得られる結果は大きく変わると考えています。当院では歯科用CTや3Dの口腔内スキャナーなどを用いて精度高く検査を行い、AIによるシミュレーションで綿密に計画を立てていきます。その後、装置を歯に固定するためのアタッチメントの形状と位置の微調整を行ったり、完全オーダーメイドで装置の設計を行っています。また、積極的にオンライン診療を活用して、通院回数の削減にも取り組んでいます。患者さんの負担を極力減らしつつ、安全性と確実性を追求しながら行う矯正が当院の特徴となっています。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正/99万円~、オフィスホワイトニング/1万6500万円~、ホームホワイトニング/1万6500万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。