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機能評価や訓練に専門的に対応
クリニックでの摂食嚥下障害治療

目黒駒沢リハビリ整形外科クリニック

(目黒区/駒沢大学駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 保険診療
  • 自由診療

高齢化社会において増加している摂食嚥下障害は、加齢に伴う口腔周辺の筋力低下によるものというイメージが強い。しかし、中には全身疾患に起因して起きるケースもある。「目黒駒沢リハビリ整形外科クリニック」では、多彩な検査を通して嚥下機能や口腔機能を総合的に評価。整形外科とリハビリテーション科の専門家である藤田典往院長のもとで言語聴覚士とともに、個別のプログラムに沿って適切な訓練を行う。「当院は検査のみでなく、全身の健康に重きを置いた治療を提供しているクリニックです」と話す藤田院長。患者の機能回復のために、どのような方法で検査から診断、治療までを行うのか、同院の特徴や強みも含めて話を聞いた。

(取材日2021年9月8日)

さまざまな理由で生じた口腔機能の問題を多角的に評価し、専門家によるリハビリテーションを実施

Q摂食嚥下障害とはどのようなものですか?
A
1

▲全身の健康に重きを置いた治療を提供している藤田院長

症状としては、口から物を飲み込みにくい、飲み込むときに違和感がある、飲み込むときにむせる、などの症状があります。摂食嚥下障害の原因は、加齢によるもの以外に全身疾患に伴うものがあります。前者は、主に口腔周囲から喉にかけての筋肉が衰えることで、食べ物を食べてむせたり誤嚥したりするのが特徴です。後者は脳卒中や認知症、パーキンソン病といった変性疾患など、多岐にわたる疾患が引き金となって現れます。高齢化社会となった現代では摂食嚥下障害のある患者さんが増えており、当院でも注力分野の一つとして診療にあたっています。

Q摂食嚥下障害を疑うべき症状について、詳しく伺います。
A
2

▲不安があれば相談しよう

固形物を食べにくい、飲み込んですぐにむせる、数ヵ月間で体重が急激に落ちるといった変化があれば受診をお勧めします。摂食嚥下障害は疾患ではなく「症状」です。咽頭がんや、一般的な症状が現れない無症候性脳梗塞も「飲み込みにくい」という類似症状が出るため、早めに原因疾患を鑑別する必要があります。また、喉がつかえるような感じなどは患者さんが自覚できる症状ですが、中にはご家族が異変に気づくケースも少なくありません。客観的に見て食べる量が減ってきた、やわらかいものしか食べなくなった、食事中に食べ物を細かく刻むようになった。これらも摂食嚥下障害のサインですので、不安があれば一度ご相談ください。

Qこちらのクリニックの診療の流れや診断方法を教えてください。
A
3

▲多彩な検査を通して嚥下機能や口腔機能を総合的に評価する

初めに問診を実施し、いつから症状があるか、ほかに病気がないか、食生活の変化、服用中の薬などを伺います。精神科的な薬の中には嚥下障害を引き起こすものもあるため、確認は必須です。嚥下機能の診断では、必要と希望に応じて嚥下内視鏡検査を行います。これは実際に液体や固形物を食べてもらい、きちんと飲み込めているか、どの形態であれば食べられるかなどを調べるものです。より詳しい検査の要望があれば、口腔機能低下症を診断するための検査にも自費で対応しています。口腔機能低下症の評価として、栄養状態、口腔内環境の評価、噛む力、唾液の状態なども含め、飲み込みの具合も評価した上で、総合的に診断します。

Q治療の必要がある場合、どのように進めていくのですか?
A
4

▲口腔の筋力強化の訓練について説明する藤田院長

他科での治療や手術が必要な場合は、適切な医療機関へご紹介します。それ以外の訓練によって嚥下機能の改善が見込めそうな患者さんには、院内で原因に応じた嚥下リハビリテーションを実施しています。訓練を担当するのは、この分野の専門職である言語聴覚士です。プログラムは一人ひとりに合わせておつくりするため、内容は口腔の筋力強化や発声訓練など患者さんによってさまざま。専用の機器によるリハビリも併用しながら「どの程度の食形態なら安全に食べられるか」を都度評価していきます。ただ、医療保険でできる範囲は限られており、期限も決められています。いかに患者さんにご満足いただける医療を提供し続けられるかが現在の課題ですね。

Qこちらのクリニックの特徴はどこにありますか?
A
5

▲整形外科クリニックには珍しく、言語聴覚士が在籍している

食べ物の入り口であるお口の機能も重要ですが、飲み込む力は全身の筋力と相関します。そのため当院では、全身を動かすリハビリとして足などの筋肉も同時に鍛え、嚥下機能の向上をめざしています。整形外科クリニックには珍しく、言語聴覚士が在籍している点も強みです。私自身が日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医であり、摂食嚥下障害の検査や治療にも対応できるのでこの体制にしました。また、嚥下機能の評価を行い、結果をもとに訓練につなげられる、高次脳機能障害の評価にも対応できる、この点も強みですね。当院では、きちんと検査した上で全身的な治療の提供、嚥下訓練のための機器も充実させています。

ドクターからのメッセージ

藤田 典往院長

リハビリは継続が肝心で、ある程度まで身体機能が回復したらその状態を維持する必要があります。退院された際に、ご自宅の近くで引き続きリハビリを受けたいと思う方も多いでしょう。今後は院内でのリハビリはもちろん、在宅医療を行うクリニックやケアマネジャーと連携しながら、必要な医療をスムーズに提供したいと考えています。ご本人でもご家族でも、何かしらの症状があれば気軽にご相談ください。また、より良いリハビリにはご家族の力が非常に重要です。当院ではホームエクササイズの指導に加え、食べる際の姿勢や望ましい食形態などもアドバイスしています。それらをご家族も学んでいただき、患者さんをサポートしてあげてほしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

口腔機能低下症の診断+嚥下機能の診断/1万6500円~4万9500円

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