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青木 勇樹 院長の独自取材記事

神楽坂消化器内科・内視鏡クリニック

(新宿区/飯田橋駅)

最終更新日:2021/10/12

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飯田橋駅から歩いて3分の場所にある「神楽坂消化器内科・内視鏡クリニック」。大学病院や大規模病院の消化器内科で研鑽を積んできた青木勇樹院長が「患者に寄り添った診療」をめざして、幼少期よりなじみのあるこの地に2021年5月に開業した。消化器内科をはじめ、一般内科全般にも対応している同院。特に力を入れているのは内視鏡を用いた検査・治療だ。胃・大腸合わせて6本の内視鏡を、症状や目的に合わせて使い分けている。「何よりもコミュニケーションを大切にしています」と語る青木院長に、内視鏡を用いた検査・治療の工夫や、コミュニケーションの大切さについて話を聞いた。

(取材日2021年5月19日)

患者に寄り添った診療をめざし、なじみの地に開業

先生のこれまでのご経歴を教えてください。

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東京医科大学を卒業後、大学病院や大規模病院の消化器内科で主に食道・胃・小腸・大腸の診療にあたってきました。内視鏡を用いた検査や治療を中心に、消化器内科における急性・慢性疾患の診療、また一般内科にも携わりました。胃潰瘍や潰瘍性大腸炎など患者さんのお悩みはさまざまでしたが、特に力を入れていたのは早期がんの発見・治療です。もともと私が消化器内科を選んだのは、体の中を診て病気をいち早く発見することができると思ったからです。大事なのは、いかに早期のうちにがんを見つけ、体に大きな負担をかけることなく治療を行うか。多くの患者さんや多くの症例に接し研鑽を積んだ後、2021年に当院を開業しました。小・中・高校と九段下にある学校に通っていた私にとって、神楽坂は小さい頃からなじみのある場所。今までの経験を生かして地域医療に貢献したいと思っています。

なぜ開業を選ばれたのですか?

患者さん一人ひとりにしっかりと向き合い、寄り添った診療を実現したかったからです。大学病院は設備が整っており、大型の医療機器も導入されています。診療にあたる医師の数も多く、私もすばらしい先輩たちとの出会いにより大きく成長させてもらいました。一方、一人ひとりの患者さんに向き合う時間が短いことは否めません。大学病院や大規模病院で勤務していた時に「この患者さんは、本当はもっと話したいことがあるのだろう」と感じる場面が何度もありました。しかし、患者数も多く重篤な方もいらっしゃる場所なので、患者さんは遠慮してしまいます。勤務する医師の立場からも、個々の患者さんに長い時間をかけることができません。私が求めるのは患者さんとのふれあいを大切にする医療。これが開業を選んだ理由です。

コミュニケーションを大切にしていらっしゃるのですね。

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そのとおりです。勤務医時代、忙しさから時には心身疲れてしまうこともありました。そんな時に患者さんが声をかけてくださるんですよ。内容は患者さん自身の悩みであったりさまざまですが、会話をすることでこちらがパワーをもらっていました。患者さんが頼ってくれることで、「患者さんのためにも頑張ろう」と元気が出るんです。患者さんもまた「先生と話して気持ちが楽になった」と喜んでくださいます。病は気からではないですが、医師と患者さんのコミュニケーションがとれていると治療もスムーズに進みます。人を治せるのは人。心のこもった診療をしていきたいですね。

機器・環境・照明にも配慮した内視鏡検査

内視鏡を用いた検査・治療で工夫していることはありますか?

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内視鏡は胃と大腸、上下合わせて6本取りそろえています。太さや硬さのバリエーションがあり、症状や目的に合わせて使い分けています。モニターと連動した先進の内視鏡システムでは、患部をリアルタイムで詳細に確認できます。ズーム機能がついたカメラには多彩なモードが搭載されているので、これらの機能を駆使しながら、小さな異常も見逃さない正確な診断を心がけています。内視鏡室の照明に採用したブルーライトは、患者さんにリラックス感をもたらすだけでなく、医師にとってもモニターが見やすいという利点があります。更衣室は男女別、トイレも待合室とは別で用意しています。検査・治療後は、患者さんが寝たままでもベッドごとリカバリールームに移動可能です。また男性と女性の検査時間が重ならないように配慮しています。

診療の際に心がけていることを教えてください。

患者さんの話をしっかり聞くことです。コミュニケーションをしっかりとって診療を行うことが開業した大きな理由でもありますし、開業医だからこそできるのかもしれません。こちらから必ず「ほかに何かお困りなことはないですか」と伺い、話しやすい雰囲気づくりに努めています。そしてもう一つ、患者さんと同じ立場で診療を進めること。例えば内視鏡にしても、検査に対する不安の度合い、検査中に一緒にモニターを見たい方・眠ってしまいたい方、皆さんそれぞれです。こちらから決めつけることなく、患者さんと話し合いながらベストな方法で診療を進めています。患者さんからの質問にも丁寧にお答えし、疑問や不安を払拭できるように心がけています。

院内のレイアウトや、感染症対策についてもお聞かせください。

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木目と石の天然の風合いを生かして、院内全体をナチュラルな雰囲気にまとめています。患者さんがリラックスして、少しでも元気になってもらえるようなレイアウトを心がけました。待合室はスペースを広めに取り、壁一面は映像を投影できる造りになっています。またスタッフの動線は患者さんと分け、限られた面積を有効活用しています。窓の数も多いんですよ。晴れた日は光が差し込みますし、窓を開けることで感染症対策にもなりますね。業務用の空気清浄機も設置して、換気・消毒はこまめに行っています。入り口前の自動検温機で発熱が見られた方には、その場所で個別対応をしており、ほかの患者さんと一緒になることはありません。

めざすのは話しやすく安心できるクリニック

ところで、先生はなぜ医師をめざしたのですか?

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父と祖父が医師だったことが大きいですね。消化器外科を専門とする父の背中を見て育ち、その姿に憧れを抱いていました。父は大学病院に勤務していたこともあり、仕事から帰宅してすぐに病院に戻ることもしばしば。まる一日会えないこともよくありましたが、患者さんのために働く父を誇らしく思い「自分も消化器を診る医師になりたい」と感じたものです。父は私の進路に口を挟むことはなく、私が現在こうしているのは自然な流れだったのだと思います。医師になり、父から教わったことが一つだけあります。それは「患者さんには優しく丁寧に接する」ということ。患者さんは体や気持ちに負担を抱えて来院されますから、この教えにはとても共感しています。

今後の展望をお聞かせください。

気軽に通いやすい、話しやすいクリニックをめざしています。実は私自身も病院通いは苦手で、話したいことを十分伝えられずに帰ってくることがよくあるんです。ですから患者さんの「医師に話しにくい」という気持ちがよくわかるのです。当院では消化器内科はもちろん、一般内科全般にも対応しています。院内の雰囲気やスタッフの対応も含めて、患者さんの立場に立ったクリニックづくりに努め、大学病院・近隣病院との医療連携にも力を入れています。皆さんから「話しやすい」「安心できる」と思ってもらえるクリニックになれたらうれしいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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「病院に通うのが楽しい」という方は少ないですよね。そんな中で痛みや悩みを抱えて来院してくださる患者さんには、なんでも話してほしいと思っています。「こんなこと聞いていいのかな」と思わず、遠慮なくお話しくださいね。患者さんの感じるちょっとした不安を大切にしたいと思っています。また内視鏡検査・治療を得意としていますが、無理に検査を勧めることはありません。患者さんの希望を第一に、同じ目線で一緒に診療を進めるスタイルです。内視鏡というと「痛い・恥ずかしい」と躊躇される方もいらっしゃることでしょう。当院は「苦痛のない内視鏡検査」をめざし、機器や環境などに工夫を凝らしています。実際の内視鏡もお見せできますので、お気軽にご相談ください。

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