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近視の度合いやライフスタイルに合わせ
適切な近視矯正法を提案

みらい眼科皮フ科クリニック

(大阪市城東区/今福鶴見駅)

最終更新日:2022/01/06

みらい眼科皮フ科クリニック 近視の度合いやライフスタイルに合わせ 適切な近視矯正法を提案 みらい眼科皮フ科クリニック 近視の度合いやライフスタイルに合わせ 適切な近視矯正法を提案
  • 自由診療

眼鏡やコンタクトレンズのわずらわしさから解放されたいというのは、近視の人の切実なる思いだろう。これまで近視矯正というと、レーザー治療が一般に広く知られてきたが、最近ではオルソケラトロジーや有水晶体後房レンズを用いた屈折矯正手術などの手法もよく耳にする。そこで訪ねたのは、今福鶴見駅からすぐの医療ビルの6階にある「みらい眼科皮フ科クリニック」。大学病院で20年にわたって培ってきた診療技術と豊富な経験を生かし、現在は屈折矯正手術にも注力する石川裕人院長に、さまざまな近視矯正法の特徴や、同院で行っている治療法、診療の流れについて詳しく聞いた。

(取材日2021年11月27日)

将来の病気リスクを軽減、そして生活の質を上げるために、近視補正の種類を知り、個人に合った方法を選ぼう

Q近視矯正の必要性、重要性を教えてください。
A
みらい眼科皮フ科クリニック 強度の近視は深刻な病気のリスクを高めると話す石川先生

▲強度の近視は深刻な病気のリスクを高めると話す石川先生

子どもか、大人かによって近視矯正の必要性・重要性は異なります。まず子どもについてですが、スマホやタブレット型端末、ゲームの普及に伴って、近視の子は増加しています。たかが近視と思われがちですが、強度の近視は、視野が狭まる緑内障や網膜剝離といったさらに深刻な病気のリスクを高めます。そこで、近視矯正を積極的に取り入れ、将来の病気のリスクを減らしていきたいと考えています。一方、大人に関しては、ドライアイでコンタクトレンズの装用がつらいという方、マスク生活で眼鏡が曇るなど、コンタクトレンズや眼鏡のある生活に不便を感じている方も多いはず。そういう方の生活の質改善をめざせる有用な手段と言えるでしょう。

Qオルソケラトロジーとはどんな治療ですか?
A
みらい眼科皮フ科クリニック 治療前には精密な検査を行う

▲治療前には精密な検査を行う

手術を必要としない近視矯正法で、角膜前面の形状を変形させるための特殊なカーブを持つコンタクトレンズを夜眠る前に装用し、寝ている間に視力を補正していきます。朝レンズを外しても一定時間角膜形状の維持が望め、日中は裸眼で過ごすことができます。軽度から中等度までの近視に適した方法で、矯正を受けるには、近視の度合いを測定し、角膜形状、屈折検査などの適応検査を実施。数週間のトライアル期間で度数を調整し、その後本装用となります。装用は1日6時間を推奨しています。小学生から始められますが、この方法は目にハードコンタクトレンズを入れるため、未成年に対しては慎重処方が条件とされ当院でも安全面を第一に考えています。

Qレーシックとはどんな治療ですか?
A
みらい眼科皮フ科クリニック 検査設備も充実している

▲検査設備も充実している

レーシックは、オルソケラトロジーと同様、角膜前面の形状を変形させて近視の矯正を図る治療法ですが、異なるのは角膜に対してレーザー照射を行うことです。またオルソケラトロジーはレンズの装用をやめると元の状態に戻りますが、レーシックは元の状態には戻せない不可逆的な治療法です。対象は、軽度から中等度までの近視の方。角膜の厚さによっては治療が適用されない方もいます。当院ではレーシックを行っていないため、ご希望される方は連携しているクリニックをご紹介させていただきます。

Q有水晶体後房レンズを用いた手術について教えてください。
A
みらい眼科皮フ科クリニック リカバリールームで手術後の注意事項を確認する

▲リカバリールームで手術後の注意事項を確認する

眼内の虹彩の後ろに有水晶体後房レンズと呼ばれる眼内レンズを挿入することで屈折力を変え、近視矯正を図る方法です。目の内側にレンズが入るため、コンタクトレンズのように日常生活の中で外れてしまうことがなく、裸眼と同じような快適さで過ごすことが期待できます。オルソケラトロジーやレーシックの適応外だった強度の近視や角膜の薄い方も対象となりますが、緑内障や白内障といった病気がないことが前提で、施術前の検査をクリアされた方だけが受けることができます。また、レンズを取り出せば元の状態に戻せる「可逆性」もポイントです。手術時間は片目10分程度。術後は定期的に来院いただき、診察や検査を行います。

Qこちらのクリニックで受けられる治療について教えてください。
A
みらい眼科皮フ科クリニック 石川先生は安心して手術を受けてほしいと話す

▲石川先生は安心して手術を受けてほしいと話す

当院では、先に挙げた3つのうちオルソケラトロジーと有水晶体後房レンズによる屈折矯正手術に対応しています。これまで大学病院で行ってきた診療レベルを継続するため、先進の検査機器をそろえているのも当院の特徴です。例えば、眼球の前方部分を解析する前眼部OCTは、角膜の形状、角膜の厚み、前房の状態を測定するためにとても役立つ機器です。緑内障や白内障のみならず、屈折矯正手術にも有用で有水晶体後房レンズの適用サイズについても迅速に決定することが可能です。また当院では、手術の安全性を高めるため、徹底した感染症予防や高いレベルの衛生環境の維持に努め、安心して手術をお受けいただけるような手術室環境を整えています。

ドクターからのメッセージ

石川 裕人院長

近視は、眼鏡やコンタクトレンズで補うことができますが、人によってはライフスタイルに合わないことがあります。職業上の理由で眼鏡やコンタクトレンズが使えない方、ドライアイなどでコンタクトレンズの着用が難しい方など、問題を抱えている方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。オルソケラトロジー、レーシック、有水晶体後房レンズによる屈折矯正手術といった手法を取り入れることで、近視のわずらわしさから解放されて快適な暮らしを得ることもめざせます。どの方法が適しているのかは、近視の度合いや生活スタイルによって一人ひとり異なりますので、気になる方はまずはお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー/適応検査代:5500円、片眼9万9000円、両眼16万5000円 有水晶体後房レンズによる屈折矯正手術/適応検査代1万円、乱視なし:片眼27万5000円、乱視あり:片眼30万円

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