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石川 裕人 院長の独自取材記事

みらい眼科皮フ科クリニック

(大阪市城東区/今福鶴見駅)

最終更新日:2021/10/18

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大阪メトロ今福鶴見駅からすぐ、医療ビルの6階にある「みらい眼科皮フ科クリニック」。石川裕人院長は兵庫医科大学で20年にわたり診療や研究に打ち込み、多くの眼科手術も行ってきたスペシャリストだ。そんな院長が愛娘の誕生を機にライフスタイルを切り換え、妻で皮膚科の医師である石川千香副院長とともに2021年2月に開業。培ってきた診療技術と豊富な経験、さらに幅広い人脈を生かし、約9割の眼科疾患を同クリニックで完結できるような「眼科ワンストップ診療」をめざす。特に手術については、白内障はもちろん、 網膜硝子体疾患、緑内障のほか、斜視や眼瞼下垂でも日帰り手術を実施。高度な眼科診療で地域の患者に寄り添い、眼科疾患の情報発信にも取り組みたいという院長に、現在の思いを聞いた。

(取材日2021年3月11日)

幅広い眼科治療を完結できるクリニックに

最初に、ご開業までの経歴を教えてください。

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母校である兵庫医科大学の眼科で20年勤務し、診療と研究に取り組んできました。兵庫医大の眼科にはさまざまな症例が集まりますので、僕自身の得意分野も網膜硝子体手術、神経眼科、ぶどう膜炎、難治性白内障と幅広いですね。特に手術には力を入れてきました。また、全国の大学眼科の医師が参加する勉強会に加わり、これまでに58本の論文を発表しています。大学という学術的な世界でキャリアを重ねたいと仕事一辺倒の生活を送ってきたのですが、娘が生まれたことから、家族と過ごす時間も大事にしたいと思うように。そこで開業を考えるようになって、新たにご縁ができたこの場所で2021年2月に開業しました。実は「みらい」というクリニック名は、娘の名前にちなんだものです。またロゴや院内のイメージカラーとして使用した「虹」は、娘の好きな色なんですよ。

クリニック内は明るく、かなり広々としていますね。

院内で手術をしますので、高いレベルの衛生環境は当然必要と考えています。さらにコロナ禍での開業になりましたので、できる限りの感染症対策を行っています。院全体に換気システムを導入し、待合室には業務用の大型空気清浄機を設置、各診察室にも空気清浄機をそれぞれ配置しています。また受付や問診はタブレット端末で入力し、会計は自動精算機で行うことができます。もちろん、不慣れな方にはスタッフがサポートさせてもらいます。患者さんには入室前の検温や手指消毒、マスク着用をお願いしていますし、スタッフは手袋も着用、検査機器は患者さんごとに消毒するなど、安心できるような環境をめざしました。原則的には予約制ですが、お待ちいただくこともあると思いますので、待合室のモニターでは自作した眼科疾患や当クリニックの診療情報を放映して、新たな医療情報を得てもらう機会になればと考えています。

では、こちらでどのような診療をしたいとお考えですか。

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診療する場所は大学病院から地域へと変わりましたが、ここでも大学病院で行ってきた診療レベルを継続して、近くにお住まいの方が、本当に必要な眼科医療を受けられるようにしたいですね。特に僕がモットーとしているのが、「眼科ワンストップ診療」という考え方です。通常、開業クリニックの診療には設備的・技術的な限界があって、患者さんは症状に応じて大学病院や大規模病院へと紹介されます。ですが、当院には手術室がありますし、クリニックではあまり見ないような検査機器も導入しています。また、僕自身が幅広い領域に対して診療・手術をすることに加え、斜視や眼形成、ボツリヌストキシン製剤を使った診療、ぶどう膜炎などでは、これまでの人間関係を生かし、それぞれの専門家を招いて診療枠を設けました。専門性の高い治療でも遠くまで足を運んでもらうのではなく、患者さんの生活圏内で完結できることが大事だと思います。

さまざまな内容の日帰り手術が可能

眼科では、どういった病気を治療しているのですか?

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眼精疲労やドライアイ、花粉症、アレルギー性結膜炎、視力低下や老眼といった日常的な眼科疾患はもちろん、糖尿病網膜症などでの眼底レーザー治療、加齢黄斑変性などに対する硝子体注射、眼瞼けいれんに対するボツリヌス療法、さらに白内障、硝子体、緑内障、斜視、眼瞼などでの日帰り手術に力を入れています。実は、眼科の手術は全身への負担が軽く、入院の必要性はそれほど高くありません。日帰りで手術を受け、通院できちんとサポートしていきます。それから自費診療になりますが、特殊なコンタクトレンズを就寝時に用いることで裸眼視力の補正を行っていくオルソケラトロジー、有水晶体眼内レンズを用いた屈折矯正手術や、目の総合検診といった目の検診も実施しています。

多くの疾患で、日帰り手術が受けられるのですね。

白内障の日帰り手術については、ありがたいことに開院当初から多くの患者さんが希望して来られます。それだけ高いニーズがあるのですね。それから、硝子体や斜視など、クリニックではあまり対応の多くない病気の日帰り手術ができるのも強みです。特に斜視は、手術をする医師や施設が限られていて、大学病院では多くの患者さんが何ヵ月も手術を待っていました。斜視治療の専門家である兵庫医大の岡本真奈先生を招き、手術と外来の一部を担当してもらっています。また斜視の手術は筋肉を切開するので、他の眼手術より痛みがありますが、当院には麻酔科の医師がいますので、静脈麻酔で自発呼吸は維持しつつ鎮静をかけて手術をしていきます。斜視の治療は、見た目の変化もありますし、お子さんでしたら将来の視力にも関わってきます。当クリニックが斜視の新たな受け皿となって、斜視でお困りの患者さんを日帰り手術でサポートしていきたいですね。

皮膚科の診療について、ご紹介ください。

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副院長は、僕とは異なりこれまでも長い間地域のクリニックで勤務していました。ですので、かゆみや乾燥、水虫、ニキビ、アトピー性皮膚炎、やけどといった日常的な皮膚疾患、特にご高齢の患者さんでの診療経験が豊富ですね。現在は子育て中ということもあり、月水金の午前中のみ診療をしていますが、すでに多くの患者さんが来てくださっています。今後は自費診療になりますが医療脱毛も行っていきたいと考えています。また、月に1回は、兵庫医大皮膚科の金澤伸雄主任教授の外来がありますので、難治症例への対応も可能です。

大学病院と同じような診療で地域の眼科医療を支える

ところで、医師をめざしたのはなぜですか。

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僕は舞鶴の出身で、実家が眼科医院でしたので、物心がつく頃から医師になると思っていました。しかし、家業を継ごうと思っていたわけではありません。子どもの時分から負けず嫌いで、大学に入ってからも学術的な世界で仕事がしたい、上をめざしたいとの上昇志向がありましたね。そこで20年頑張ってきましたが、娘の存在はそれ以上に大きかった、というわけです。ただ、大学でのすべての仕事はこのクリニックにつながっていますので、これからはここで、家族とともに理想とする医療を提供していきたいと思っています。

開業された今、生活は変わりましたか?

開業直後から手術を希望する患者さんが思っていた以上に多く、うれしくも忙しいですね。僕もスタッフも新たな環境になじみつつ、質が高くミスのない医療ができるように、工夫を重ねているところです。そんなわけでまだ落ち着きませんが、実は、若い頃から旅行が趣味で、勤務医時代には海外も30ヵ所以上訪れました。アメリカへ留学していた間に、南米へ行けたのは良い思い出です。これからも時には休暇を取って、家族とともにリフレッシュしたいと思っています。

最後に、地域の皆さんへメッセージをお願いします。

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眼科診療ではご高齢の患者さんが多く、何歳になってもアクティブに過ごす方が増えています。安全性に配慮しながら、精度の高い日帰り手術を幅広い疾患で実施していますので、安心して治療を受け、生活の質を高めていただきたいですね。また大学にいる時は気づかなかったのですが、開業後は、斜視の手術や緑内障、オルソケラトロジーなど、症状や治療法があまり知られていない分野が多いことを実感しています。緑内障のように、早期治療が鍵になる病気もありますので、ぜひ40歳を過ぎたら一度、目の精密検査を受けてほしいと思います。これまでの経験と技術で、「眼科診療ならここ」と地域で信頼してもらえるクリニックをめざしていますので、目のことならまずは気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー:初年度治療費 両眼16万5000円~/片眼9万9000円~、2年目以降治療費 一律1万9800円、目の総合検診:1万円、有水晶体眼内レンズを用いた屈折矯正手術:乱視なし両眼 55万円~/乱視あり両眼60万円~

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