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クリニックで受ける日帰り硝子体手術
入院せずに専門治療が可能

みらい眼科皮フ科クリニック

(大阪市城東区/今福鶴見駅)

最終更新日:2021/04/01

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  • 保険診療

医療技術の進歩とともに、適応疾患が広がってきた眼科の日帰り手術。そのニーズはますます高まっている。「みらい眼科皮フ科クリニック」でも日帰り手術には力を入れており、白内障をはじめ、網膜硝子体疾患、緑内障のほか、斜視や眼瞼下垂など多彩な疾患が対象になっている。石川裕人院長は、大学病院で長年にわたりさまざまな眼科手術に携わってきた。そこで、開業にあたっては大学病院と同水準の検査・手術機器を導入し、自身だけでなく各疾患を専門とする医師を招いて手術の安全性や精度を追求。適切な麻酔を選択することで、患者の負担を和らげることに努めている。そこで今回は、院長の専門でもある網膜硝子体の日帰り手術について、その適応、検査・診断や手術の流れなどを詳しく聞いた。(取材日2021年3月11日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q硝子体の手術は、どのような疾患で必要になりますか。
A

硝子体は眼球の大部分を占めるゼリー状の物質で、レンズである水晶体と眼底の網膜や黄斑の間にあります。40歳を過ぎると、加齢で硝子体が液化して網膜からはがれやすくなり、硝子体の一部が黄斑に残る「黄斑上膜」が起こり、物が歪んだり大きく見える、かすんで見えるといった症状が生じます。黄斑上膜のほかに、黄斑円孔や糖尿病網膜症、硝子体出血、網膜剥離などが硝子体手術の適応になりますが、特に黄斑円孔や網膜剥離は緊急を要することも多く、当院では可能な限り緊急手術にも対応させていただきます。

Q手術を日帰りで受けることや痛みに対して、不安があります。
A

硝子体手術自体は30~60分程度で終わります。当クリニックではほぼ全例で低濃度笑気ガスを使用して、リラックスした状態で手術に入りますし、局所麻酔も使用しますので、痛みを感じることはほとんどありません。先端恐怖症などの特殊な事情があったり、意識がある状態で手術を受けることが怖いという方でも、麻酔科の医師がいますので、自発呼吸は残しながら鎮静下で手術を受けることもできます。術後は院内で30分ほど休憩し、特別な変化がなければ普段どおり帰宅できますし、ご希望があればタクシーでの送迎サービスも行っています。ご帰宅後には、こちらから電話で様子をお伺いしますので、ご自宅でも安心して過ごしていただけます。

Q手術後には、どのようなことに気をつければよいでしょうか。
A

術後は小さな眼帯を貼り、目を保護する眼鏡をお貸ししますので、数日間かけていただきます。硝子体手術に限らず、眼科手術の術後で気をつけなければならないのは、感染性眼内炎です。帰宅してから汚れた手で目に触れない、5日間は洗顔しないといった注意事項はしっかり守ってください。経過が順調であれば、通院間隔は手術翌日、3日後と徐々に広がります。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診

受付を済ませたら、待合室内でタブレット端末を使って問診を行う。質問項目を院長が自ら作成したオリジナルの問診システムを使用しており、詳しい問診から必要な検査や考えられる疾患が見えてくるとのこと。タブレットの使用に慣れていない人には、スタッフが付き添って操作も行ってくれるので安心だ。また、同クリニックのホームページ上であらかじめ問診を済ませてから来院することもできる。

2検査・診察

問診の内容を踏まえ、必要な検査を受ける。黄斑上膜が疑われる場合には、視力検査、ゆがみの検査、眼底検査のほか、高精細な網膜の構造を光干渉断層計で調べることができる。その後、診察室で医師から診断や治療方針を聞く。

3手術についての説明

黄斑上膜では、視力が0.8以下になる前に手術を受けたほうが視力や症状の回復が見込める。症状が進み視力が大幅に低下したり、網膜の変形が著しい場合には、手術では期待する効果が得られないこともある。一方、視力が良好で自覚症状も少なければ、経過観察になることも。予想される結果と手術のリスクを慎重に見極め、医師と相談しながら手術の実施を決める。同時に、白内障の手術が必要になる場合もある。

4手術

当日は、術前には血圧などを確認し手術用の目薬を何度か点眼。点滴のため静脈を確保し、控室へ移動して目の周りを消毒する。手術室では緊張を和らげるための低濃度笑気ガスによる麻酔の後、目を開く器具を取りつけて手術を開始。硝子体手術では白目に1mm以内の穴を3ヵ所ほど開けて処置を行う。レーザー光凝固や、ガス注入を行うこともあるそう。硝子体手術は通常30~60分ほどで、もう少し長くなることもある。

5リカバリー

術後はリカバリー室に移動し、看護師から今後の注意点などの説明を受けながら、30分ほど休憩をとる。その後、体調に変化がなければ帰宅できる。手術を受けた目には眼帯をつけるが、両眼を手術した場合には先に手術したほうの眼帯を外して帰宅になるそう。

ドクターからのメッセージ

石川 裕人院長

黄斑上膜や黄斑円孔で行う硝子体手術は、実はそれ自体はそれほど難しいものはありませんし、痛みや負担も軽くなっています。しかし病気がある程度進行してしまうと、手術をしても期待する効果は得られにくく、早期発見、早期治療が大事になります。黄斑上膜のチェックには、片目を手で隠して、もう一方の目の見え方を調べるという方法があります。格子状の線が歪んで見えるようであれば、黄斑の病気が始まっている可能性があります。加齢に伴う硝子体の変化は誰にでも起こりますが、健康寿命が伸びている今、いつまでもトラブルなく「見える」ことは生活の質を大きく左右します。40歳を過ぎたら、ぜひ定期的に確認してみてほしいですね。

Dr
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