全国のドクター8,888人の想いを取材
クリニック・病院 160,973件の情報を掲載(2021年12月08日現在)

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 名古屋市名東区
  4. 本郷駅
  5. MY DENTAL CLINIC
  6. 実は、術前・術後が肝心「長持ち」をめざすインプラント治療

実は、術前・術後が肝心
「長持ち」をめざすインプラント治療

MY DENTAL CLINIC

(名古屋市名東区/本郷駅)

最終更新日:2021/10/12

Main Main
  • 自由診療

「インプラントは人工物だから、一度入れてしまえばケアは不要」と考える人は少なくないだろう。しかし天然歯と同様、インプラントにも疾患のリスクはあり、ひとたびインプラント周囲炎を患えば、せっかく入れたインプラントが脱落してしまうことも。できる限り長く使っていくためにはおのおのの状況に合った手術はもちろん、術前の検査や術後のメインテナンスが重要なのだという。「特に大切なのは、術後のセルフケアです。インプラント治療は、ゴールではなくスタートと考えてください」と語るのは、「MY DENTAL CLINIC」の北條正秋院長。日夜、国内外の症例や論文の研究を欠かさず、若手歯科医師の育成にも熱心な北條院長に、インプラントを長持ちさせるためのポイントや治療の流れについて聞いた。

(取材日2021年8月16日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qクリニックを選ぶ際、どんなことに気をつければ良いでしょうか?
A

セカンドオピニオンを積極的に活用することですね。複数の先生の話を聞き、治療の流れやメリット・デメリットまできちんと説明があるか確認しましょう。特に大事なのが「3W1H」。「When」で手術のタイミング、「Where」でインプラントを入れる場所、「What」でインプラントの種類、「How」で治療方法。この4点がポイントです。例えば抜歯を行い、後日手術するのか、抜歯後すぐに手術するのかで治療方法が変わります。CTなどの術前検査の結果を踏まえた、根拠のある説明が必要でしょう。その他、しびれや麻痺など治療後のリスクについても包み隠さず話してもらえるような、信頼できる先生と出会うことが第一ですね。

Qインプラント治療を受ける際、気をつけるべきことはありますか?
A

まず、タバコを吸われる方は禁煙をお勧めします。喫煙をすると、お口の中の毛細血管が収縮し、白血球などの免疫作用が弱まることで細菌感染のリスクが高まりやすいからです。また、糖尿病や高血圧、骨粗しょう症など基礎疾患のある方は投薬管理が必要です。例えば、骨粗しょう症の予防・治療に使われる薬を服用していると、術後に顎の骨が露出し腐る顎骨壊死(がっこつえし)などの副作用が出る場合があります。その他、糖尿病の方でHbA1cの値が6.9以上の方は、合併症などの観点から手術ができないことも。ただ、基礎疾患があるからといって、すべてのケースで手術ができないわけではありませんので、まずは歯科医師にご相談ください。

Qインプラントを長持ちさせるために大切なことを教えてください。
A

一番重要なのは、術後のセルフケアですね。治療した箇所が細菌に感染するインプラント周囲炎は、インプラント治療が失敗してしまう大きな要因の一つです。長持ちさせるためには、たとえ術後であっても日頃から感染症のリスクを下げていくことが大切ですので、毎日のブラッシングはもちろん、洗口剤、いわゆるうがい薬でお口を洗浄することをお勧めします。お口の中の細菌をゼロにすることはできませんが、細菌の繁殖率が少なくなれば感染するリスクも減っていきます。また、食事に関しては、基本的に天然歯と変わらず制約はありませんので、インプラントだからといって過剰に心配する必要はないでしょう。

検診・治療START!ステップで紹介します

1口腔状態の検査とカウンセリング

まずはCT検査やエックス線検査によって、口腔状態のチェックが行われる。その上で、インプラントに適性があるかの診断がされ、どの歯を抜歯するのか、いつ手術をするのか、治療のリスクを含めた詳しい説明を受ける。こうして一人ひとりの状況に合わせて治療計画を立てていくことが、インプラントの最終的な寿命につながってくるという。また、治療は自由診療になるため、費用について不安があればここで質問しておこう。

2治療前の注意点について指導を受ける

治療を始める前に、喫煙状況や基礎疾患の有無を確認。タバコを吸う人は、口腔内の細菌感染リスクを減らすために少なくとも手術の約1週間前から、術後に傷口が塞がる約2ヵ月後まで禁煙をする必要があるという。また、糖尿病や骨粗しょう症などの基礎疾患がある場合は、手術が可能かの診断を受ける。場合によっては、かかりつけの先生と相談をした上、手術の3ヵ月ほど前から休薬しなければならないケースも。

3検査結果に基づいた、治療のシミュレーション

CT検査やエックス線検査の結果に基づいて、インプラントを埋入する位置や角度を決めるための綿密なシミュレーションが行われる。インプラントを埋入する場所は、最終的な歯並びなどを考慮し、人工歯の位置に合わせて決めるのだという。そのため、術前のシミュレーションが適切に行われるかが、後々のインプラントの寿命に大きく影響するのだそう。

4インプラント治療を開始

デジタルマイクロスコープを用いた、精密な治療が行われる。インプラントが顎の骨に定着するまでには6~8週間、または数ヵ月の期間が必要。その後、人工歯の製作・装着へ進む。場合によっては、インプラント埋入前に骨増生を行うケースも。同院ではオペ室の衛生管理も徹底。また、より安心して治療を受けてもらうため、十分な換気と、酸素濃度や血圧の測定といったモニタリング機器の充実を図る。

5術後の定期メインテナンスとセルフケア

術後は、基本的に3ヵ月に1度来院し、治療箇所のメインテナンスを受ける。同院では、歯周ポケットの深さや歯茎の炎症の有無などをチェックする歯周検査が行われる。また、インプラント周囲炎などによってインプラントが脱落してしまわないよう、専用の機器によるスケーリングを受けることも大切だ。自宅でも日常的なブラッシングや、洗口剤による口腔内の洗浄といったセルフケアを継続していこう。

ドクターからのメッセージ

北條 正秋院長

インプラントは、治療がゴールではなくスタートです。クリニックでの定期的なメインテナンスとご自宅でのセルフケアを欠かさないことが、インプラントのみならず歯全体を長持ちさせることにつながってくると思います。また、インプラント治療は、専門性が判断しにくく歯科治療の中でも歯科医院選びが難しい側面もあるでしょう。その分、セカンドオピニオンを活用して、ご自身のお考えに合った信頼できる先生を探しましょう。また、基礎疾患があるからといって治療を諦めてはいけません。例えば、高血圧でも降圧剤を服用すれば手術できるケースもあります。自己判断はせず、まずは歯科医師にご相談ください。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(骨増生等を含む)/1歯48万95000円〜(税込み)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access