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下剤服用に関する悩みにも配慮
苦痛軽減に努める大腸内視鏡検査

大田大森胃腸肛門内視鏡クリニック

(大田区/大森駅)

最終更新日:2020/10/30

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  • 保険診療

40歳になったら一度は大腸内視鏡検査を受けるべき、ということはわかっていても、実際に検査を受けるのはちょっと気が引ける。痛そうだし、下剤を飲むのが大変そうなどと考えている人も多いが、「大田大森胃腸肛門内視鏡クリニック」の大柄貴寛院長は、「今は検査方法や医師の手技も進化しているので、大腸内視鏡検査は痛い、つらいというのはもはや前時代的なイメージです」と話し、苦痛に配慮した検査に力を注ぐ。加えて、下剤服用個室9室、トイレ5室を備え、各個室ではスマートフォンやパソコンが使用できるようUSBコンセントを設置するなど、検査までの時間を快適に過ごせる環境も整備。これまで数多くの消化器内視鏡検査に携わってきた大柄院長に、実際どのように検査を行っているのか解説してもらった。 (取材日2020年10月9日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q大腸内視鏡検査を行う際の工夫を教えてください。
A

当院では、検査時の痛さや違和感に配慮し、鎮静剤を用いた内視鏡検査を実施しています。検査はうとうとと眠った状態の中で行われ、内視鏡を挿入する際は、空気を送らず腸を畳みながら挿入する「無送気軸保持短縮法」という手法を採用。腸を無理に圧迫しないというメリットがある手法ですが、習得するためにはある一定の訓練が必要で、大腸内視鏡検査を行う医師なら誰でもできるわけではありません。検査後は、患者さんに負担をかけないよう、ストレッチャーのままリカバリー室に移動。ゆっくりと休んでいただいています。

Q検査前の下剤の服用も大変というイメージがあります。
A

大腸の粘膜をきれいにするためには、検査前の下剤服用は必須です。当院では、複数種類の下剤を用意しており、腸の状態や好みによって選択できるようにしています。基本的にご自宅での服用となりますが、不安のある人はクリニック内で飲んでいただけます。また、当院では下剤を大量に飲む必要のない検査方法にも対応しており、これには、胃と大腸の内視鏡検査を同日に行って胃の内視鏡スコープから下剤を注入する内視鏡的洗浄液注入法と、鼻から極細のチューブを挿入し下剤を注入する鼻チューブ法の2つの方法があります。下剤を飲むのが苦手、飲みきれるか不安という人はご相談ください。

Q検査を受けるクリニック選びの基準はどのようにお考えですか?
A

どの程度内視検査の経験があるか、どんな思いを持って内視鏡検査を行っているか、どのように内視鏡検査を行っているか、患者さんが快適に検査を受けられるようどんな工夫をしているか、そうした情報をホームページに掲載して発信しているかという点が大切だと思います。その発信している情報によって、そのクリニックがきちんと考えて医療を行っているかどうかが、ある程度見極められるのではないでしょうか。あと、今の時代の流れに即した診療環境を整えていることもポイントかもしれません。クチコミでの評判も選択の一つの基準となると思います。

検診・治療START!ステップで紹介します

1腸内を洗浄し、粘膜をきれいにする

検査前日の夜は21時までに食事を終え、下剤を服用。検査当日も事前に下剤を服用して腸内を洗浄する。 基本的に自宅での服用となるが、下剤服用や途中でのトイレが不安な場合は、院内での服用も可能だそう。同院では、下剤服用個室9室、 専用トイレ5つを備え、個室にはパソコンやスマートフォンのための電源やUSBコンセントも設置。検査までの時間を快適かつ有意義に過ごせる環境となっている。

2検査着へ着替え

腸内洗浄が終わったら、検査着に着替えて準備。男女別の更衣室があり、プライバシーにも配慮されている。女性の更衣室にはパウダールームもあり、検査後、化粧直しなどもできる。

3大腸内視鏡検査

検査室では点滴で鎮静剤を注入し、うとうとと眠った状態の中、検査を受ける。検査にかかる時間は10分程度。同院では、微小な病変も見逃さないよう、特殊光で血管の状態を詳細に観察する内視鏡システムを使用。熟練の技術によって素早くスムーズに内視鏡を挿入し、大型モニターに映しながら検査を行っていく。

4ポリープを発見したら、その場で切除

ポリープが見つかった場合は、その場で切除することも可能。これによって別の日に改めて治療を受ける必要がなく、事前の食事制限や下剤服用も1回で済むことに。前がん病変のポリープ切除は将来の大腸がん予防につながっていくため、1日で検査・治療・予防が行えることに。切除は、ポリープの形や大きさによって低侵襲性な切除術を選択し実施。数や大きさなどその場で対応できない場合は、希望の病院に紹介してくれる。

5リカバリー室で休憩

ストレッチャーに寝たまま、リカバリー室に移動して15~30分程度休憩。その後、検査画像を見ながら検査結果の説明が行われる。ポリープ切除や病変採取を行った場合は、1週間後に病理検査の結果がわかるという。「ポリープを切除した人は翌年も内視鏡検査が必要ですし、何も問題のなかった人でも2~3年に1回、内視鏡検査を受けるようにしましょう」と大柄院長。

ドクターからのメッセージ

大柄 貴寛院長

大腸がんや大腸ポリープは何も症状が出ないまま進行していきます。だからこそ、自覚症状がない段階で検査をすることがとても大切です。大腸内視鏡検査は苦痛を伴うものと思い込んでいる人も多いようです。当クリニックでは、鎮静剤を使用し、豊富な経験と熟練の手技を誇る専門の医師が、苦痛の軽減に努めながら検査しています。検診などで便潜血と診断された人は当然ですが、異常なしと言われた人も40歳を目安に一度検査を受けて、その後も定期的に検査を受けるようにしましょう。

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