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大柄 貴寛 院長の独自取材記事

大田大森胃腸肛門内視鏡クリニック

(大田区/大森駅)

最終更新日:2020/10/28

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大森駅東口、北一番街に立つ商業施設6階に2020年10月に開業した「大田大森胃腸肛門内視鏡クリニック」。その名のとおり、消化器疾患や肛門疾患、胃、大腸の内視鏡検査に力を入れているクリニックだ。院長の大柄貴寛先生は、青森県立中央病院や国立がん研究センターなどで消化管の内視鏡検査や消化器がんの治療に従事。「手術が必要になる状態はすでにかなりがんが進行しています。そんなことにならないよう、クリニックレベルで内視鏡検査を受けていただいて、病変を早期に発見することがとても重要なのです」と大柄院長は話す。同クリニックでは、内視鏡検査受診のハードルを少しでも下げられるよう、さまざまな工夫をしているという。開業への思いやクリニックの特徴について大柄院長に話を聞いた。
(取材日2020年10月8日)

待ち時間を減らし、スムーズに受けられる内視鏡検査を

まずこちらのクリニックのコンセプトについて教えてください。

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当クリニックは、内科一般のほか消化器疾患の診断、治療に力を入れています。特に苦痛に配慮した内視鏡検査によって、胃や大腸の病変を早期に発見し、がんなど大事に至らないようにすることをめざしています。もう一点は、待ち時間のないクリニックであること。私は医療機関での待ち時間はとても無駄な時間だと思っています。自分がせっかちということもあるのかもしれませんが、少しでもスムーズに受診でき、待ち時間やクリニックでの滞在時間が短くなるよう、さまざまな工夫や新しいシステムを取り入れています。

そのスムーズな受診のための工夫というのはどんなことですか?

例えば診療時間。当クリニックは朝7時30分から診療を行っていますので、出勤前に胃の内視鏡検査を受けていただくことも可能です。また24時間ウェブ予約システムを導入しており、ご都合に合わせて診療時間や検査時間を予約することができます。事前ウェブ問診も行っていて、ウェブ問診ではご自身の症状や、既往歴、服用薬、生活習慣などについて質問しています。クリニックに来てから問診票に記入するのはやはり時間がかかりますし、面倒に感じることも多いでしょう。事前に問診に答えることで、ご自身の症状について頭の整理もできると思います。さらに、大腸内視鏡検査を午前中から受けることもできますし、土日でも検査が可能です。このように、忙しい方が少しでも短時間で受診できるようさまざまな工夫をしています。

クリニックがとても広いことにも驚きました。

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実は2年ほど開業に最適な場所を探していました。駅から5分以内で50平米以上の広さというのが条件だったのですが、たまたまこのビル内にぴったりの場所が見つかったのです。ここは85平米もあり、この広さを内視鏡検査の診療環境に生かしています。例えば、個室。大腸内視鏡検査では下剤を飲む必要がありますが、自宅で飲むとクリニックまでの間、トイレが心配という方も多いでしょう。そんな心配をせずに、クリニックでゆっくりと下剤を飲めるよう個室を9室用意しています。9室も個室があるクリニックは都内では珍しいかもしれませんね。各個室には電源やUSBコンセントも設置しており、無線LANをお使いいただけますので、下剤を飲んでいる間、動画を見たり、パソコン作業もしていただけます。トイレは5室用意。リカバリー室も広く、ストレッチャーのまま移動してお休みいただけます。

苦痛に配慮した大腸内視鏡検査で、早期発見・早期治療

とても細かい点に配慮なさっているのですね。その背景にはどんな思いがあるのでしょうか。

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私は医師になってからこれまで大腸がんを中心に胃がんや食道がんなど消化器のがんの治療に携わってきました。手術が必要な状態になると、かなり進行していることが多く、進行がんの治療はさまざまな苦痛を伴うことも多いのです。そんな患者さんを数多く診てきた中、身近なクリニックで内視鏡検査を受けて病変を早期に発見することがいかに重要かを痛感いたしました。がんの中でも大腸がんは増加傾向で、死亡原因の上位を占めています。大腸がんで命を落とす人をなくしたい、内視鏡検査を受けない、受けたくないという人をなくしたい、そんな思いで日々診療をしています。

その内視鏡検査についてこちらならではの特徴を教えてください。

長く内視鏡による検査や治療、手術の研鑽を積んできていますので、それらの経験を検査に生かしています。めざすのは苦痛がなく、短時間かつ精度の高い検査。内視鏡検査の精度や不快感の有無は医師の手技によるところが大きいと思います。大腸内視鏡検査で最も体への負担が大きいとされるスコープの挿入では、高度な手法である無送気軸保持短縮法によってスムーズな挿入を行っています。また、当クリニックでは鎮静剤を使って大腸内視鏡検査をしていますので、つらい思いをすることなく、検査を受けていただけます。検査機器もこの夏に発売されたばかりの画期的な画像強調観察技術を搭載した内視鏡システムを導入しており、より精度の高い診査診断につなげています。

内視鏡検査は何歳くらいから受けたらよいのでしょうか。

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大腸がんの発症リスクは40歳を超えたあたりから高くなりますので、40歳を迎えようという頃になったら一度は大腸内視鏡検査を受けていただきたいですね。大腸がんや大腸ポリープは何も症状が出ないまま進行しますので、症状がないとしても40歳を過ぎたら定期的に検査を受けていくことが大切です。ポリープが見つかって切除した場合は、翌年に再度内視鏡検査が必要です。何も病変がなかった場合でも2~3年に1度は定期的に受けるようにしましょう。胃の内視鏡検査では、ピロリ菌感染の確認が大切ですので、ご家族にピロリ菌感染者のいる人や胃がんを発症した人がいる場合は、早めに検査を受けてください。

感染予防策も徹底。さらなる医療体制の拡充を図る

診療の際、どんなことを心がけていますか?

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地域のクリニックとしてどんな症状でも診療することです。内科疾患だけでなく皮膚疾患や小児の疾患など、どのような病状でも初期対応をしています。ここで診察して、専門的な治療が必要な場合には、適切な医療機関にご紹介しています。青森県立中央病院時代に、第三次救急医療に携わっていたこともあります。三次救急ではさまざまな救急患者が搬送されてきますので、どんな状態でも診察しなければならず幅広い対応力が求められます。その時の経験がこのクリニックでの診療に生かされていると思います。また、診察時には、患者さんが発言しやすい雰囲気を心がけています。患者さんはなかなか話しにくいこともあると思いますので、お話の最後には必ず「何か聞きたいことはありますか?」「何か気になることはありますか?」と尋ねるようにしています。

こちらは感染予防策もかなり徹底しているようですね。

はい。クリニック内には、空間内のさまざまなウイルスや菌を除菌、抑制する作用のある紫外線光線を照射しています。本来の紫外線とは異なり、人体に影響のない特殊な紫外線です。入り口には、体温とマスクの有無を検知できる顔認識装置を設置しています。各診察室には、オゾン発生器を設置して空気の清浄化を図っています。9室の個室の設置や、ウェブ事前問診なども感染予防策の一環という側面もあります。

最後に、今後の抱負と読者ヘメッセージをお願いいたします。

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胃がん・大腸がんで亡くなる人をなくしたい、内視鏡検査を受けていない、受けたくないという人を減らしたいというのが一番の願いですので、それをより早く実現できるよう、診療のシステムや医療体制をさらに拡充していきたいと考えています。女性の方は女性の医師に診てもらいたいという要望もあると思いますので、女性の医師も増やす予定です。また内視鏡検査の診査診断サポートとしてAIの導入も視野に入れています。内視鏡検査はつらい、痛いものというのは前時代のイメージだと思います。当クリニックでは、快適に内視鏡検査を受けていただけるよう環境を整えていますので、迷っている方はぜひご相談ください。大森駅から徒歩2分の立地ですので、京浜東北線沿線にお住まいの方やお勤めの方もぜひご来院ください。

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