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仕事のストレスが限界に達する前に
カウンセリングで心のケアを

VISION PARTNER メンタルクリニック四谷

(新宿区/四ツ谷駅)

最終更新日:2021/11/30

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  • 保険診療

働き盛り世代を中心に、メンタルヘルスの問題を抱える人が増加している。企業も相談窓口などを用意してサポートに努めているが、利用率は高いとはいえないようだ。背景には、「ストレスで心が折れるなんて情けない」「逃げずに立ち向かうべきだ」と考えがちな日本人の気質や、心の問題を抱える人への誤解があると考えられる。「ストレスを発散できず限界に達してしまう人の多くは基本的に勤勉で、手抜きができない性格の人が多い。追い込まれる前に、カウンセリングを受けるという手段を知ってほしい」と「VISION PARTNER メンタルクリニック四谷」の尾林誉史院長。ビジネスパーソンの相談相手としてその人生に伴走し、復職サポートにも力を尽くす尾林院長に、カウンセリングの有用性と仕事のストレスとの向き合い方について話を聞いた。

(取材日2021年11月16日)

不安、心配、緊張する……仕事にストレスを感じたら、ため込まないうちにカウンセリングで心のケアを

Qビジネスパーソンが抱えるストレスにはどんなものがありますか?
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▲ストレスの原因は大きく3つに分けることができると話す尾林院長

ビジネスパーソンのストレスの原因は、大きく「仕事量」「仕事の質」「人間関係」の3つに分けられます。「仕事量」は、勤務時間や仕事量が、その人のキャパシティーに収まっていない場合です。終わりの見えない業務や、常態化した長時間労働でストレスが増大します。2つ目の「仕事の質」は、その人の性格や資質と、仕事の内容とのミスマッチです。苦手な仕事や、好きになれない仕事、理想とのギャップが大きい仕事は、ストレスのもとになるでしょう。3つ目の「人間関係」は、仕事をする環境においてつながりのある人との関係性が良好でない場合です。人間関係を上司などに相談した際のサポートが適切かどうかも、ここに含まれます。

Q限界までストレスを抱え込む人が多いのはなぜなのでしょう。
A
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▲患者に寄り添い、しっかり話を聞き診察していく

心の問題を悪化させて受診される患者さんのほとんどは、とても実直に仕事と向き合っています。自分に厳しく、何もかも一人で抱え込んでしまう人が多いですね。心の問題で誰かにサポートしてもらうことを「情けない」「恥ずかしい」と考えて、限界を超えるまで自分に負担をかけてしまうのでしょう。精神科や心療内科は、うつ病、 心的外傷後ストレス障害(PTSD) 、双極性障害(躁うつ病)、発達障害、統合失調症、パニック症(パニック障害)、不眠症 、適応障害、自律神経失調症といった明らかな病気を持つ人が行くところで、ちょっとしたストレスは自分で解消できるはずだという思い込みも、そうした傾向に拍車をかけていると思います。

Q限界になる前に、体や心のサインに気づく方法はありますか?
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▲楽しみにしていたことも心の状態が悪くなると情熱が薄れていく

よくカウンセリングで「趣味は続いていますか?」とお聞きするのですが、仕事以外に夢中になっていること、長く続けてきたことへの関わり方の変化はわかりやすい目安になると思います。テニス、バイク、読書、といった明確な趣味でも、「休日はぼんやり動画を見るのが好き」「ゲームをしているのが至福の時間」といったことでも構いません。心の状態が悪くなってくると、ふだん楽しみにしていたこれらの時間にかける情熱が薄れ始めます。いつも休日が来るのが待ち遠しかったのに、最近あまり心が動かないようなら要注意。こうした点に注意すると、ご家族など周囲の人の心の不調も悪化する前に見つけてあげられるはずです。

Qサインに気づいたら、どう行動すればいいのでしょう。
A
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▲軽いストレスを感じた時点で受診してほしい

何か変だと思ったら、「手放す」ことと「頼る」ことを考えてみてください。全部自分で抱え込まずに、諦めていいものは諦め、人の力を借りることができる場合はそうしましょう。誰に相談していいかわからないときは、心療内科や精神科のカウンセリングがお勧めです。こんなことで受診していいのかな……と思うかもしれませんが、実際には軽いストレスを感じた段階で受診していただいてまったく問題ありません。お話をしてみて、病気なら治療をすれば良いですし、病気ではなく時期的なものや年齢的なものが原因なら適切なケアにつなげることで楽に過ごせるようにしていきます。

Qこちらでは、復職のサポートにも力を入れているのですね。
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▲復帰にあたって企業の理解と本人の気持ちが大切と話す尾林院長

はい。復職時にフルタイムでの復帰が義務づけられているのか、時短で勤務していいのかによって復職のプランが変わってくるので、お勤め先で認められている休職期間や復職の条件を確認し、それを目安に治療を進めていきます。場合によっては、所属企業の産業医と個別に面談したり、人事労務の担当者などと話をしたりすることもありますね。復帰にあたって大切なのは企業の理解とご本人の気持ちですから、双方の話を聞きながらより良い判断につなげたいと考えています。

ドクターからのメッセージ

尾林 誉史院長

「自分にとって仕事とは何か」「本当に大切なものは何か」といった悩みと一人で向き合うのはつらいものです。出口が見つかるまで、自分の周りだけ黒く塗りつぶされているように感じるかもしれません。でも、それは決して苦しいだけの期間ではありません。適切なサポートを得てその時期を乗り越えることができれば、より良い自分を見つけて、より良い生き方を選択することができるはずです。後から振り返ったときに「あの時期があったから今の自分がいる」と思えるように、少しでも不調を感じたら早めにご相談ください。ビジョンを見失った方に伴走し、生き方を探すパートナーとして、心の不調が改善するまで対話を通じて支えてまいります。

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