見た目だけではない
今ある歯を長く守るための補綴治療とは
デンタルクリニック麻布仙台坂
(港区/麻布十番駅)
最終更新日:2026/10/13
- 保険診療
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「以前虫歯の治療でかぶせた銀歯の見た目が気になる」、「銀歯と歯の境目が黒くなっているようだが大丈夫だろうか」などと鏡を見る度に感じている人も多いのではないだろうか。より長く良い状態を維持できるよう精密な補綴治療を提供している「デンタルクリニック麻布仙台坂」の井之前貴雄院長は、「見た目や噛みやすさの変化について患者さんはすぐに実感できますが、補綴治療の本質的な良し悪しは、10年20年経たないとわかりません。当院ではより長くその歯がもつよう一つ一つのプロセスを重視した補綴治療を行っています」と話す。同院では、治療の際、ラバーダムを使用するなどきめ細かい配慮を欠かさない。同院の補綴治療の特徴やこだわりについて聞いた。
(取材日2026年9月30日)
目次
素材の質にこだわることができるのが自費診療の利点。精密な接着治療も重要
- Q銀歯や詰め物を替える際、どんな選択肢がありますか。
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A
▲精密な診断につなげるため歯科用CTを活用
まず、患部の大きさや形によって詰め物やかぶせ物の種類が変わります。小さな欠損部分にはインレー、それよりもやや広い範囲はアンレーで詰めて、虫歯が大きい場合はかぶせ物で治療します。当院で主に用いている素材は、銀、プレスタイプのセラミック、ジルコニアなどです。プレスタイプのセラミックは、透明度が高く、一般的なセラミックよりも強度が高いのが特徴です。ジルコニアはさらに硬くて割れにくい性質があります。セラミックとジルコニアは自費診療となります。自費診療として金もありますが最近では使う例は減っています。いずれにしてもその歯にピタッとはまり長持ちするか、その点を重視して治療法や素材を考えます。
- Q保険診療と自費診療は、どのように選択すると良いのでしょうか。
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A
▲口腔内の状態を見極め、将来を見据えた治療方法を検討
歯科治療において一番大切なことは、その歯が長くもって、噛みやすい、メンテナンスがしやすいなど、歯について何もストレスがない日常生活を送れるようにすることだと考えています。5年後10年後、いい意味で治療したことを忘れてもらえる、それが一番良いのかなと思います。その点から考えるとやはり天然歯に近い素材、自費診療にはなりますがセラミックが第一選択肢だと考えています。自費診療は、治療内容や素材の質にこだわることができます。ただ、実際問題として予算的な面もあると思います。患者さんに満足していただくことが大切ですから、保険診療をご要望なさる方にも保険適用のルールの中で丁寧な治療を提供しています。
- Q補綴治療の際、ラバーダムを用いる理由を教えてください。
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A
▲患部への唾液や水分の侵入を防ぐラバーダムを用いる
ラバーダムは治療する歯だけを露出させて他の部分を覆うゴムシートで、患部への唾液や水分の侵入を防ぐためのものです。補綴治療でセラミックを接着させる際、湿気は大敵で、少しでも湿気があると接着が弱くなってしまいます。その結果、後で歯がしみたり、その微妙な隙間から細菌が入り込む恐れが出てきます。ラバーダムは、補綴治療の結果を左右するほど重要だと思っています。当院では虫歯治療で、削った部分の象牙質を即時に保護・封鎖する処置を行いますが、その際もラバーダムを用いています。さらに根管治療では細菌の流入を防ぐために必要不可欠です。ラバーダムによって治療で使う水が喉の方へ流れないなどといった利点もあります。
- Q接着治療の精度によって歯の寿命は変わるのでしょうか。
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A
▲マイクロスコープで細部まで確認しながら精密な歯科治療に努める
大いに変わってきます。いかに隙間なくピタッと接着させるかが非常に重要です。わずかでも隙間があればそこから細菌が侵入し虫歯になってしまいます。再治療を繰り返すと、歯の寿命は短くなるばかりです。そのリスクを完全になくして、より長くもつ歯にすることが私たちの責務だと思います。例えば、痛みが消えた、噛めるようになったなどは患者さんからも実感しやすいものだと思います。しかし、歯科医師の本質的な技量は、5年、10年経ってみないとわからないと思います。何年経っても治療の繰り返しが必要のない治療を提供することは歯科医師の大きな責任です。
- Q他にかぶせ物などを長くもたせるために大切なことは何ですか。
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A
▲「今ある歯を長く守ることを大切にしています」と話す院長
一つは定期的にメンテナンスに通っていただくことです。メンテナンスでは、前回来た時と比べてどんな変化があるか、汚れが落ちにくい所はどこかなど、患者さんのお口の中を丁寧に確認して、患者さんと併走するスタンスで一つ一つアドバイスを行っています。また、定期メンテナンスに加えてご自身による毎日のセルフケアも大切です。ただ、セルフケアが正しくできていないと意味がありませんので、きちんとできているか、苦手なことはどんなことか、メンテナンスの時に私たちがよく確認してフォローアップしていくことも大切だと思っています。
自由診療費用の目安
自由診療とはセラミックインレー/9万3500円~、ジルコニアクラウン/13万2000円~、ゴールドインレー・アンレー/13万2000円~、根管治療/前歯:6万6000円~ ※症例により異なりますので、詳しくはクリニックへお問い合わせください
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

