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くまがい内科・脳神経内科クリニック

くまがい内科・脳神経内科クリニック

熊谷智昭院長
新規開院

医療トピックス

脳神経内科ってどんな診療科?
よく理解して上手に受診しよう

くまがい内科・脳神経内科クリニック

保険診療

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脳神経内科は、従来「神経内科」とされてきたが、「精神・神経科」と間違える患者も多いことから、最近は脳神経内科と呼ぶようになった。しかし、今も「どんな病気や症状に対応するのか」「どんな診療を行うのか」など、はっきりとはわからないという人も少なくないのではないだろうか。そこで、みなとみらい線元町・中華街駅すぐ近くに「くまがい内科・脳神経内科」を開院した熊谷智昭院長に脳神経内科の診療について取材した。熊谷院長は、日本神経学会神経内科専門医としての豊富な診療経験を生かし、大きな病院の脳神経内科と同様の診療を身近なクリニックで提供したいと語る。「何でも気軽に相談できる脳神経内科」をめざす先生の思いを聞いた。(取材日2019年10月15日)

脳神経内科を受診するのはどんな症状、どんな病気? よく理解して、上手に利用したい脳神経内科クリニック

脳神経内科とはどのような診療科なのですか?

1 ▲新規開院したばかりの同院。特徴を知ってうまく利用してほしい 脳神経内科は脳や脊髄、頭からつながる神経、そのまわりの筋肉の病気を診る内科です。体を動かしたり、感じたりすることや、考えたり覚えたりすることがうまくできなくなった場合にこうした病気が疑われます。精神科や心療内科との違いは、精神的な問題からではなく、脳や脊髄、神経、筋肉の病気によって体が不自由になる病気を扱う点です。診療では、患者さんの話をよく聞いて診察を行い、診断して、それを確定させるために検査を行います。必要な検査や治療のコーディネート、脳神経内科以外の病気と考えられる場合は適切な診療科につなぐ総合診療的な役目も担います。

具体的に、どのような症状や相談に対応しているのですか?

2 ▲聞きなれない脳神経内科だが、窓口として相談に訪れられる 症状としては、まず頭痛やめまい、しゃべりにくい、物が二重に見える、物忘れなど意識の障害、言語や認知力の障害があります。運動の障害には、手足のまひや、筋肉の力の低下とそれによる起立や歩行の障害、痛みやしびれ、感覚の低下など。自律神経の異常として排尿や排便、発汗や血圧調節の障害などがあります。病気としては脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)、認知症、てんかん、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)・多発性硬化症・重症筋無力症などの神経免疫疾患にも対応します。また全身を診ることから、脳神経内科の病気とまぎらわしい病気もある程度診断でき、必要な検査や専門的な機関につないでいけるのも特徴です。

脳神経内科だからこその強みについて教えてください。

3 ▲気軽に相談に来てほしいと話す院長 脳神経内科は全身を診る診療科なので、どこの病気であるのかを見極めることが得意なのが特徴です。他の診療科では原因がわからないというような場合も解決できる場合があります。診断した上で、骨や関節の病気がしびれやまひの原因なら整形外科に、外科手術などが必要な時は脳神経外科に、精神的なものは精神科にご紹介します。また脳卒中の早期発見・早期治療が可能ですし、脳卒中の治療後の再発予防なども得意な分野です。頭痛の場合も原因を見極めて適切な治療に結びつけることができます。診察しても何も原因がない場合に「病気ではないですよ」と、患者さんに納得して安心してもらえるのも脳神経内科の特徴だと思います。

認知症など、介護が必要な場合の対応について教えてください。

4 ▲地域医療に対応し続けられるクリニックをめざしている 認知症やパーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)など、脳神経内科の扱う病気の患者さんは、介護が必要となる方も少なくありません。私は、ご家族や、地域の医療・福祉関係者との連携や協力を重視しながら、患者さんができるだけ快適に、介護する方の負担をできるだけ軽減するような医療やサービスを提供できるように心がけています。特に認知症の患者さんに対しては、認知症サポート医として公的な介護保険などの利用法などをアドバイスしています。また介護するご家族は多忙で、通院の付き添いが難しい場合もありますから、インターネットを使って相談に乗ったり、薬を処方したりするオンライン診療も視野に入れています。

ドクターからのメッセージ

熊谷智昭院長

私は、どんな病気に対しても、その方の困りごとを解決しできるだけ長くできるだけ快適に、その人らしい生活ができるように、オーダーメイドの治療を心がけています。気になる症状がある場合や、何科を受診してよいのかわからない場合など、ぜひ脳神経内科を受診していただきたいと思います。また最近、神経免疫疾患に対する免疫抑制剤などの専門的な薬物治療や、パーキンソン病の治療など、従来は入院して行っていた治療が、外来診療でも行えるようになってきました。当院でも積極的に手がけたいと考えています。頭痛などで悩む患者さんの負担を軽減するために、オンライン診療も導入する予定ですので、利用していただければと思います。

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