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志賀 勇太 院長の独自取材記事

相武台ゆうデンタルクリニック

(座間市/相武台前駅)

最終更新日:2021/10/12

志賀勇太院長 相武台ゆうデンタルクリニック main

人のために役立つ仕事がしたいと歯科医師を志し、地域に寄り添った診療を行いたいと「相武台ゆうデンタルクリニック」を開業した志賀勇太院長。開業医はオールマイティーであるべきと専門の口腔外科に加えて、歯周病治療、補綴などの審美歯科や、マウスピース型装置を用いた矯正といった幅広い診療に対応する。診療にあたっては悪いところだけを治すその場限りの治療ではなく、歯や口腔全体、将来の健康にも配慮したトータルな治療を心がけているという。また子育て経験も生かしながら、子どもの成長を見守る小児歯科にも力を入れる。爽やかな笑顔と気さくな語り口の中にも、歯科医師としての理念、果敢に挑戦する力強さが感じられる頼もしい歯科医師だ。そんな志賀院長に、同院の特徴やめざすところについて取材した。

(取材日2021年4月9日)

口腔外科の専門性を生かし、多様な歯科診療に対応

まずこちらのクリニックの特徴を教えてください。

志賀勇太院長 相武台ゆうデンタルクリニック1

2019年に開業し、一般歯科、小児歯科、予防歯科、歯周病治療、セラミックを使った審美歯科、入れ歯、インプラント治療、矯正歯科など幅広い診療を行っています。私はもともと口腔外科出身なので、親知らずの抜歯や歯牙移植、顎関節症や外傷の治療、スポーツ時のマウスガード作製にも対応しています。院内は、患者さんのプライバシーを守りつつ、私が全体を見渡すことができる構造となっています。また、待合室と診療室はあえて床のデザインを変えて、「こちらは診療ゾーン」という意識を持っていただけるようにしました。設備面では、滅菌など衛生管理を徹底し、また、歯科用CTや口腔内スキャナーを導入して安全性に配慮した精度の高い治療を心がけています。患者さんは、もともと住んでいる地元の方、転勤などで転居してきた30代、40代のファミリー層が中心で、小さいお子さんから高齢の方まで幅広い年代の方が来られます。

開業までの経緯や、開業のきっかけについても教えてください。

歯科医師を志したのは、人の役に立ちたいと考えたからですね。北海道の大学に進み、北海道の医療法人に就職して診療に携わっていましたが、やはり自分の理念に基づいた診療で患者さんに貢献したいと開業を考えるようになりました。開業の場所はいろいろ探したのですが、もともと横浜出身で湘南エリアにも縁があったため、相武台前で開業に至りました。地域の皆さんの人生に寄り添いながら、最後までおいしく食べていただけるようにお口の健康を守っていきたいと考えています。

先生ならではの治療や特徴がありますか?

志賀勇太院長 相武台ゆうデンタルクリニック2

マウスピース型装置を使った矯正や、インプラント治療などを希望される患者さんが増えてきましたね。口腔外科全般は専門ですし、セラミックを使った審美歯科も多く手がけてきたので得意分野と言うことができると思います。矯正治療については、矯正専門の歯科医師の診療日を週に1度設けるというような歯科医院が多いようですが、当院では私が矯正も手がけますので、矯正中に虫歯ができた場合もすぐに対応できますし、お子さんの場合も小さい時からずっと診て、必要に応じて床矯正や口腔周囲筋のトレーニングなども行うので、親御さんも安心してくださると思います。インプラント治療も、検査から手術、治療後のメンテナンスまで基本はすべて当院で行えます。

歯周病治療や予防、子どもの成長を見守る診療にも注力

歯周病治療や予防にも力を入れているそうですね。

志賀勇太院長 相武台ゆうデンタルクリニック3

そうです。かぶせ物がどんなに良いものでも、土台が悪いと長持ちしませんから、歯科衛生士と連携して歯周病のコントロールを徹底しています。歯周ポケットの検査や唾液検査を行い、患者さんに現状をよく理解していただいたうえで、改善していくにはこういうケアをすることが大切なのだとわかってもらうまで指導します。この分野では歯科衛生士の果たす役割が大きいので、開業以来、歯科衛生士にも外部の講習会やセミナーへの参加を促し、しっかり育ててきました。衛生士担当性を導入して、患者さんにも信頼されていると思います。近い将来、さらにユニットを増やし、歯科衛生士が1人1台担当して、予防やメンテナンスを行えるようにしたいと考えています。

子どもの診療の際は、どのようなことを心がけていますか。

保護者の方にもお話はしますが、基本的には、お子さん本人と目線を合わせて話をしています。僕も子どもがまだ小さいので、自分の子どもに対するような感じで話していますね。治ったところを見てもらうなど、本人が理解して進んで予防や治療に取り組めるように心がけています。また怖さや痛みを経験して嫌な記憶が残ることのないように、無理に治療することはせず、シール式の麻酔や電動麻酔注射器を使って痛みも極力感じさせない工夫をしています。慣れるまで、とにかく何回も練習に来てもらうことが多いですね。予防を徹底して、子どもについてはぜひ虫歯ゼロをめざしたい。かかりつけ医として、歯並びや噛み合わせの問題への対応も含めて、健やかな成長を見守っていきたいと思っています。

診療の際、どのようなことを大切にしていますか。

志賀勇太院長 相武台ゆうデンタルクリニック4

口腔全体の状態を伝えることですね。治療をするしないに関わらず、現状はこうであり、こういう治療が必要と考えられると説明します。保険診療、自費診療などは関係なしに、最も良いと考えられる治療法はこれ、次はこれ、何もしないとこうなると、将来の見通しまでをできる限りわかりやすく伝えて、その中で、その方に適した治療を選択していただきたいと考えています。そして、とにかく患者さんとよくお話しして、私やスタッフ、クリニックのファンになっていただきたいと考えています。スタッフにも、常に患者さん目線で、患者さんととにかくお話をしてほしいと伝えています。私には直接言いにくいこともあると思うので、そういったことも聞き出してほしいと考えています。

将来を考えた歯科診療で、地域住民の健康に貢献

開業3年目を迎えて、いかがですか。

志賀勇太院長 相武台ゆうデンタルクリニック5

予防に力を入れ、口腔全体や将来のことまで考えた治療を提案していくという当院の方針を、根気よく患者さんに説明して、少しずつ浸透してきたかなというところです。開業以来、とにかく患者さんとよくお話しすることを心がけてきましたね。診療ユニット2台からスタートして、多くの患者さんが来てくださるようになったので、ユニットも1台ずつ増やし、5台目も設置する予定です。毎月、定期検診をお勧めするのが当院の方針ですが、昨今のような状況の中でも、「感染対策してあるなら、行きます」と、ほとんどの方が通院を続けてくださいました。定期検診の大切さを理解して、信頼していただいているんだなと、それはうれしかったですね。

これからの展望について聞かせてください。

やはり医療の質を上げていくこと、どんな患者さんのニーズにも応えられるようにしたいということですね。診療技術を磨くために各分野のセミナーや勉強会に参加しています。そもそも開業医は、オールマイティーでなければならないと思うのです。すべて100点ではなくても患者さんが納得してくださるレベルをキープしつつ、足りない部分は勉強してレベルを上げていかなければ、と思っています。また、小児歯科については、僕も子どもがいて、健やかに育ってほしいという思いは親御さんと同じですから、一緒に成長を見守っていきたいと考えています。そして、地域の方を対象に、正しいブラッシングや虫歯予防などの健康教室なども開催して地域のプラスになっていければと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

志賀勇太院長 相武台ゆうデンタルクリニック6

子育てや仕事で忙しい世代の方にも、ゆっくり歯科に来ていただきたいと考えています。歯科は治療するだけのところではありません。もちろん、悪い部位があれば治療したほうがよいですが、若い世代は虫歯が少ないですし、歯が残っている人も多いので、正しい予防やケアで一生、歯や口腔の健康を守っていただきたいと思っています。また高齢の方は、悪いところだけを治す「木を見て森を見ず」の治療ではなく、口腔全体や将来を考えた治療を受け、治療後は適切なメンテナンスや予防でお口の健康を守ってください。そして人生の最後までしっかり噛んでおいしく食べてください。適切な治療と定期検診を受け、正しい予防をしていれば、健康は守っていけることを知っていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/99万円~、小児矯正/55万円~、インプラント治療/38万5000円~、総合歯科検診/3万3000円~、ホワイトニング/3万5000円~、セラミックインレー/3万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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