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歯周病で歯のぐらぐらや腫れに悩む方へ
切開いらずの歯周病治療

デンタルオフィスノリタケ

(名古屋市西区/亀島駅)

最終更新日:2025/06/05

デンタルオフィスノリタケ 歯周病で歯のぐらぐらや腫れに悩む方へ 切開いらずの歯周病治療 デンタルオフィスノリタケ 歯周病で歯のぐらぐらや腫れに悩む方へ 切開いらずの歯周病治療
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歯周病とは、歯周病菌の増殖によって歯茎や歯を支える骨で炎症が起こり、最終的には歯が抜け落ちてしまう可能性がある病気。自覚症状が少ないため、気づいた時には既に進行していることも少なくない。進行した歯周病の治療は、歯茎を切り開くような外科的手術が中心で、治療に不安を抱える患者もいるという。そのような患者の不安に寄り添い、「歯周病でお悩みの患者さんに対して、選択肢を広げたいと思って導入しました」と語る「デンタルオフィスノリタケ」の近藤雄三院長は新しい機器を導入し、非外科的な歯周病治療を提供している。歯周病治療や予防歯科に力を入れている近藤院長に、新しい機器の治療法や対象患者について、具体的に話を聞いた。

(取材日2025年4月24日)

青色レーザーと過酸化水素水を併用して歯周病の原因菌にアプローチ

Q歯周病とはどのような病気でしょうか?
A
デンタルオフィスノリタケ これまで改善が難しかった重度の歯周病に対する治療ができる

▲これまで改善が難しかった重度の歯周病に対する治療ができる

歯の表面についたプラーク(歯垢)や歯石に潜む歯周病菌が増殖することを原因として、歯を支える骨が溶け、やがて歯が抜け落ちることもある病気です。プラークは歯磨きで除去できますが、磨き残しがあると硬い歯石へと変化します。歯と歯茎の間のポケットと呼ばれる部分にプラークや歯石がたまると、そこに菌が増殖し、歯周病となっていきます。初期症状として歯茎の腫れや出血が見られますが、そのような自覚症状がないまま進行し、気がついた時には既に骨が溶けているというケースも少なくありません。歯周病は珍しい病気ではなく、成人の半数以上は罹患しているといわれ、高齢になるほど罹患率が高くなる傾向にあります。

Q歯周病はどのように進行し、放置するとどうなるのでしょうか?
A
デンタルオフィスノリタケ 「歯茎の腫れが治らない」と悩む人に推奨

▲「歯茎の腫れが治らない」と悩む人に推奨

口腔内が健康な方のポケットは2mm前後で、この状態であれば、通常の歯磨きや一般的なクリーニングでプラークや歯石の除去を図ることが可能です。しかし、プラークや歯石を放置すると、歯磨きやクリーニングでは届かないところまでポケットが深くなり、そこが菌の巣窟となって歯周病が増殖していきます。歯周病が進行することで、歯を失うリスクが高まるだけでなく、歯周病菌が歯肉の血管を通して全身に広がり、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞といった血管系の病気のリスクを高める可能性も指摘されています。さらに、糖尿病とも深く関連しています。歯周病を放置することは、口腔内だけでなく全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があるのです。

Q歯周病に使用する新しい機器を導入されたそうですね。
A
デンタルオフィスノリタケ 歯茎を切開しない非外科的な方法で歯周病治療が可能

▲歯茎を切開しない非外科的な方法で歯周病治療が可能

歯周病が進行した患者さん向けに、新しい機器を導入しました。青色のレーザーと過酸化水素水によって発生するラジカルという物質が、歯周病菌を殺菌する仕組みです。予防歯科のクリーニングで行う歯石除去に加えて、歯周病の殺菌を行う機能がついたようなイメージです。つまり、歯石除去と同時に、ポケット内を殺菌する二刀流の治療法です。特徴としては、施術中は歯茎に麻酔をするため痛みを感じにくく、ラジカルを当てる時間は1本あたり数分程度と、患者さんの負担は少ないと言えます。ただし、この機器の対象となるのは、中程度以上の歯周病患者さんとなっています。治療の前には、患者さんのお口の状態を確認し、慎重に判断しています。

Q今までの治療とは、どのような違いがありますか?
A
デンタルオフィスノリタケ 治療中の痛みや不快感が少ないのが特徴

▲治療中の痛みや不快感が少ないのが特徴

従来の重度の歯周病治療は、歯茎を切る外科的手術での処置が必要な場合がありました。しかし新しい治療では、歯茎を切開しなくても、ポケットの奥深くにある歯周病菌の殺菌が可能です。歯茎を切らないので、もちろん縫合や抜糸も不要です。治療後の回復が早いため、仕事や日常生活への影響を最小限に抑えられるところもメリットです。また、レーザー治療後に歯周病菌に対する抗菌剤などの薬を服用する必要もありません。

Qどのような患者さんに受けてほしいですか?
A
デンタルオフィスノリタケ 毎日の歯磨きと歯科医院での定期的なメンテナンスが大切

▲毎日の歯磨きと歯科医院での定期的なメンテナンスが大切

歯茎が腫れている、ポケットが深い、歯がぐらついているなどの症状が続く中程度以上の歯周病の方や、歯周病が進行して従来の治療では改善が見られない方、外科的手術に対して抵抗がある方に対して、新たな選択肢となればと考えています。ただし、この治療だけで歯周病のすべてが解決するわけではありません。口腔内の状態が悪いまま治療を受けても、再び歯周病になってしまいかねません。歯周病治療において最も重要なのは、虫歯や歯周病の原因となるプラークをできるだけ減らすプラークコントロールです。これができている上で、さらに治療効果を高めたいという方に適した治療だと思います。気になる方はお気軽にご相談ください。

ドクターからのメッセージ

近藤 雄三院長

歯周病の予防において大切なのは、日々のプラークコントロールと歯科医院での定期的なクリーニングが重要だと考えています。日常の歯磨きによってプラークを除去することで歯石ができにくくなりますが、歯周ポケットに入り込んだプラークや歯石は歯磨きでは取りきれないこともあります。そこで定期的な歯科医院でのクリーニングなどの処置はとても有用ですが、それでも歯周病が進行してしまう場合は、レーザー治療のような先進の歯周病治療が一翼を担うのではと考えます。ご自身でのセルフケアと歯科医院での定期的なクリーニング、最新の歯周病治療で、歯周病が進行しない口腔環境をめざしていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯周病治療(1歯)/1万9800円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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