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将来の歯の健康に備え、早くから取り組みたい
小児の予防歯科

デンタルオフィスノリタケ

(名古屋市西区/亀島駅)

最終更新日:2021/10/14

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  • 保険診療

予防歯科とは、虫歯や歯周病の予防を目的とする歯科領域。大人であればトラブルが起きて、治療を受けることになったのをきっかけに予防歯科に関心を向けるケースが多いが、子どもの場合、いつ・どのようなタイミングで予防を始めればよいのだろうか。小児の予防歯科に熱心に取り組む「デンタルオフィスノリタケ」の近藤雄三院長は、「0歳からの虫歯予防」を推奨し、生涯使える健康な永久歯をつくるために、幼少期から口内環境を整える予防ケアに力を入れている。近藤院長に、小さいうちから予防の習慣をつけることの重要性や、予防ケアを始めるタイミングと注意点、同院が行う予防歯科の具体的な流れについて話を聞いた。

(取材日2021年6月18日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q小児における予防歯科の目的とは何でしょうか?
A

虫歯や歯周病は主に細菌感染によって発症します。特に小さなお子さんは、乳歯の段階で虫歯になると、生え変わった永久歯も虫歯になりやすいといわれています。つまり、乳歯の時にいかに虫歯を予防するかが、その後の虫歯リスクを左右するのです。悪い細菌の少ない、虫歯になりにくい口腔環境の維持をめざす小児の予防歯科において当院が重視しているのは、正しいホームケアと歯科医院での定期的なクリーニング。正しい方法で歯を磨き、歯科医院でクリーニングやフッ素塗布、シーラント処置を定期的に受けるなど、子どもの頃から予防習慣をつけることで健康な永久歯をつくり、大人になってからも「虫歯ゼロ」をめざします。

Qいつ頃から予防を意識するべきですか?
A

理想は乳歯が生え始めるタイミングです。生え始めの時期は、生後6ヵ月から9ヵ月くらいと個人差がありますが、この時期であれば親御さんも早いうちから正しいケアの方法について知ることができ、歯科医師側も何もトラブルがない状態から継続して診察することで病気の早期発見がしやすくなります。また、小さいうちから歯科医院の環境に慣れておくのも重要なポイントです。お子さんに「歯科医院は安心して通える場所」であることを理解してもらうためにも、痛い思いや怖い思いをするかもしれない「治療」ではなく、お口のチェックやクリーニングといった「予防」を切り口に、定期的な受診を習慣化することをお勧めします。

Q歯の健康のため、日常生活の中で注意すべきことはありますか?
A

例えば、指しゃぶりが癖になっているお子さんは、くわえている指で歯が押されて歯並びが乱れることがあります。同じく頬づえや口呼吸も、お子さんの歯並びに悪い影響を与える恐れがありますので、そういった癖が習慣化していないか注意して見るようにしましょう。また、大人に多いイメージのある歯ぎしりは子どもにも珍しくなく、放っておくと乳歯がすり減って永久歯に生え変わった後の噛み合わせにも影響するといわれているので気をつけてください。習慣化している癖や症状は、早めにアプローチして改善を促すことが重要です。些細な点でも気になることがあれば、かかりつけの歯科医院に相談しましょう。

検診・治療START!ステップで紹介します

1カウンセリング

はじめに子ども本人あるいは保護者に対して、受診しようと思った理由やきっかけ、これまで歯科医院の受診経験があるかどうか、1日に何回歯磨きをして1回にどのくらいの時間をかけているか、歯磨き粉の使用状況、仕上げ磨きの有無などを詳細に確認していく。もし痛みや違和感などの症状があれば、この時に伝えておこう。

2口腔内のチェックと画像検査

実際に口腔内を視診し、虫歯の有無、歯の表面や歯茎の内部の汚れ具合などを確認。必要に応じてエックス線検査や3D口腔内スキャナーによる検査を行う。3D口腔内スキャナーは、口の中にカメラを入れて近赤外線で撮影するだけで、口の中の精密な3次元データを取ることができ、この3次元データを解析して虫歯の有無も確認できる。

3歯に付着している汚れをクリーニング

検査終了後は、歯科衛生士が1本1本の歯を丁寧にクリーニングしていく。口腔内の視診・検査で虫歯が見つかった場合、同院では重症化しているケースを除いてすぐに治療は行わない。本人や家族の希望を聞き、治療を行うかどうか、治療を希望する場合はどのような方法で進めていくかを検討。治療を行う場合は、麻酔注射の前に「表面麻酔」と呼ばれる塗り薬を歯茎に塗るなど、できる限り痛みを感じさせない治療に努めている。

4正しい歯磨き、仕上げ磨きの方法をレクチャー

子どもが主体的に虫歯予防に取り組めるよう、歯科衛生士あるいは歯科医師が、子ども自身に正しい歯磨きの方法を指導。子どもは2~3歳頃から自分で歯磨きができるようになるが、「始めのうちは磨き残しが多いため、保護者による仕上げ磨きは欠かせません」と近藤院長。そこで同院では、希望に応じて保護者向けに仕上げ磨きのコツもレクチャーしている。

5定期的な受診によって口腔内を健康な状態に保つ

3ヵ月に1回を目安に、口腔内にトラブルが起きていないかチェックを受ける。なお同院では、保護者の介助を必要とせず、一人で診察チェアに座れる子どもは一般の診察室で、チェアに安定して座れない小さな子どもの場合は、キッズ専用ルームで診察を受ける。子ども用ベッドを設置した室内は、玩具と絵本を用意し、モニターで楽しい映像を流すなど、子どもが楽しく過ごせる空間となっている。

ドクターからのメッセージ

近藤 雄三院長

虫歯や歯周病で失うことなく、永久歯を生涯にわたって使い続けるためにも、乳歯のうちから「歯の健康を守る=予防」を意識していただきたいですね。また、お子さんのお口の環境は、一緒に生活するご家族の影響を強く受けますから、親御さん自身のお口の健康を守ることにも意識を向けてみてください。正しい歯磨きの仕方を身につけ、虫歯予防のために定期的に歯科医院でチェックやクリーニングを受けることが、将来的には歯周病の予防にもつながります。当院では「0歳からの虫歯予防」に取り組み、お子さんが楽しく通院できるような環境づくりに努めています。お子さんの歯で気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

Dr

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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