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審美面のみでなく予防を考えた治療
治療後のメンテナンスを大切に

北山田グリーンデンタルクリニック

(横浜市都筑区/北山田駅)

最終更新日:2019/08/08

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  • 保険診療
  • 自由診療

機能面だけでなく、口元の美しさまで総合的に考える審美歯科。虫歯や歯周病で削った部分に白い補綴物を入れて見た目を元の状態に近づけるもの、というイメージだが、実はそれが虫歯の予防にも役立つかもしれない。審美歯科と予防歯科、一見関係性の薄そうな2つを結ぶキーワードは「劣化」。つまり、歯の詰め物やかぶせ物の劣化が、虫歯の大きな原因をつくっているという点に共通項があるのだという。予防歯科に注力する「北山田グリーンデンタルクリニック」の山野悟志院長は、「予防には定期的なプロのメンテナンスと正しいセルフメンテナンスが何より重要」と指摘した上で、補綴物の素材によっては虫歯予防の有用な手段になる可能性は十分ある、と話す。予防に役立つ素材にはどんな特徴があるのか、話を聞いた。(取材日2019年6月28日)

口腔内という過酷な環境では、「劣化しにくい補綴物」という条件が治療後の虫歯予防の一手になり得る

Q先生は予防歯科に注力されているそうですね。
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▲自分の歯に勝るものはないという

例えば「虫歯を治した」といっても、元通りになったわけではありません。人工の補綴物を入れて補うわけですが、お口の中の人工物は経年劣化してばい菌に侵されやすい状態になり、再び虫歯になってしまいがちです。最近は歯科材料も進化してきているとはいえ、自分の歯に勝るものはありません。結局、虫歯や歯周病にさせないことが最善の策なので、歯科医師としては力を入れざるを得ない分野です。また、近年はお口の病気が全身にも影響することがわかってきています。歯周病と糖尿病との関係などが広く知られるようになってきましたが、口腔の環境を管理して全身の健康を守るという意味でも、予防歯科の重要性はますます上がってきています。

Qメンテナンスの流れと貴院での取り組みを教えてください。
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▲明るく清潔感のある診察室

まず初めにレントゲンを撮り、ご自身の口腔内を確認してもらいます。虫歯がある場合は治療をし、環境を整えた後に、患者さんとよくお話しして定期検診へと進んでいただいています。自分の歯を守る意識を持っていただくこと、患者さん自身がケアをできるかが大切だと考えていますので、定期検診では磨き残しや、歯磨きの仕方を確認し、日ごろからセルフケアができるように指導させていただいています。定期検診は年に数回になるので、来ていただいた際に新しい情報をお伝えして新鮮な気持ちを持っていただく、また口腔写真できれいになる経過をお見せするなどしながら、患者さんが通い続けられるモチベーションを保てるようにしています。

Q補綴物の素材によっては、治療後の予防にも役立つと聞きました。
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▲それぞれの素材の特徴をしっかりと説明してくれる

基本的にはそう考えて間違いありません。まず、劣化しにくい素材のほうが虫歯になりにくいといえます。素材にはいわゆる銀歯と呼ばれるパラジウム合金、セラミック、ゴールド、レジンなどがありますが、唾液は消化液なので、例えばパラジウム合金はお口の中で少しずつ溶けていくと考えられます。歯と金属の間にすき間ができ、そこにばい菌が侵入してしまいやすくなるのです。さらに、金属は接着剤との相性が悪いので外れやすいというデメリットも。一方、ゴールドは安定した素材で、劣化が少ない素材。審美歯科でよく使われるセラミックも、劣化しにくいです。セラミックは汚れがつきにくいというのも予防に役立つ特徴です。

Qセラミックには、ほかにどんなメリットがありますか?
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▲セラミックにもいろいろな種類がある

最も知られているメリットは、天然歯に近い自然な白さで、前歯の修復によく使われます。以前は強度に不安があって奥歯の使用には不向きでしたが、セラミックの一種であるジルコニアなどは奥歯のブリッジにも使われるほどの強度です。セラミックによる治療にもいろいろあり、金属フレームにセラミックをかぶせたメタルボンドも強度はあるものの、歯茎が痩せてくると根元の金属部分が見えてきたり、金属のイオンが歯茎を黒ずませたりすることも。その点、オールセラミックはそうした問題や金属アレルギーの心配は少ないです。ただ、補綴物の素材によって天然の歯を削る量などは患者さんに合わせて変わる可能性もあります。

Qメンテナンスはどのくらいのペースで行けば良いのですか?
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▲良い状態を保つためにメンテナンスが必要

当院の患者さんには、ある程度汚れがある場合は2、3ヵ月に1度、口腔環境にほぼ問題のない方は年1回で大丈夫ですとお伝えしています。ブラッシングがしっかりできている人でも、口腔内の汚れはだいたい3ヵ月ほどでたまってしまうということが、ある歯科大学の研究で報告されています。セルフメンテナンスを日頃の掃除だとすると、プロによるメンテナンスは年末の大掃除のようなもの。いくらこまめに家を掃除していても隅にほこりがたまってしまうのと同様に、お口の汚れも徐々に積み重なり、歯石になると歯ブラシでは取れません。お口の健康を保つため、少なくとも年に2、3回は歯科医院できれいにしてもらうことをお勧めします。

ドクターからのメッセージ

山野 悟志院長

なぜ予防が大切かを突き詰めていくと、「しっかりおいしくものを食べられる」という根本的なことに行きつきます。病気で口から食べられなくなっても、チューブから栄養を取ることができる時代。しかし、おいしいものを味わうという楽しみはなくなり、活力も下がってしまいがちです。逆に、歯が十分に残りしっかり食べている方はご高齢でも元気なことが多いものです。当院のスタッフは話しやすい雰囲気の明るい方が集まってくれ、チーム一丸となり患者さんの健康を守っていくという思いで日々患者さんのケアを行っています。自己流のブラッシングを矯正する絶好の機会にもなるので、ぜひ定期的に足を運んでいただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ジルコニア/5万円~、セラミックス/5万円~、ゴールド/5万円~、メタルボンド/10万円~(すべて税別。あくまで費用は目安です。)

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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