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歯科用マイクロスコープを用いた
再発リスクに配慮した根管治療

北山田グリーンデンタルクリニック

(横浜市都筑区/北山田駅)

最終更新日:2020/04/09

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歯の中にある神経に対して行う根管治療には、豊富な経験や繊細な手技、そして治療を助ける精密な医療機器が不可欠となる。「北山田グリーンデンタルクリニック」の院長を務める山野悟志院長は、治療の精度向上のためにマイクロスコープを導入。「根管治療は細菌との戦い」と話し、必要な時間をかけて細菌を徹底的に取り除くことに重きを置く。さらに、日本の根管治療にはまだまだ発展の余地があると考える山野院長は、世界基準の治療を同院でも実践し、虫歯の再発防止にも注力。診療では患者への説明を大切にし、保険・自費診療それぞれの長所・短所をしっかりと伝えている。そんな院長に、根管治療において重要なことや歯科用マイクロスコープの役割、実際の治療の流れなどについて詳しく話を聞いた。 (取材日2020年3月19日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q根管治療はどのような方に必要な治療なのですか?
A

根管治療は基本的にはある程度虫歯が進行し、虫歯菌が神経にまで達してしまった方に対して行う治療です。細菌は肉眼で見ることができず、神経のどの部分まで細菌が侵入してしまったのかが特定できないため、根管治療で歯の中にある神経をすべて除去します。医療技術の発達により、感染した神経を取らずに薬を使って治療する方法も研究されてはいますが、大きな虫歯があるケースでは根管治療を行うのが一般的といえます。

Qこちらで行っている根管治療の特徴について教えてください。
A

当院ではラバーダムという専用のゴムを使用し、治療する歯を隔離して処置を行います。根管治療は細菌との戦いであり、口腔内の細菌や唾液が侵入しないように注意する必要があるためです。治療においてラバーダムの装着は最低条件だと考えていますが、日本の根管治療は世界的に見ると遅れを取っている印象で、ラバーダムを使用していない歯科医院は多くあります。保険適用内で根管治療を受けた人の多くが、治療後5年以内に再治療に至っているというデータも存在します。確かに保険診療には制約があるものの、私は常に可能な限りの医療を尽くすことが大事だという考えのもと、日々の治療にあたっています。

Qこちらでは歯科用マイクロスコープも使用されているそうですね。
A

マイクロスコープは根管治療の成功率の向上、言い換えると根の治療の再発率を下げることに大きく貢献すると考えています。根管は針に糸を通すくらい細く、患部を肉眼ではっきりと確認することは困難です。手探りで治療しても本当に汚れが取れたか確認できず、専門的な技術を持った先生が行う治療でさえも、器具が十分に届いていない箇所は存在するといわれています。そこをマイクロスコープで補い、25倍、30倍に拡大することで、根管内の汚れをきちんと見ながら治療を進めることができます。細菌は1個いるだけでも時間とともに増殖していってしまうので、原則は0個にしなければならないんです。

検診・治療START!ステップで紹介します

1歯科医師による問診・診断

まずは問診票に現在の症状や気になること、既往歴などについて記入する。その後エックス線写真を撮影し、歯科医師が口腔内全体の状態をチェックして診断を行う。患者への説明を何より大切にする同院では、世界的に行われているような根管治療を希望する場合は自費診療となることなど、保険の範囲内・外での違いについて診察時に丁寧に伝えているそうだ。

2治療計画の説明

診断をもとに治療計画が作成された後、治療の内容や流れについての説明を受ける。院長いわく、根管治療は細菌の様子や経過を確認しながら進める必要があるため、継続して治療を受けることが大切なのだそうだ。そのため事前に治療回数を決定できない難しさがあるが、目安として虫歯菌に感染したばかりの段階であれば2、3回で治療が終了し、ある程度時間が経ち細菌が増えてしまった場合は数ヵ月ほど時間がかかることもあるという。

3ラバーダムの装着

治療中に唾液が侵入したり、口腔内に存在する細菌に感染したりしないように、ラバーダムと呼ばれるゴム製のマスクを口腔内に装着し、治療する歯を防護する。感染のリスクがある環境下で根管治療を行っても計画どおりに治療が進まないことが多く、結果的に治療期間が延びてしまう恐れもあるそうだ。

4マイクロスコープを使った根管治療

マイクロスコープで視野を拡大し、歯科医師が細菌に感染した根管内をすみずみまで清掃する。治療中はずっと口を開けているため、患者にこまめに声かけをするなどの配慮を行っている。清掃後は根管に薬剤を詰め、かぶせ物の製作に移行する。「根の治療は治療しても外見は変化しないことが多いため、患者さんには治療後の状態を毎回ご説明し、撮影した動画をお見せしたりして治療のモチベーションにしていただいています」と院長。

5かぶせ物の製作

根管治療を行った歯に、製作したかぶせ物を装着する。かぶせ物にはさまざまな種類があるため、歯科医師と相談しながら自身に合ったものを選ぶ。それぞれにメリット・デメリットがあり、金銭面や治療に求めるものなども踏まえた上で決定することが重要だ。

ドクターからのメッセージ

山野 悟志院長

根管治療は歯科治療の中でも難易度が高く、患者さんにとって通院の負担が大きな治療でもあります。虫歯が悪化する前になるべく早く歯科医院を受診し、定期的に治療を受けていただきたいですね。ラバーダムを装着しない根管治療は、歯を余計に痛めてしまう可能性もあると考えます。根管治療を受けることになった場合は、精度にこだわり、手間を惜しまずに治療してくれるクリニックを探すと良いでしょう。どんなに優れた補綴物よりも、やはり自然に生えている歯が一番ですので、ご自身の歯を守るためにも歯科に対する意識を高く持っていただければと思います。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯科用マイクロスコープを用いた根管治療/1本5万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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