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山野 悟志 院長の独自取材記事

北山田グリーンデンタルクリニック

(横浜市都筑区/北山田駅)

最終更新日:2022/06/03

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横浜市営地下鉄グリーンラインの北山田駅から徒歩1分、クリニックモールの1階に「北山田グリーンデンタルクリニック」はある。山野悟志院長は患者にモチベーションを保って治療を続けてもらうためには、自分自身の口腔内の状態をしっかり理解してもらうことが大切だと考え、丁寧なカウンセリングを心がけている。山野院長の誠意ある対応に惚れ込み、県外から通う患者もいるという。同院では一般歯科はもちろん、小児歯科や矯正歯科、歯科口腔外科と幅広い分野に対応する同院では、中でも予防歯科を重要視している。「将来的には予防で通う患者さんばかりになり、歯科衛生士が活躍できるクリニックになるのが理想ですね」と爽やかな笑顔で語る山野院長に、診療に対する思いや今後の展望について話を聞いた。

(取材日2019年6月27日/更新日2022年4月25日)

丁寧なカウンセリングで治療計画を患者と共有

広いカウンセリングルームがありますね。

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痛みがある患者さんには応急処置をしますが、そうではない場合、基本的に初回では現在の状態の検査とカウンセリングのみ行います。ご自身のお口の中を理解してほしいという意味も込めて、人間ドックに行ったときと同じように、検査結果はすべてプリントして冊子にまとめて患者さんにお渡ししています。そして、カウンセリングの時に見てもらいながら現状の問題点をお話ししたり、これからの治療計画を一緒に決めたりしているのです。治療のゴールを定め、それを患者さんにも理解していただくことは、最短の期間、最小の費用での通院につながります。また、根気のいる治療になったときもモチベーションを保ちやすくなるでしょう。

そういった丁寧なカウンセリングをしようと考えたのはなぜですか?

大学病院に勤めていた頃、一人ひとりの患者さんにたっぷり時間を取ることができたので、初回は時間をかけてカウンセリングを行っていました。すると、コミュニケーションが取りやすくなり、現状や治療計画に対する患者さんの理解度が高まったのです。患者さんの理解度が高まると、治療がしやすくなっただけではなく、患者さんにより喜んでいただけるようになったのがうれしかったですね。大学病院だけではなく、小規模なクリニックでもこういった丁寧なカウンセリングは必要だし、やらなくてはいけないなと感じていました。ですから、当院ではすべての患者さんに対して、丁寧なカウンセリングを行っているのです。

十分な説明してもらえるのは患者としてもありがたいです。

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歯科医院に行くと皆さん「治してもらった」と言われますが、元に戻ったわけではありません。悪い所を削り取って人工的なものでふたをしているだけです。これを自転車で考えると、パンクした自転車を修理に出すようなものです。修理した自転車はまた同じところがパンクしやすいですよね。虫歯も同じで、治療した所がまた虫歯になりやすく、どんどん脆くなってしまいます。そうならないように予防することが大切。カウンセリングは、それを理解していただく場でもあります。

スタッフそれぞれが考え、良いクリニックづくりに注力

先生の得意な治療を教えてください。

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勤務医時代は歯周病やインプラント治療を専門にやっていました。インプラント治療を多く経験していると言うと「インプラントを勧められるのでは?」と不安に感じるかもしれませんが、当院ではそんなことありません。自分の歯を長く使えるのがベストですから、残せる歯は守る治療を提案させていただいています。もし抜かなくてはいけなくなった場合には、インプラントをご希望でしたらその治療をしますし、義歯をご希望でしたら義歯を作ります。必ずいろいろな治療方法のメリットとデメリットを提示し、患者さんに納得した上で選んでいただく方針です。少しでも気になることがあれば、気軽に相談してください。

設備や機器へのこだわりはありますか? また、感染症対策にも尽力されているそうですね。

当院では根管治療を高い精度で行えるように、歯科用CTやマイクロスコープを導入しました。根管は肉眼では見えないため、どんなに上手な人が治療しても神経が入っていた管内の3割ほどが掃除できていないという論文も発表されているほどで、精密な治療が重要なためです。マイクロスコープは、歯周病の治療など、細かい作業下での治療でも活用していますよ。また、感染症対策のために、ヨーロッパ基準でクラスBの滅菌機器を導入しています。これまで歯科業界の衛生面について問題視する報道が出たこともありますし、自分自身がどのような診療を受けたいかと考えたとき、十分な滅菌は外せないと思ったからです。歯を削る際に使用するタービンも十分な数をそろえているので、使い回しなどの心配なく、患者さんは常に滅菌されたきれいな器具で治療を受けられます。

スタッフについても教えてください。

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当院には現在4人の歯科衛生士がいて、僕含めスタッフ全員が「クリニックの顔はスタッフ」と思い、日々診療しています。歯科医院はどうしても行きたくない場所になりがちなのに、スタッフの対応まで悪いと歯科医院の印象はより悪くなりかねません。最悪の場合、痛みがあっても「歯医者にはもう行かない」と患者さんが思うかもしれません。そう思わせないよう、「ここに来て良かった」と思ってもらえるように、当院ではスタッフが積極的に患者さんとコミュニケーションを取ることを心がけています。また、「自分だったらどうしてもらいたいか」をそれぞれが考えながら、柔軟に対応しています。ネガティブな印象を持たずに来ていただけるクリニックになれたらうれしいですね。

治療ではなく予防のためのクリニックをめざして

どんなきっかけで歯科医師をめざしたのでしょうか。

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高校生の時に老人ホームに行く実習があったんです。老人ホームには寝たきりの方からとても元気な方までいろいろな方がいました。皆さんを見ていると、自分の歯があって食べられる方は意識のしっかりした健康的な方が多いのに対し、胃ろうの方や自分で食事ができず食べさせてもらっている方は寝たきりになって意識がもうろうとしていることが多いようでした。その時に、自分の歯で食べることは、元気でいるために大切だと感じたのです。歯科大学に進む時に、歯科医師はもうからないよと言われたのですが(笑)、逆に考えると歯科の世界を変えていく余地がたくさんあるということ。僕自身は昔、歯科医院が苦手でしたし、歯科医師になるとは思っていなかったので、昔の僕が知ったらびっくりするでしょうね(笑)。

印象に残っている患者さんはいますか?

横浜のクリニックに勤務していた時に来院された、50代の患者さんです。入れ歯が壊れてしまったから作り直してほしいと来院されたのですが、お口の中を見たところ、入れ歯を支える歯もぼろぼろになっていました。抜かなくてはいけないかもしれない、残すならきちんとケアをしなければいけないとお話ししたのですが、「入れ歯だけ作ってくれればいい」とおっしゃり、そのほかの歯の治療を受け入れてもらえませんでした。ところが入れ歯を作り直すため何度か来院され、その中で自分の歯の大切さを少しずつお伝えしたところ、「歯の治療もしようかな」と言っていただけたのです。意識が変わって歯の大切さを理解してくださり、今では自主的に定期検診に通われています。退職する前、詳細は伝えずに開業するとだけお伝えしたところ、わざわざインターネットで探し、こちらを見つけてくれたときはうれしかったですね。

最後に今後の展望と、読者へのメッセージをお願いします。

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歯の治療は歯科医師がメインですが、予防歯科は歯科衛生士がメインになります。つまり、主に歯科医師が活躍する環境は、患者さんにとってまだまだだと思います。ゆくゆくは治療が不要な患者さんばかりになり、歯科衛生士が活躍できるクリニックにしていきたいですね。痛くなってからだと治療を受ける患者さんも大変ですし、時間もかかってしまいます。そうならないように定期的に歯科医院に通い、虫歯や歯周病にならないように予防しましょう。個人差はありますが、特に痛みがなければ年に1~2回の検診をお勧めしています。歯で困ることがないよう、これからも地域の方の健康に貢献していきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/40万円~
マイクロスコープを用いた根管治療/1本5万円~
矯正治療:乳歯列期~混合歯列期/30万、永久歯列期(レジンブラケット)/60万(セラミックブラケット)/75万

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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