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セラミックインレーの種類や
ハイブリッドインレーの特徴を解説

あいおい歯科 新宿駅西口医院

(新宿区/新宿駅)

最終更新日:2020/10/13

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  • 保険診療
  • 自由診療

銀歯の見た目を気にする時代から一転、現在は白く透明感のあるセラミックの詰め物が一般的に使用されている。虫歯治療後に多くの患者がセラミックインレーを希望し、セラミック素材を用いた詰め物の種類もどんどん増えているそうだ。しかし、中にはセラミックインレーとハイブリッドインレーの違いなどをあまり理解できていない人もいるのではないだろうか。「あいおい歯科 新宿駅西口医院」の横江朋子院長は、患者にとってより良い治療を実現するため、インフォームド・コンセントを重視する歯科医師。素材ごとの性質を見極め、高いクオリティーで詰め物を提供することをめざしているという。そこでセラミックインレーの種類やほかの詰め物との違い、実際の治療の流れを院長に聞いた。(取材日2020年9月25日)

セラミックインレーの強度は種類ごとに違いが。経年劣化なども含め、メリット・デメリットを踏まえて選ぼう

Q虫歯治療後の詰め物には、どのような種類がありますか?
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▲虫歯治療後の詰め物の種類について話す横江院長

虫歯治療後に使用する詰め物には、2種類の作製方法があります。一つは口の中で詰め物を直接固めて歯を修復していく「直接法」で、主に保険診療のコンポジットレジンを使用する際に用いられます。もう一つは、歯型を採って歯科技工所で詰め物を作製し、後日詰める「間接法」。この方法は銀歯のほか、自費診療のセラミックインレーやゴールドインレー、ハイブリッドセラミックインレーなどに適用されます。一般的には虫歯ができた場所や症状の程度に応じて2つの治療法を使い分けますが、直接法は間接法よりも歯を削る量が少なく、見た目のきれいさを追求することができるため、直接法での治療が可能な場合はそちらが選択されることが多いです。

Qセラミックインレーについて詳しく教えてください。
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▲患者のライフスタイルに合わせたアドバイスを提供

セラミックインレーは歯の色に近い白色をしており、銀歯と違って見た目の違和感がほとんどありません。一定の強度を持っているため食事の際に摩耗が生じにくく、コンポジットレジンよりも複雑な症例に対応できる点もメリットです。逆にデメリットとしては、金属素材の詰め物と比べると、どうしても破折のリスクがあることですね。特に硬いものを噛んだときなどに、セラミックが割れてしまう可能性があります。また、セラミックインレーの素材にも種類があり、ジルコニア、オールセラミック、ハイブリッドセラミックの順に硬いのが特徴です。その中で当院では、硬過ぎず見た目も良いオールセラミックを中心に使用しています。

Qセラミックインレーとハイブリッドインレーの違いは何ですか?
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▲働く世代が通院しやすい診療体制を整えている

単体素材であるセラミックに対し、ハイブリッドは、セラミックの粉末をレジンという歯科用のプラスチックに配合して作った混合素材です。セラミックの強度をある程度持った、通常よりも硬いレジンと考えていただければと思います。一説によれば、ハイブリッドセラミックインレーはレジンが入っている分、セラミックインレーよりも破折しにくいといわれています。しかし、あくまで私が実際に使ってみた印象としては、セラミックインレーよりも摩耗しやすい面があり、さらに経年劣化による変色が起きることも少なくないように感じています。これらを総合すると、個人的にメリットが大きいと思うのはセラミックインレーのほうですね。

Qセラミックインレーと銀歯の違いは何でしょうか。
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▲患者に合わせたオーダーメイド医療を行う

銀歯は金と銀、パラジウムからなる合金で、強度が高いことと、保険適用のため費用を抑えられることが利点です。その反面、近年はパラジウムと金属アレルギーとの関連性も指摘されておりますので、セラミックと比較すると主なメリットは費用といえるでしょう。また、歯と詰め物の隙間から生じる2次カリエスは、どの素材を使っても絶対に起こらないとは言えません。それでも、素材の精度や使用する接着剤の性質は2次カリエスのできやすさに影響するため、当院では精度の高さにこだわったセラミックを、セラミックと相性の良いレジン系の接着剤で固めて治療しています。

Qセラミックインレーを装着する際の治療の流れを教えてください。
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▲セラミックインレーの治療は基本的に計3回で完了

治療は基本的に計3回で完了し、初回では虫歯を除去した後に裏層材という歯科材料を詰めます。虫歯というのは、歯の外側にあたる硬いエナメル質を一点突破した後、内側のやわらかい象牙質で広がります。そのため虫歯を取った直後は象牙質にぽっかり穴が開いているのですが、この空間を裏層材で埋めることで、詰め物で詰めなければならない箇所を小さくでき、歯を削る量も少しで済むのです。当院ではなるべく歯を削らない治療を心がけており、その一環として裏層材を使用しています。2回目では詰め物の種類や形を決定し、その詰め物が入るだけのスペースをつくるために歯を削ります。それから型採りを行い、3回目で詰め物をセットして終了です。

ドクターからのメッセージ

横江 朋子院長

歯科の技術は日進月歩で、詰め物に関してもさまざまな素材が誕生しています。治療法にも複数の選択肢が存在し、患者さんに合わせてオーダーメイドで提供することが可能になっておりますが、大切なのは治療を受けるご本人が、その内容をきちんと理解した上で選ぶことだと考えています。当院では型採りを行う前に必ず説明の時間を設け、患者さんが十分に納得したことを確認してから治療に進んでいます。治療のメリット・デメリットや費用などについて、わからないことや不安なこともあるかと思いますが、ぜひ当院に気兼ねなくご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

【詰め物】セラミック/5万4000円、ゴールド/6万4800円 ※全て税込み

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